AMERICA『HOLIDAY』 [音楽(洋楽)]
表題のアルバムは1974年に発表された彼らの4枚目のアルバムである。前作がアメリカで伸び悩んだ(それでも最高位28位を記録している。)が、本アルバムはBEATLESを育てたジョージ・マーチンがプロデュースしたことも話題となって大ヒットを記録したアルバムである。チャート成績の方はBillboardで最高位3位を記録し、1975年の年間アルバム・チャートでは55位にランクインしている。ただ、イギリスの方では伸び悩み、シルバー・ディスクを獲得しているものの、チャートインは果たせなかった。(が、内容とチャート成績は比例関係ではない、ということを教えているアルバムの一つとして知られている。)
収録曲は以下の全12曲である。『Miniature』『Tin Man』『Another Try』『Lonely People』『Glad To See You』『Mad Dog』『Hollywood』『Baby It's Up To You』『You』『Old Man Took』『What Does It Matter』『In The Country』。
この中からシングル・カットされたのは2曲である。1st.シングルの『Tin Man』はBillboardで最高位4位を記録、2nd.シングルの『Lonely People』は銅5位を記録して1975年の年間シングル・チャートでは83位にランクインしている。
お薦め曲は、ヒット曲である『Tin Man』と『Lonely People』、更に『Mad Dog』『Hollywood』『What Does It Matter』『In The Country』という所をピックアップしておく。
本アルバムは、サウンドがポップなものになり、より一段と親しみやすいサウンドを聴かせてくれているアルバムである。フォークを基調としているが、ポップな部分が強くなったことで、とても聴きやすいサウンドで全編を楽しませてくれるアルバムになっている。ということで、本アルバムは彼らのアルバムの中でも人気も高いものの一つになっている。
人気アルバムでもあるだけに、彼らのサウンドを聴く場合、本アルバムは聴いておかなければならないアルバムの一つでもある。が、肩を張らずに、アルバム・タイトルを過ごすように、ゆっくりとリラックスして楽しみましょう。
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