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毒姫とわたし#17 [ドラマ]

今回は、エリカをダークサイドに引き込もうという所がメインになっていて、小麦と美姫は蚊帳の外に近い状態となっていて、すっかり違ったドラマになっちゃったと言う感じでした。「ハート」の岸本沙良&二宮ゆかりのコンビの物語ではなく、ちゃんを悪の手に引き込もうと躍起になった物語といったら良いですね。また、「不良少女とよばれて」では哲也さんが死んでしまったことで、哲也&笙子の夫婦ということは実現しなかったが、哲也のそっくりさんと結婚した笙子が娘のちゃんに魔の手を伸ばす美園に怒りを見せた物語でもあった、と言うことにしておきましょう。→今回は本作としてつまらなかったので、こういう別の妄想で茶化した方が面白いということです。

美姫と小麦に関するところとしては、妹(と信じている)桜子のために頑張る美姫の姿と、完全に美姫の為に頑張ろうとする小麦の絆の強さ、というところがはっきりとしていて、がっちりと固まっているため、ストーリーとしてのブレはなく、ちょっとぐらい他のことにかき乱されても崩れない土台となっているという安定感が感じられる。(この土台がぶれたら、本作は完全に崩壊してしまうでしょう。)

そんな中、今回は友樹、美園がそれぞれ本性を現してエリカをダークサイドに引き込もうとするということで、悪役のポジションとしてもこの2人が完全に最初の頃の君嶋社長のポジションを奪ってしまいました。(君嶋社長といい、那珂川といい、すっかり影が薄くなっちゃいました...)

美園が春江に、美姫の本当の母と告げたことから、春江はびくびくするようになった。小麦はそんな春江に疑問を持った。(これが次回への繋ぎとなる。)

友樹はエリカに、や年前の事故を起こしたのは自分だと告げ、エリカはショックを受けた。で、美姫に相談しようとするが、美姫は桜子のために頑張っている姿を見て、相談できず、引きこもってしまう。一方、美園はみやびから社長への電話を出るなどで、みやびと美園の間でバトルが勃発する。一緒にランチを食べに行くが、その席で美園はみやびをバカにしたような設定の次回作の構想を語り、みやびは激怒してビンタを食らわせて去っていった。

美姫のエッセイは絶好調で、美園の新作エッセイを抑えて売り上げが1位となる。桜子もその本を読んで、感想を美姫に伝えた。この調子だと、桜子の手術費用もまもなく稼げそうということで、笑顔を見せていた美姫。

一方、美姫の敗れた形となった美園は、美姫を潰すための策略を考え、エリカに接近した。そして、エリカにゴーストになることを口にして、美姫に対抗してエリカのバックアップになることを申し出た。

君嶋社長は小麦に、担当替えを告げ、美園の担当になることを命じた。しかし小麦は、美姫の担当も続けさせて貰うと言い、受け入れられなかったことから美園の担当になることを拒否した。

小麦が桜子の病院を訪れると、春江が誰かと電話で話をしていた。そしてそこで「美姫の本当の母ではない」ということを言う春江の言葉を耳にした。

今回はテンポの良さもなく、単に昼ドラの1回として、それなりの波乱の展開で次の仕掛けを登場させたという、平凡すぎる物語となっていて、特にこれと言うところのない物語でした。テンポの良さや小麦と美姫のコンビの良いところを出してくれないと、失速しただけになってしまうが、そろそろ美姫と小麦のパワーを見せて欲しい所です。(美姫が「必死のパッチ」と言ったり、桜子のことを思う美姫と小麦のやりとりなど、主役の2人に関しては色々と良いところがあるだけに、ボチボチ主役が輝く展開が(久しぶりに)欲しい所である。)

 

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