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ケータイ刑事銭形零26話(2nd.13話)[裏ネタ編]PART 12 [ケータイ刑事]

銭形零」の第26話(2nd.13話・最終話)「さよなら、愛しき人! ~保険金連続殺人事件」の「裏ネタ編」の増補は今回限りとなり、かつ、「銭形零」の「裏ネタ編」増補も今回限りとなります。で、事件解決語の別れのシーンで五代さんがちゃんに言った言葉から、「かすり傷」について、「」について、ちゃんが返した言葉から「足袋」について、「靴下」について、智恵子さんはこの人と結婚すると言うことになったことから「地元」について、「漁師」について記します。尚、「漁師」は「・12話[裏ネタ編]PART 9」で、「足袋」は「・14話(2nd.1話)[裏ネタ編]PART 6」で、「靴下」は「・20話(2nd.7話)[裏ネタ編]PART 2」で記したものをベースにして、それぞれ加筆しました。

また、この物語について過去に記した記事(BS-i(当時)の再放送時に記した[改訂版])は「ここをクリック」してご覧下さい。(この物語についての過去に記した裏ネタ編は2008/5/22付です。)

かすり傷」:物ったことによって皮膚に出来た浅い傷、擦り傷のことをいう。医学の世界では「擦過傷(さっかしょう)」という。(表皮のみに出来た傷である。)また、比喩的に、特に問題にならないような些細なことをこのように言うこともある。(この場合は医学的な傷ではなく、些細なトラブル、問題点などのことでも言う。)

とは言っても、皮膚の表面の浅い傷だから大したことはないと決めつけるのは問題である。というのは、傷口から破傷風をはじめ、ウイルスに感染する可能性があるためである。(昔は「ツバでも付けておけば良い」と言われていた時代もありましたけど...)一応、傷口は水洗をして異物を除去することである。あとは、消毒しておけば、特に取り立てるほどのことはなく、かさぶたが出来てそのまま完治するのを待てば良い。

英語では「Scratch」、ドイツ語では「Kratzer」、フランス語では「Grattement」、イタリア語では「Graffio」、スペイン語では「Arañazo」、ポルトガル語では「Arranhão」、中国語では「碎白點傷」と言う。

」:「旅行」のことである。普段生活している居住地を離れて、一時的に他の土地に行くことを言う。よって、引っ越しで他の土地に移り住むために移動することは「旅」とは言わず、ある程度の時間が経過すると居住地に戻ってくることである。尚、現在では、通勤や通学のために居住地から他の土地に行くことは「旅」とは言わないが、古くはそのような場合を含めて、居住地を一時的に離れることは全て「旅」と言った。(勤務地に行くことも「旅」と言った。)

尚、「旅行」は「旅に行くこと」が縮まって生まれた言葉であるが、現在では「旅行」は、広義では「徒歩若しくは何らかの交通手段を利用して移動すること」の全般を指し、狭義では「観光地や行楽地などへの観光目的で移動すること」を言う。(通勤、通学や買い物で移動することは「旅行」とは言わない。)

この物語で五代さんが行くと言った「旅行」は、失恋のショックを癒すためのものであって、「傷心旅行」と呼ばれるものである。が、この旅行は気分転換にもなるものである。

英語では「Trip」、ドイツ語では「Reise」、フランス語では「Voyage」、イタリア語では「Viaggio」、スペイン語では「Viaje」、ポルトガル語では「Viagem」、中国語では「旅行」と言う。

足袋」:日本古来の履き物の一つであって、和装の際に用いられるものである。親指の入る部分が独立していて、それ以外の4本の指の部分とに分かれていて、足の形に合わせて作られた布製の履き物である。そして、親指と人差し指の間の部分は草履、下駄などの鼻緒を通す部分となっている。

歴史は古く、鎌倉時代に登場している。但し、当時のものは革製のものを紐を用いて結び、使用していた。これは草履を履く際、特に冬季では足が冷えるということで、防寒用として生まれたものであった。(正に、手袋の足用と言ったものであった。)それが次第に礼装用として用いられるようになっていった。また、江戸時代になって、17世紀中盤になると、木綿製のものが生まれ、これが次第に普及していくことになった。そして江戸時代中期には革製のものは淘汰されてしまう。また、紐を用いたものも減少していって、現在の一般的な形である小鉤掛けのものが生まれ、紐を用いるものは淘汰されていった。

ちなみに、足底にゴム製のものを取り付けて、そのまま外履きとして使用することが出来るようにした「地下足袋」と言うものがあるが、これは「足袋」を元にして考案されたものであって、登場したのは大正末期である。(特に、関東大震災後の復興作業の際に一気に普及した。「じかたび」は「地下足袋」と表記するが、「地下」は当て字である。)「直接土地を踏む足袋」と言う意味であって、「直(じか)に」という意味であって、この中の「じか」の部分に「地下」という当て字が用いられ、それがそのまま広まった。

尚、「足袋」は俳句の世界では「冬」の季語であるが、これは「足袋」は当初は防寒具であったためである。

英語、ドイツ語、フランス語、イタリア語、スペイン語、ポルトガル語、オランダ語など、殆どの言語で日本語をそのままローマ字にした「Tabi」と言う言い方がされる。また、中国語では「分趾鞋襪」または「日本式短布襪」と言う。

靴下」:足先を覆う衣類の一種であって、袋状になっているものである。英語の言い方をそのままにした「ソックス」」という言い方も定着している。尚、通常の靴下は、足の指が別れて入ることがないが、最近では5本の指が別々に入るように、先の部分が分かれている靴下もある。また、足袋は、親指と他の4本の指が別れる形となっていて、2つに別れた形をしている。(但し、「足袋」は履き物であり、そのままで外を歩くが、「靴下」は履き物ではなく、その上から靴を履き、それで外を歩くことになる。よって、靴下と足袋は、形は似ているが、全く別物である。→「靴下」は衣類の仲間、「足袋」は履き物の仲間である。)

靴下はあくまでも衣類であって、靴と素足の間に入るものである。そのため、これを履いた状態では外を歩くことはしない。又、冬場になると、夜寝るときも靴下を履いていると、暖かく寝ることが出来ますね。(冷え性であれば、これは常識ですけど...)

歴史は古く、古代ギリシャや2世紀のエジプトで、布製の靴下が使われていたことが分かっている。中世になると、伸縮性の布を用いた「ホーズ」と呼ばれる靴下が男性の間で使われるようになった。また、編んだ靴下は16世紀に広く普及することになり、ウールや木綿の靴下は17世紀になって大量生産されるようになって普及した。第二次大戦後は、ナイロンや化学繊維の靴下が最も普及するようになっている。

英語では「Socks」(単数形だと片足用のみということになるため、複数形で使われるのが一般的である。)、ドイツ語では「Socken」、フランス語では「Chaussettes」、イタリア語では「Calze」、スペイン語では「Calcetines」、ポルトガル語では「Meias」、中国語では「襪子」という。

地元」:そのことに直接関係する土地のこと、またはその人の住む地域(居住地)のこと、その人の行動範囲、勢力範囲の土地のことである。また、江戸時代には、入会地(いりあいち)を所有する村のことを指していた。

尚、この言葉は「地(ち)」が濁った言葉であるが、ひらがな表記をする場合は「ぢもと」ではなく「じもと」と表記する。

英語では「Hometown」、ドイツ語では「Heimatstadt」、フランス語では「Ville natale」、イタリア語では「Hometown」、スペイン語では「Ciudad natal」、ポルトガル語では「Cidade natal」、中国語では「本地」と言う。

漁師」:「りょうし」と読むが、「ぎょし」という読み方も少ないながらもある。漁をして魚を捕ることを職業としている人のことである。「漁夫(漁夫)」または海人(あま)」という言い方もある。また、複数の漁師が集まっていると「漁民」という言い方をする場合もある。(「漁師」は個人、「漁民」は複数人、若しくは団体のことをいう。)

尚、魚を捕るという行為は、現在では「釣り」または「フィッシング」と呼ばれ、レジャーの一つになっているが、レジャーで漁を行うことはあくまでも趣味の範囲と言うことになり、これを職業にしているとは言えないので、レジャーや趣味として魚を捕る人のことは「漁師」とは呼ばない。

また「漁師」と同じ読みの「猟師」という言葉もあるが、これは狩猟を行うことを職業としている人であって、「漁師」とは全く別である。→同音異義語であるが、漢字という表意文字で記されると、見ただけで意味が分かるというのは便利なところですね。

魚は海、川、湖、池などに生息しているが、それらの中でも川魚を捕る漁師のことを特に「川漁師」と呼ぶ場合がある。(海と湖の魚を捕る漁師のことは普通に「漁師」と言う。)これは、海と湖のように船で漁に出るのとは魚を捕る方法が異なっていることに由来している。(とは言っても、基本的に網を使って魚を捕るということでは変わらないのですが...)

漁師の起源は古く、陸上で狩猟が行われるようになったのとそう変わらない時期に、川辺、海辺などに住んでいた人たちが自然に行うようになったとされている。実際、先史時代の遺跡から、魚の骨などが出ていることから、魚は人類にとって重要な食料の一つになっていたことが明らかにされている。ただ、大きな船を使い、底引き網のような大がかりな道具を用いて、大々的に漁を行うようになったのは近代になってからである。(それ以前にも船で猟に出ることはあったが、船自体もそれほど大きくなかったため、大々的な漁とは言えない。)

英語では「Fisherman」、ドイツ語では「Fischer」、フランス語では「Pêcheur」、イタリア語では「Pescatore」、スペイン語では「Pescador」、ポルトガル語では「Pescador」、中国語では「漁夫」と言う。

 

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