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10,000 MANIACS『IN MY TRIBE』 [音楽(洋楽)]

表題のアルバムは1987年に発表された彼らのメジャー・デビュー後の2枚目のアルバム(インディーズで1枚発表しているので、通算では3枚目ということになる。)であり、かつ、ブレイクすることになったアルバムである。(チャート成績はBillboardで最高位37位を記録し、ロングセラーになったこともあって、1988年の年間アルバム・チャートでは48位にランクインしている。)

収録曲はオリジナル盤では全12曲であったが、1989年のアメリカ・リリースのCDでは7曲目がカットされて全11曲になり、現在でもUS盤では全11曲となっている。オリジナル盤での収録曲は以下の通りである。『What's The Matter Here』『Hey Jack Kerouac』『Like The Weather』『Cherry Tree』『The Painted Desert』『Don't Talk』『Peace Train』『Gun Shy』『My Sister Rose』『A Campfire Song』『City Of Angels』『Verdi Cries』。(7曲目の『Peace Train』は後に削除されることになった。)

この中からシングル・カットされたのは全部で4曲である。1st.シングルの『Don't Talk』、2nd.シングルの『Peace Train』はチャートインを果たすことが出来なかったが、3rd.シングルの『Like The Weather』がメインストリーム・ロック・チャートで最高位37位、BillboardのHOT 100で68位を記録して、彼らのシングル曲として初めてチャートインを果たすことになった。そして4th.シングルの『What's The Matter Here』はオルタナティブ・チャートで最高位9位、HOT 100では最高位80位を記録している。

お薦め曲は、彼らがブレイクすることになったのはこの曲からであるシングル曲の『Like The Weather』そして『What's The Matter Here』、そしてヒットはしなかったもののシングル曲の『Don't Talk』、それ以外からは『Cherry Tree』『The Painted Desert』『My Sister Rose』という所をピックアップしておく。

チャート成績と言うことでは継のアルバムの方がより上位を記録しているが、セールスと言うことではそのアルバムよりも本作の方が上であって、本アルバムはダブル・プラチナになっている。また、ロング・ヒットとなり、1年半にわたってチャートインしたことからも、本アルバムは楽曲として良いものが集まっていると言うことを証明している。

サウンドの方は派手な所はないのだが、アコースティック系の素朴なものであって、心を癒してくれる優しいサウンドである。確かに、インパクトと言うことではわしづかみにするような派手な所が無いのだが、派手なサウンドは長く聴くと疲れてしまう、飽きやすい、ということも多いのだが、本アルバムにはそレトは正反対で、安心して長く聴くことが出来る要素がある。(だからこそ、ロング・ヒットになったと言うことも聴けば理解できます。)

オルタナ系の優しいサウンドのアルバムと言うことで、心を癒して欲しいと思うときに聴きたくなる曲でもあるだけに、お手元に置いておくことをお薦めしたいアルバムの一つである。

 

In My Tribe

In My Tribe

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Elektra / Wea
  • 発売日: 1995/03/15
  • メディア: CD


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