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ケータイ刑事銭形海9話[裏ネタ編]PART 4 [ケータイ刑事]

銭形海」の第9話「BS初! ついに舞台だ! ~超豪華!演劇者殺人事件・捜査編」の裏ネタ編・増補の3回目となる今回は、金剛地さんのパフォーマンス編の所に出てきたネタから「ドラマ『探偵物語』」について、「映画『セーラー服と機関銃』」について、「薬師丸ひろ子」について、「松田優作」について、「ほくろ」について記します。尚、「ほくろ」は「・10話[裏ネタ編]PART 4」で記したものをベースにして加筆しました。

また、この物語について過去に記した記事(MBS放送時に記した[改訂版])は「ここをクリック」してご覧下さい。BS-i(当時)での本放送時に記した記事へのリンクもあります。また、この物語についての過去に記した裏ネタ編は2008/6/1付です。

ドラマ『探偵物語』」:1979年9月から1980年4月に日本テレビ系で放送されたドラマであって、全27話である。松田優作主演のドラマであって、私立探偵の工藤俊作が、街の仲間たちの協力を得たり、彼を邪魔者として扱う刑事とのやりとりなどを通して、様々な事件を捜査していくという内容のドラマである。松田優作の代表作の一つであって、現在でも人気の高い作品の一つである。(現在だったら、間違いなくシリーズ化されて製作が続いているでしょうね。が、松田優作が1989年に亡くなり、本作は松田優作のキャラだからこそのドラマであるため、リメイクするということも無いでしょうね...)

尚、原案は小鷹信光、監督としては、村川透、澤田幸弘、西村潔、長谷部安春、加藤彰、小澤啓一、小池要之助、飛河三義、たちが参加しており、主題歌はSHOGUNの『Bad City』(オープニング)、『Lonely Man』(エンディング)である。そして出演(レギュラー)は、松田優作、成田三樹夫、山西道広、ナンシー・チェニー、竹田かほり、倍賞美津子、たちである。

尚、「探偵物語」というと、映画でも何本かがある。但し、そのいずれもが、松田優作主演のドラマとは全く関係ない別作品である。(ぞそぞれの映画同士も、全く関係ない別作品である。)

映画は3本あるが、一番最初は1951年のアメリカ映画の「探偵物語」(原題は「DETECTIVE STORY」)である。シドニー・キングスレーの原作小説の映画化作品である。

作品データは、時間は103分、原作はシドニー・キングスレー、製作と監督はウィリアム・ワイラー、脚本はフィリップ・ヨーダンとロバート・ワイラー、出演はカーク・ダグラス、エリノア・パーカー、リー・グラント、ウィリアム・ベンディックス、キャシー・オドネル、たちである。

2本目は、1983年の角川映画の「探偵物語」である。角川映画の看板スターとなった薬師丸ひろ子主演で、赤川次郎原作の同名小説の映画化作品である。

作品データを記しておくと、1983年7月に劇場公開された角川映画であって、時間は111分、原作は赤川次郎、監督は根岸吉太郎、脚本は鎌田敏夫、撮影は仙元誠三、美術は徳田博、音楽は加藤和彦である。そして出演は、薬師丸ひろ子、秋川リサ、岸田今日子、北詰友樹、坂上味和、ストロング金剛、山西道広、清水昭博、林家木久蔵、藤田進、加藤善博、草薙良一、清水宏、壇喧太、南雲佑介、榎木兵衛、中村晃子、鹿内孝、荒井注、蟹江敬三、財津一郎、松田優作、たちである。

3作目は、2007年の日本映画である。三池崇史監督作品ということで、バイオレンス・ミステリー作品として知られているものである。

作品データは、2007年9月公開のメディアワークス作品で、時間は99分、監督は三池崇史、脚本は白土勉、撮影は田中一成、音楽は遠藤浩二である。そして出演は、中山一也、真木蔵人、長谷川朝晴、菊池亜希子、井上晴美、阿藤快、渡辺裕之、真樹日佐夫、たち、IZAM、角田信朗、風間トオル、内田裕也が「友情出演」となっている。

薬師丸ひろ子」:1964/6/9生まれの女優であり歌手である。1978年に角川映画「野性の証明」のヒロインでデビューし、角川映画で主演を務め、角川映画の看板女優となる。(原田知世、渡辺典子と共に「角川三人娘」と言われるが、人気はずば抜けていた。)

歌手としては1981年の主演映画「セーラー服と機関銃」で同名タイトルの主題歌を歌うことでデビューをする。(以後、現在までに20枚を越えるシングル、9枚のオリジナル・アルバム、1枚のライブ・アルバム、複数のベスト・アルバムをリリースしている。)

「セーラー服と機関銃」のヒットで名実共にトップ・アイドルになり、映画主演、歌手の二足のわらじで人気を得て活躍する。

1984年の「Wの悲劇」のころから演技派女優へと脱皮していき、1986年の「キャバレー」が最後の角川映画への出演となり、以後は演技派女優として活躍する。1997年になって、これまではデビューして間もない時期以来となるTVドラマへ出演し、21世紀になってからはTVドラマにも結構出演するようになった。

映画『セーラー服と機関銃』」:1981年の日本映画であって、1978年に発表された赤川次郎の同名小説の映画化作品である。角川映画の代表作の一つであり、主演の薬師丸ひろ子の人気を不動のものにする大ヒットを記録した作品でもある。同名タイトルの主題歌も薬師丸ひろ子が歌っていて、ヒットを記録している。

物語は、父を事故で亡くして天涯孤独になった女子高生・星泉が、遠い血縁関係がある弱小暴力団・目高組の4代目を継ぐことになり、女子高生でありながら暴力団の組長になり、4人の子分たちと共に、対立するヤクザと戦っていく、という物語である。

クライマックスのシーンで、主人公・星泉が機関銃を乱射し「か・い・か・ん」と言う台詞は余りにも有名なシーンである。

尚、1982年には、原田知世の主演(彼女のデビュー作でもある。)でTVドラマ化(全11話)され、更に2006年には長澤まさみ主演でリメイクのTVドラマとして製作されている。(全7話)

作品データを記しておくと、1981年の角川映画で、公開は1981年12月であった。時間は112分であるが、後に131分の「完璧版」もある。(一部シーンがカットされて公開になったが、それを復活させたものである。)原作は赤川次郎、監督は相米慎二、脚本は田中陽造、撮影は仙元誠三、美術は横尾嘉良、音楽は星勝、主題歌は『セーラー服と機関銃』で歌は薬師丸ひろ子である。そして出演は、薬師丸ひろ子、渡瀬恒彦、風祭ゆき、大門正明、林家しん平、酒井敏也、柳沢慎吾、岡竜也、光石研、柄本明、佐藤允、北村和夫、寺田農、藤原釜足、円広志、角川春樹、斉藤洋介、三國連太郎、たちである。

松田優作」:1949/9/21生まれ、1989/11/6に40歳で亡くなった俳優であり、歌手である。日本人の父と在日韓国人三世の母との間に生まれた日韓のハーフである。

1973年に刑事ドラマ「太陽にほえろ!」に出演して人気を獲得する。(人気を得た後で日本に帰化申請を行ったため、法的には松田優作が本名となり、完全な日本人となった。)

'70年代はアクション・スターとして知られ、特に村川透監督とコンビを組んだ作品は評判も良く、人気も高い作品となった。その後、演技派俳優としても演技力を認められるようになり、'80年代を代表するカリスマ俳優となった。尚、1976年には歌手としてもデビューを果たし、1987年までに8枚のオリジナル・アルバム、5枚のシングルを発表している。

1988年にはアメリカ映画「ブラックレイン」に出演してハリウッド進出を果たしたが、この時、既に癌に侵されていて、1989/11/6に膀胱癌の腰部転移のために死去した。40歳という若さであり、彼の死は多くから惜しまれた。

代表作として、ドラマでは「太陽にほえろ!」「俺たちの勲章」「大都会 PART 2」「探偵物語」などが、映画としては遊戯シリーズ(「最も危険な遊戯」「殺人遊戯」「処刑遊戯」)、「蘇える金狼」「家族ゲーム」「ブラック・レイン」などがある。

尚、妻の松田美由紀は女優であり、息子の松田龍平と松田翔太は俳優となっている。

ほくろ」:漢字では「黒子」と表記する。(「くろこ」と読むと、全く別の意味となって、「裏方さん」のことを指すことになる。よって、文脈によって読みが変わると言うことになるため、これは「難読漢字」の一つということになっている。)また、「痣」または「黶」のように、一文字の漢字もある。

皮膚に出来る点在する黒い斑点のことである。医学的には「色素性母斑(しきそせいぼはん)」と言う。(医学の世界では、小さいものは一般に「黒子(ほくろ)」と言うこともあるが、そこから毛が生えているものは「獣皮母斑」と言って、区別される。)

「ほくろ」が出来るのは、皮膚の一部にメラニン色素を含む細胞(メラノサイト)が周囲より高い密度で集まったことによって生じることになる。また、メラノサイトが一層に並んでいるものは、皮膚の一部が黒い斑点のようになっているだけとなり、普通は「黒子(ほくろ)」と言っているものとなる。しかし、メラノサイトが何層にも重層することがあって、その場合は皮膚が盛り上がっていることがある。(この場合は、色は黒にならない場合もある。)が、これも「ほくろ」と言い、黒くない「ほくろ」もあり得ることになる。

治療法としては、小さいものであれば縫縮することで、大きいものでは植皮術を行うということがあるが、色素性母斑であれば扱い上は「良性腫瘍」ということで、生命が危険になるというものではないので、そのままであっても特に問題は無い。但し、中には悪性黒色腫になるものがあり、これの場合は切除して、その後には植皮した方がよい。(悪性の場合は徐々に拡大していくものでもあるので、次第に大きくなるようであれば、医師の診察を受けた方が良い。そうでなければ、特に大きさが特に大きいというものでなければ気にする必要は無い。)

日本では、平安時代などでは「母糞(ははくそ)」と呼ばれたことがあるが、鎌倉時代には「母黒(ははくろ)」と呼ばれるようになり、それが音韻変化をして、室町時代末期には「ほくろ」と呼ばれるようになったとされている。

英語では「Mole」、ドイツ語では「Nävus」、フランス語では「Nævus」、イタリア語では「Neo」、スペイン語では「Nevus」、ポルトガル語では「Mancha de Beleza」、中国語では「黑痣」と言う。

 

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