GARO~MAKAISENKI~#3 [特撮]
新キャラのレオと行動を共にした物語で、鋼牙とレオのコンビでの活躍を描いた物語であったが、あの涼邑零も登場したのにはちっょと驚きました。また、物語としてはバイク・アクションがたっぷりということで、これ事態は決して目新しいものではないのだが、最近のヒーロー作品ではあまり見ることのない映像でもあって、この点ではちょっと新鮮でした。ただ、ホラーの表現にCGを使い過ぎているところは、表現上とはいえ、ちょっとうんざりしましたけど...
それ以外では、本作は夜のイメージがあるのだが、陽の光がある状態(半分は魔方陣の力によって、夜を昼間のように照らした状況下という設定でしたが...)での黄金騎士というのは、ちょっと違和感を感じてしまいました。
魔界法師であるレオが作った号竜のコルトを東の管轄に届けることになり、鋼牙とレオが車で届けることになる。
カオルに対して鋼牙が「ドライブに行った」と言っておいて、「男の人」と言うゴンザが今回の唯一の笑わせてくれるところであるが、カオルも「仕事」と理解するところはやっぱりですね。(こんなことでいちいち拗ねているようなカオルではないですし...)ということで、ゴンザとカオルの登場はワンシーンであるが、今回の物語ではスパイスになっていました。
鋼牙の運転する車があるトンネルに差しかかると、ホラー・メルギスが現れた。車を止めてホラー退治をという鋼牙だったが、レオが「僕に任せて下さい」と言い、コルトを起動した。そして、鋼牙にデモンストレーションするように、ホラーを封じ込めた。
しかし、車がダメージを受けたことで、野宿することになってしまう鋼牙とレオ。鋼牙は、号竜はホラーの力を借りたものであって危険だ、と忠告していた。翌朝、コルトがいなくなっているということで慌てるレオ。コルトはホラーによって暴走し、人の血を求めるようになって、バイクに取り憑いた。
鋼牙とレオは直ぐに行動を開始する。鋼牙は、コルトとホラーを分離する作戦に出る。鋼牙が時間を稼ぎ、レオは魔方陣を作り、作戦通りに進んで行く。しかし、バイクに取り憑いたホラーも簡単に対処できない。バイク、更には魔導馬・轟天を駆使し、何とかホラーを封じ込めたが、コルトは損傷してしまった。
東の管轄から受け取りに来たのは涼邑零だった。号竜は修理が必要ということでそれを待っている間に、鋼牙と零が話をしていると、零も鋼牙と同様に、謎の仮面の男から受けた刻印が胸に刻まれていた...
今回のホラーは人間の姿をしていないということ、更にバイクに取り憑いたということで、アイデアとしては良いのだが、やはりバイクを運転するという必要性もあって、全身黒ずくめで、黒いヘルメットのバイカーが取り憑かれたバイクを運転するという形になっていたが、この点は実車作品の限界で仕方のない所なんでしょうね。(アニメならば、無人のバイクが走行することも可能ですが...)二昔前の手作り感に満ちた特撮作品であれば、ミニチュアで無人のバイクを走らせるということをやったでしょうが、疾走感が無い映像になってしまうことを思えば、どっちもどっちである。雨宮慶太作品ということでは、この辺りに一工夫欲しいところであるのだが、今回の物語は雨宮慶太は監督ではなかったということもあって、諦めざるを得ないところなんですかね...この点が今回の物語の唯一のマイナス点でした。(とは言っても、クオリティは高いですが...)
尚、今回は深夜枠らしいサービス映像は無かったが、バイクの暴走という描写自体が深夜でなければアウトということなのかも...
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