ケータイ刑事銭形舞2話[裏ネタ編]PART 4 [ケータイ刑事]
今回からの「銭形舞・裏ネタ編」の再増補は第2話「アモーレ! ~イタリア語教室殺人事件」に突入です。(以前にPART 3まで記しているので、PART 4からということになります。)で、サブタイトルにある言葉から「アモーレ」について、冒頭で舞ちゃんがこれと戯れていたことから「子犬」について、五代さんがこれを頭に巻いて勉強していたことから「ハチマキ」について、そのハチマキに記されていた「恋愛」について、「成就」について記します。尚、「ハチマキ」は「泪・28話(2nd.15話)[裏ネタ編]PART 10」で記したものをベースにして加筆しました。
また、この物語について過去に記した記事(MBSでの再放送時に記したもの)は「ここをクリック」してご覧下さい。(この物語について、過去に記した裏ネタ編は2008/5/31、2009/7/30,8/6付です。)
「アモーレ」:イタリア語の「Amore」であって、日本語に訳すと「愛」である。(言うまでも無いが、銭形本家の長女・愛ちゃんのことではなく、「恋愛」の「愛」である。)
男女間の相手を慕う情のこと、親兄弟、家族の間の慈しみ合う心のこと、好むこと、愛でること、可愛がること、大事にすること、等の意味がある。また、宗教の世界でも「愛」という概念はあるが、宗教によって多少の差がある。(キリスト教では、神が自らを犠牲にして、人をあまねく限りなく慈しむことを言い、仏教では愛欲、愛着、渇愛のことを言う。)
英語では「Love」、ドイツ語では「Liebe」、フランス語では「Amour」、イタリア語では「Amore」、スペイン語では「Amor」、ポルトガル語では「Amor」、中国語では「戀愛」または「愛」と言う。
尚、アイルランドを漢字で表記すると「愛蘭」と記すが、その省略した言い方、表記として「愛」という表記がある。
「子犬」:子供の犬、則ち幼犬のことをいう。尚、何才ぐらいまでの犬のことを指すのかは、特に決まってはいないが、1才までの犬は、英語では「Dog」ではない「Puppy」という言い方をすることもあって、これが一つの目安になっている。(これは、生後1年で、ほぼ成犬の大きさまで成長するためでもある。)
また、同じ読みで「小犬」と表記する場合は、大きさの小さい犬のことを指すが、この場合は子犬も含まれることになる。また、この場合では、成犬でもサイズが小さい犬がいるが、それらも含まれるが、特にどの程度の大きさから小さければ「小犬」と言うのかとい明確な基準はない。
尚、星座に「こいぬ座」(北天にある星座で、首星のプロキオンは、冬の大三角形を構成する星の一つである。また、太陽から11.4光年ということで、太陽系からは比較的近い位置にある星である。)というものがあるが、これは漢字で記すと「小犬座」であって「子犬座」ではない。
英語では「Puppy」、ドイツ語では「Junger Hund」、フランス語では「Chiot」、イタリア語では「Cucciolo」、スペイン語では「Cachorro」、ポルトガル語では「Filhote de Cachorro」、中国語では「小狗」と言う。
「ハチマキ」:漢字で表記すると「鉢巻」と記す。頭の回りに、手ぬぐいなどの布を横回りに巻くこと、及びその風習のこと、もしくは頭に巻く(巻かれた)布のことである。
尚、その時に布を普通に頭に巻くだけではなく、布をねじってから頭に巻くということもあって、この場合も「ハチマキ」と言うが、特に「ねじりハチマキ」と呼ばれることもある。
日本に於いて、昔からあるものであるが、主に精神的な目的で使用されることが多く、精神統一のため、または士気の向上のために用いられることが多いものである。→例えば応援団が用いたり、入試を迎えた受験生が用いることが多いものであり、これらはハチマキを使っている人の代表格となっている。または、祭の時に参加者は法被を着ることが多いが、同時にハチマキをするのが一般的になっている。または、アイドルの応援の時に、熱烈なファンがこれを使っていることも多い。(その場合はたいてい「○○命」(○○はアイドルの名前、または愛称が入る。)という文字の入ったものが使われている。)
歴史は古く、起源は古代日本にまで遡り、祈祷の儀式に於いて、巫女がこれを用いていたのが最初とされている。また、大和朝廷が成立すると、天皇が行う神事や祭事の際、天皇だけが冠の上から白い布を額に巻いていたが、これもハチマキである。(よって、かれこれ2000年近い歴史があると言うことになる。)
広く普及するようになったのは鎌倉時代になってからであって、武士が武装する際、兜の下の烏帽子がずれないようにするために頭に布を巻いたが、これが足軽などに広がっていき、兵士が戦場に向かう際に頭に布を巻くのが一般的になった。(戦国時代になると、兵士のハチマキは、金属製のものを巻くように発展していくが、最初は布(すなわち、現在で言うところの「ハチマキ」)を用いていた。→金属製のものに発展していったのは、刀で額を割られることを防ぐためであり、防具へと発展していくことになる。
戦国時代には、布製のハチマキと金属製のものとが使われるのが当たり前となり、どこの国の兵士でも使っていて、武士の基本となった。江戸時代になると、戦が無くなったことで武士が使うことが少なくなるが、日頃の鍛錬として行われる各種武道に(金属製ではなくて布製のものが)受け継がれていくことになった。尚、武士がハチマキを使用したということでは、幕末に誕生した新撰組が使ったことで、文字入りのものも普及することになった。
文字入りのハチマキは、江戸時代に武道に導入されたことから、ハチマキに新たなものを取り入れることになり、精神的な意味を持つようになる。そのため、気合いを入れる目的で文字が入ったハチマキが登場する。これは「精神論」として更に発展していき、精神論と一体となった「ハチマキ」は第二次大戦の時の日本軍の精神論に繋がり、当時の日本軍の兵士は「必勝」などの文字を入れたハチマキを使うことが当たり前となる。現在のハチマキは、その時代の名残として残った文字入りのものと、以前からのものとがある。尚、応援団員がハチマキを使っているのは、やはり精神論と繋がっているためであり、江戸時代からの武道での用途、更には旧日本軍の精神論の流を受けているものと言うことが出来る。
現在では、精神論から離れて、ファッション的なアイテムの一つにもなっているが、汗を拭くための布という実用的な一面もあって、工事現場の労働者をはじめ、太陽の下で働くことになる労働者(例えば、工事現場の作業員、植木屋の職人などはこれを使っているイメージが定着している。)は実用的なことから利用していることが多い。また、太陽の下での労働者では無いが、板前は作業中にかいた汗が食材に落ちないようにするために、汗拭き用として利用している。
現在では、日本でのファッションという部分が中心になって、世界でも知られるようになった。この場合は、「汗拭き」という実用的なものとしての利用もあるが、多くはファッションとしての利用が中心になっている。そのため、第二次大戦の時の旧日本軍の精神論と一体になった文字(「必勝」「根性」など)の入ったハチマキも、世界ではその言葉の意味と離れて、デザインの一つのような認識となっていて、言葉の意味は取り上げられず、ファッションの一部になっている。
英語では「Headband」、ドイツ語では「Stirnband」、フランス語では「Bandeau」、イタリア語では「 Bandana」、スペイン語では「Venda para cabeza」、ポルトガル語では「Headband」と言うが、近年では日本語をローマ字にした「Hachimaki」という言い方が一般的になりつつある。また、中国語では「頭巾」と言う。
「恋愛」:「愛」のことである。「愛」ではいくつかの意味があるが、「恋愛」と言った場合は、特に男女間での他人に対して抱く情緒的で親密な関係を希求する感情のことを言う。
基本的に「愛」と同じ意味であるため、外国語でも基本的に「愛」と同じ言い方をする。(英語では「Love」、ドイツ語では「Liebe」、フランス語では「Amour」、イタリア語では「Amore」、スペイン語では「Amor」、ポルトガル語では「Amor」、中国語では「戀愛」または「愛」と言う。)
「成就」:物事が達成されること、成功すること、成し遂げられること、出来上がることをいう。また、願い事が叶うことも言う。
「大願成就」「満願成就」「悲願成就」というように、個人で立てた目標を達成した場合などに使われる。(例えば、大学入試で合格した場合などにはよく使われる。)
英語では「Accomplishment」、ドイツ語では「Leistung」、フランス語では「Réalisation」、イタリア語では「Completamento」、スペイン語では「Logro」、ポルトガル語では「Realização」、中国語では「成就」と言う。
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