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「ABBOTT AND COSTELLO MEET FRANKENSTEIN」 [映画(洋画)]

表題の作品は1948年のアメリカ映画「凸凹フランケンシュタイン」である。日本での劇場公開は1954年12月であった。本作もアボットとコステロの人気コンビによる一連のコメディ作品「凸凹」シリーズの1本である。

作品データを記しておくと、時間は83分、白黒作品である。監督はチャールズ・T・バートン、脚本はロバート・リーズ、フレデリック・リナルド、ジョン・グラントの3人、撮影はチャールズ・ヴァン・エンジャー、音楽はフランク・スキナーである。そして出演は、バッド・アボット、ルー・コステロ、ロン・チェイニー・Jr.、ベラ・ルゴシ、レノア・オーバート、ジェーン・ランドルフ、グレン・ストレンジ、フランク・ファーガソン、チャールズ・ブラッドストリート、たちである。

鉄道の荷物係であるチックとウィルバア。2人はある日、ドラキュラとフランケンシュタインのいがいが入った籠をマクドゥガルの化物屋敷に配達した。しかし、ちょっとしたことから死体は逃走してしまった。そんな2人は、満月の夜に本性を現す狼男と言うロウレンス・タルボットという男と出会った。彼は、ドラキュラがフランケンシュタインに脳を提供するのを妨げるために、ヨーロッパからやってきたと2人に告げ、2人もそれに協力することになってしまう。仮面舞踏会の夜、ウィルバアはドラキュラに連れ出されてしまい、付近の島でその脳をフランケンシュタインに取られてしまった。ウィルバアの行方が分からないということで、チックと狼男(タルボット)はウィルバアを捜し始める。なんとかしてウィルバアを発見した2人だったが、ウィルバアは生贄にされようとしていた。そんな時、満月が昇ってきて、その光を受けたタルボットは狼男に変身した。そしてドラキュラに立ち向かって行き、一緒に影から落ちてしまった。チックはウィルバアを助け出して逃げようとする。フランケンシュタインが2人を追って来るのでボートに逃げ込んていく。フランケンシュタインも追ってくるものの、遂に力尽きてしまい、チックとウィルバアは何とか無事に助かったのだった...

往年の怪奇映画でお馴染みのキャスティングがされているなど、遊び心もあるコメディ作品である。コメディ作品になっているため、特にドラキュラ、フランケンシュタイン、狼男というモンスターも全く怖く感じることはない。(「怪物くん」に登場するこの3人のモンスターと同類である。)

モンスターたちもドタバタ・コメディにかかればこうなってしまうのかということになるが、時にはこういうモンスターも悪くないでしょう。兎に角、色々と考えることなく、笑って楽しむということができますからね...

 

↓日本版のビデオです。

凸凹フランケンシュタインの巻 [VHS]

  • 出版社/メーカー: ビクターエンタテインメント
  • メディア: VHS

 

↓輸入版のビデオです。

Abbott & Costello: Meet Frankenstein [VHS] [Import]

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  • 出版社/メーカー: Universal Studios
  • メディア: VHS

Abbott & Costello Meet Frankenstein [VHS] [Import]

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