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WAR『ALL DAY MUSIC』 [音楽(洋楽)]

表題のアルバムは1971年に発表された彼らの4枚目のスタジオ・アルバムであり、かつ、彼らの黄金期を迎えることになったアルバムである。(彼らのアルバムの中で最初にゴールドディスクとなったアルバムである。)デビュー・アルバムが全米TOP 20入りを果たすヒットとなったものの、2nd.と3rd.は伸び悩むことになった彼らであるが、4th.アルバムとなる本作でその殻を破り、本作からファンキーなそのサウンドで時代をリードしていくことになった。チャート成績はBillboardで最高位16位、R&Bチャートでは最高位6位を記録し、1972年の年間アルバム・チャートでは11位にランクインしている。(最高位よりも年間順位の方が高いのはロングヒットになったからであるが、こういうのは珍しいことである。)

収録曲は以下の全7曲である。『All Day Music』『Get Down』『That's What Love Will Do』『There Must Be A Reason』『Nappy Head (Theme From 'Ghetto Man')』『Slippin' Into Darkness』『Baby Brother』。

この中からシングル・カットされたのは2曲である。1st.シングルが『All Day Music』(B面は『Get Down』)か゜ヒットし、2nd.シングルの『Slippin' Into Darkness』(B面は『Nappy Head』)はBillboardで最高位16位を記録して、1972年の年間シングル・チャートでは23位にランクインしている。

お薦め曲は、彼らの代表曲の一つになっているヒット・シングルの『Slippin' Into Darkness』、そして『All Day Music』、それ以外からは『Get Down』と『Nappy Head (Theme From 'Ghetto Man')』をピックアップしておく。

曲数は7曲であるが、7分を超える曲が3曲、6分台の曲も1曲あるため、時間は40分を超えているので、「不景気レコード」ではなく、たっぷりとファンキーなサウンドを堪能出来るものである。(ただ、2008年に再発した時に、ボーナス・トラックの追加がなかったところは不満点の一つである。)

サウンドの方は'70'sらしいファンキーなものである。少し時代を感じてしまう所があるのだが、現在ではその部分が'70'sということを伝える魅力にもなっている。ゴールドCDとしてもリリースされたこともある本作は、'70'sのファンキー・サウンドを知る上でも名盤であるだけに、じっくりと楽しんで堪能しましょう!

 

All Day Music

All Day Music

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Avenue Records
  • 発売日: 2008/05/06
  • メディア: CD

↓ゴールドCDはこちら

All Day Music

All Day Music

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: A-Street
  • 発売日: 1995/03/21
  • メディア: CD


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