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ANIMALS『THE ANIMALS』(US) [音楽(洋楽)]

表題のアルバムは1964年9月に発表された彼らのアメリカでのビュー・アルバムである。尚、本国イギリスでは本アルバムはリリースされておらず、同名タイトルで収録曲が異なるイギリス盤がリリースされている。そのため、それを区別するために、表題に「US」と記しておきました。尚、本アルバムはBillboardで最高位7位を記録している。

収録曲は以下の全12曲である。『The House Of The Rising Sun』『The Girl Can't Help It』『Blue Feeling』『Baby Let Me Take You Home』『The Right Time』『Talkin' 'Bout You』『Around And Around』『I'm In Love Again』『Gonna Send You Back To Walker (Gonna Send You Back To Georgia)』『Memphis, Tennessee』『I'm Mad』『I've Been Around』。

この中からシングル・カットされたのは3曲である。彼らのデビュー・シングルでもある『Baby Let Me Take You Home』が1st.シングルであって、イギリスでは15位、アメリカでは102位を記録している。2nd.シングルの『The House Of The Rising Sun』は本国イギリス、そしてアメリカ、カナダ、スウェーデンで1位を獲得し、(西)ドイツで10位、オランダで3位を記録する大ヒットになった。(Billboardでは3週連続の1位であった。)また、1964年のBillboard年間シングル・チャートでは38位にランクインしている。3rd.シングルの『Gonna Send You Back To Walker (Gonna Send You Back To Georgia)』はアメリカで57位、カナダで25位を記録している。

お薦め曲は、彼らの名前を一躍知らしめることになった代表曲である『The House Of The Rising Sun』、シングル曲の『Baby Let Me Take You Home』と『Gonna Send You Back To Walker 』、UK盤にも収録されている『Around And Around』と『I've Been Around』をピックアップしておく。

彼らのデビュー・アルバムは、同年に、一ヶ月違いでイギリスとアメリカで、同名タイトルで収録曲の異なるものとしてリリースされた(USの方が一ヶ月早い。)が、大ヒットを記録したシングル曲が収録されている本アルバムの方が有名であるのは当然である。で、彼らのデビュー・アルバムと言うとUS盤が先に世に出ていることも合わせて、本アルバムである、という認識になっている。ということなので、彼らのサウンドを聴く場合は外せないアルバムと言うことになるのは自然なところである。

しかし、本アルバムを目にすることは殆ど無い。(本アルバムのUS盤のLPを持っていたら、高値が付いていますね。)ということなので、現在では本アルバムのオリジナル・スタイルをということはほぼ不可能になっている。とは言っても、現在では、UK盤にボーナス・トラックが追加されたものが出ているので、そちらがお買い得である。

本アルバム自体はコレクターが探し求めているアルバムと言うことでいいですね...

 

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