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ケータイ刑事銭形舞4話[裏ネタ編]PART 5 [ケータイ刑事]

今回からの「銭形舞・裏ネタ編」の再増補は第4話「暗闇の惨劇! ~陰陽師殺人事件」に突入です。(以前にPART 4まで記しているので、PART 5からということになります。)で、サブタイトルにある言葉から「暗闇」について、「惨劇」について、「陰陽師」について記します。尚、「暗闇」は「・8話[裏ネタ編]PART 9」で、「惨劇」は「・27話(2nd.14話)[裏ネタ編]PART 2」で、「陰陽師」は「・4話[裏ネタ編]」で記したものをベースにして、それぞれ加筆しました。

また、この物語について過去に記した記事(MBSでの再放送時に記したもの)は「ここをクリック」してご覧下さい。(この物語に対する過去に記した裏ネタ編は2008/6/5、2009/8/17,24,27付です。)

暗闇」:光が無くて暗いこと、またはそのような場所、そのような時のことを言う。単に「闇」と言う場合や、「真っ暗闇」と言う場合もある。尚、その場所では光が存在しないため、その場所では何も見えることはない。(光を発することもないため、光を外部から与えない限りは何も見えないことになる。)

更に、そこから派生した意味として、「人目に付かない場所」「人の知らない場所」という意味が生まれている。更に、「暗い」という意味から、疚しく非道徳的なこと、理非のわきまえがないこと、という悪意のある物事を指す言葉が生まれている。これは、「暗闇(闇)」というのは「災い」を暗示する言葉として認識されているためである。また「闇」という言葉は、「闇社会」「闇金融」「闇市」「闇金融」「闇取引」「闇討ち」「闇相場」などというような言葉が示している「非道徳的な物事」を示す接頭語にもなっている。(但し「闇○○」という言葉の全てがこれに該当する訳ではなく、「闇夜」「闇雲」「闇闇」などはその代表的な言葉である。)

宗教の世界では、様々な宗教で「光」(「善」や「生」ということを象徴している。)と対極にあるものとして位置づけられていて、「悪」や「死」を象徴するものとされている。特に「闇」と言う場合は「光と闇」というように対にして捕らえられていて、重要なものとされている。

そのため、小説などのフィクションの世界でも「闇」は悪を象徴するものとして様々な所で描かれている。ヒーロー作品では、決まって正義が光、悪が闇として描かれている。

ところで、「ケータイ刑事」と「暗闇」と言うと、銭形本家の上3人の姉妹(ちゃん、ちゃん、ちゃん)が暗所恐怖症ということで、暗闇の中では弱みを見せていましたね。普段は凛々しく、弱いところを全く見せない彼女たちも、弱みを見せたことで、銭形姉妹がより身近なように感じられたところでもありました。(但し、分家姉妹たちにはそういう所がなくなっていて、キャラクターとしての人間的な魅力が減ってしまっていたのが残念な所でもあった。)

尚、英語では「Dark」または「Darkness」と言い、ドイツ語では「Dunkelheit」、フランス語では「Obscurité」、イタリア語では「Oscurità」、スペイン語では「Oscuridad」、ポルトガル語では「Escuridão」、中国語では「黑暗」と言う。

惨劇」:元々は舞台劇に於いて、内容が惨たらしい作品のこと、またはそういう描写を指して言う言葉であった。(あくまでも「劇」の範囲内のこと、則ちフィクションである。)そこから転じて、現実に起こった惨たらしい事件や悲惨な出来事のこと、思わず目をそらしたくなるような出来事のことを指して言うようになった。→これも、言葉は生きものであって、変化していくということを表している所である。

類義語としては「悲劇」という言葉があるが、「悲劇」は悲しい物語、痛ましい物語のことを指すが、「惨劇」はそれよりもより痛ましい、惨たらしいものを指す。(「悲劇」のより強い意味である。)

元々がフィクションの世界で使われる言葉であったため、小説、映画、ドラマなどでも「惨劇」という言葉がタイトルに入った作品は数多い。特にホラー映画や、殺人事件が起こったミステリー・ドラマでは(言葉の意味を考えたら、そうなるのも当然と言えば当然である。)

そんな中から有名な作品をいくつか拾っておくと、1960年のアメリカ映画「アッシャー家の惨劇」(原題:HOUSE OF USHER)がある。これは原作がエドガー・アラン・ポーであり、監督がロジャー・コーマンということで、それぞれの世界(推理小説、ホラー映画)でも評判の高い作品である。また、カルト作品ということでは1981年のアメリカ映画「ファンハウス/惨劇の館」(原題:THE FUNHOUSE)、古典的な作品では1929年のアメリカ映画「グリーン家の惨劇」(原題:THE GREEN MURDER CASE)といったところでしょうかね。

また、'80年代にヒットしたホラー映画の人気シリーズ「エルム街の悪夢」の第3作「エルム街の悪夢3 惨劇の館」(原題:A NIGHTMARE ON ELM STREET 3: DREAM WARRIORS)でも邦題に「惨劇」という言葉が入っている。

それ以外でも、シャーロック・ホームズや金田一耕助が登場する作品でも「惨劇」という言葉がタイトルに入った作品が多数あって、映像化もされているが、映像作品ということでは今一つというものが多いのも事実である。(小説の方がより面白く描かれている。)ということもあって、「惨劇」という言葉がタイトルに入っている映像作品は、スプラッター映画を含むホラー映画の方が派手な作品が多いのも事実である。→特にスプラッター映画は「惨劇」という言葉をピッタリと言い表している作品と言うことも出来ますし...

英語では「Tragedy」、ドイツ語では「Tragödie」、フランス語では「Tragédie」、イタリア語では「Tragedia」、スペイン語では「Tragedia」、ポルトガル語では「Tragedia」、中国語では「慘劇」と言う。

陰陽師」:「おんみょうじ」と読むのが一般的であるが、「おんようじ」という読みもある。陰陽道に基づいて卜筮、天文、暦数を司り、吉凶災福を察知して、その対処に呪術作法を行う者のことである。

日本の古代・律令制度下では、中務(なかつかさ)省の陰陽寮の官職の一つである。(天文博士、陰陽博士、陰陽師、暦博士、漏刻博士が置かれた。)これが後に諸国にも広がり、中世以降は官職以外でも民間の加持祈祷を行う者も「陰陽師」と言われるようになる。

特に、飛鳥時代の吉備真備、阿倍仲麻呂、平安時代の安倍晴明たちは「陰陽師」として有名な存在となっている。(その中でも特に安倍晴明は代表的な陰陽師として知られている。)

また、平安時代後期からは陰陽寮の頭は安倍が世襲で受け継いでいくようになったことから、安倍という姓の陰陽師が多い。

尚、平安時代には大きな力を持つようになった陰陽師であったが、鎌倉時代になって武家社会へと世の中が変わっていくと、凋落していくことになる。しかし、鎌倉幕府でも陰陽道は重用される傾向にあったため、陰陽師は引き続き重要な存在であった。しかし、鎌倉幕府も北条家が実権を握るようになると、傀儡である将軍に取っ手は重要であったが、幕府にとっては形だけということで、凋落していくことになった。

しかし、室町幕府の時代になると、再び幕府が陰陽師を重要視したことで力を取り戻すことになったものの、応仁の乱以降は世の中が乱れ、戦乱期に入り、それどころでは無くなったことで、陰陽師は忘れられる存在になっていった。そして、豊臣秀吉が陰陽師の大量弾圧を行ったことで、平安時代から続いた陰陽師は廃れることになる。

英語では「Yin Yang Fortune-Teller」、ドイツ語では「Yin Yang-Wahrsager」、フランス語では「Yin Yang Cartomancien」、イタリア語では「Yin Yang l'indovino」、スペイン語では「Yin Yang Sortílego」、ポルトガル語では「Yin Yang o Adivinho」、中国語では「陰陽師」と言う。

 

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