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ANIMALS『THE ANIMALS』(UK) [音楽(洋楽)]

表題のアルバムは1964年10月に発表された彼らのイギリスでのデビュー・アルバムである。ロック創生期に活躍したバンドの一つであって、(第一次)ブリティッシュ・インヴェージョンを代表するバンドの一つとして知られている彼らの記念すべきアルバムであって、現在でも多大な影響を与えているアルバムの一つでもある。本アルバムはイギリスでは最高位6位を記録するヒットになっている。尚、表題に「(UK)」と記しているのは、本アルバムはイギリスでリリースされたものであって、アメリカではリリースされておらず、同名タイトルのアメリカ盤はアメリカでのデビューアルバムとして、全12曲の半数以上が別の曲となっているものがリリースされている。(別途取り上げる予定でいます。)

収録曲は以下の全12曲である。『Story Of Bo Diddley』『Bury My Body』『Dimples』『I've Been Around』『I'm In Love Again』『The Girl Can't Help It』『I'm Mad Again』『She Said Yeah』『Night Time Is The Right Time』『Memphis Tennessee』『Boom Boom』『Around And Around』。

尚、2002年に日本のみで、紙ジャケで再発されたものは、11曲のボーナス・トラックが追加された全23曲の収録となっている。(ボーナス・トラックについては省略する。)

この中からシングル・カットされたのは『Boom Boom』の1曲だけである。(このシングルの前に4枚のシングルがリリースされているが、その内3曲はUS盤には収録されている。)しかし、イギリスではチャートインせず、アメリカではBillboardで最高位43位、カナダでは最高位14位を記録している。

お薦め曲は後にシングルとしてリリースされている『Boom Boom』、そして『Story Of Bo Diddley』『I've Been Around』『The Girl Can't Help It』『Dimples』『Memphis Tennessee』『Around And Around』という所をピックアップしておく。

UK盤の方は、彼らの代名詞であるお馴染みのカヴァー曲集という構成であるため、シングル曲として知られている有名な曲が収録されていないので、違和感があるかも知れないですね。が、お馴染みのシングル曲はベスト盤をはじめ、色んな形でリリースされているので、本アルバムは初期の彼らのスタイルを学ぶことが出来るアルバムでもある。また、カヴァー曲集でもあるため、オリジナルと、また一部の曲は当時の人気UKバンドもカヴァーしていることもあるので、聴き比べを行うことも出来る。(但し、オリジナルや他のバンドのカヴァー曲を集めるのは、それなりに苦労しますけど...→そういう苦労があるからこそ、コレクターとしては挑みたくなるのですが...)

とは言っても、彼らが後塵に与えた影響は大きく、ブルース・ロックというスタイルのサウンドを聴く場合、彼らのサウンドを聴いていないというのは基本を抑えていない恥ずかしいことであるだけに、聴いておかなければならないアルバムである。じっくりと堪能しましょう!!

 

アニマルズ・プラス(紙ジャケット仕様)

アニマルズ・プラス(紙ジャケット仕様)

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: EMIミュージック・ジャパン
  • 発売日: 2002/12/26
  • メディア: CD


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