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「AUNT JULIA AND THE SCRIPTWRITER」 [映画(洋画)]

表題の作品は1990年の映画「ラジオタウンで恋をして」である。日本での劇場公開は1991年11月であった。ラジオが娯楽の王道となっていた1950年代のラジオ局を舞台にしたコメディ・タッチの人間ドラマである。

作品データを記しておくと、時間は108分、原作はマリオ・バルガス・リョサ、監督はジョン・アミエル、脚本はウィリアム・ボイド、撮影はロバート・スティーヴンス、音楽はウィントン・マルサリスである。そして出演は、キアヌ・リーヴス、バーバラ・ハーシー、ピーター・フォーク、エリザベス・マクガヴァン、ピーター・ギャラガー、ビル・マッカチオン、パトリシア・クラークソン、ジェローム・デンプシー、ダン・ヘダヤ、バック・ヘンリー、ホープ・ラング、ジョン・ラロクエット、ヘンリー・ギブソン、ピーター・マローニー、アンナ・レヴィン、たちである。

1951年のニューオーリンズ。人々はラジオから流れてくるソープオペラに釘付けになっていた時代、そのソープオペラの脚本を書いていたカーマイケルは、その放送局の若手で、ニュース・ライターのマーティンと、20年ぶりに戻って来たマーティンの叔母との関係を知り、それをソープオペラの物語に取り入れていく。が、その一方で彼はマーティンから相談を受けていて、色々なアドバイスをしていたが...

'50年代という古き良き時代を設定としたことが本作のクッションになっていて、これが独特の味わいを出している。また、劇中のラジオドラマが暴走していき、ラジオ局が焼き討ちに遭うなど、展開の方もなかなか面白い。

コメディ作品と言うことになっているが、大爆笑するコメディではなく、人間ドラマを基本として、コメディ・タッチで描いている作品であるので、コメディはちょっとという方でも楽しむことが出来る作品になっている。

尚、現在ではビッグネームになっているK・リーヴスであるが、本作ではまだ次代を担う若手の一人として台頭してきた時期の作品でもあるため、若々しい彼を見ることも出来る作品でもある。(この辺りも現在では注目点の一つになっていると言って良い。)ただ、本作は、かつてはLDでリリースされていたが、現時点ではDVD化もないため、見ようとするとちょっと苦労することになる作品となっていますが...

 

↓ビデオです。

ラジオタウンで恋をして [VHS]

  • 出版社/メーカー: コロムビアミュージックエンタテインメント
  • メディア: VHS

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