ケータイ刑事銭形海13話[裏ネタ編]PART 2 [ケータイ刑事]
今回からの「銭形海・裏ネタ編」の増補作業は、1st.シリーズの最後の物語である第13話「さよなら相棒! 銭形海VS高村一平」に突入です。初回となる今回は、サブタイトルにある言葉から「さよなら」について、「相棒」について、「VS」について記します。尚、「さよなら」は「零・26話(2nd.13話)[裏ネタ編]PART 2」で、「相棒」は「泪・35話(2nd.22話)[裏ネタ編]PART 10」で、「VS」は「雷・24話[裏ネタ編]PART 2」で記したものをベースにして、それぞれ加筆しました。
また、この物語について過去に記した記事(MBS放送時に記した[改訂版])は「ここをクリック」してご覧下さい。BS-i(当時)での本放送時に記した記事へのリンクもあります。また、この物語についての過去に記した裏ネタ編は2008/6/29付です。
「さよなら」:「さようなら」とも言う。また、漢字表記は「左様なら」と記す。(これは難読漢字としても知られている。)元々は接続詞であって、「それならば」という意味であった。また「然様」という表記もあって、「その通り」「そのよう」という意味もあった。それが、いつしか別れの挨拶語として定着したものである。
また、「さいなら」という言い方も広く用いられている。(「さいなら」は基本的に方言であるが、「さいなら」という地域が広く、方言というよりも準・標準語と言っても良いぐらいである。)尚、口語では「さよなら」に負けず、「さいなら」も非常に多く使われている。
尚、別れの言葉として使う場合の表記は、ひらがなを用いることになっていて、現在では漢字表記(「左様なら」)という表記は使わなくなっている。
それ以外の言い方としては「さらば」「あばよ」「バイバイ」などが日常的に使用されている。また、特定の仲間内では、特定の言葉が使われていることもある。(例えばそれ以外の言語での「さようなら」の意味の言葉が使われる。)→挨拶言葉であるため、一通りではなく、異なる言い方が多数あるという特徴がある。
英語では「Good-bye」または「Bye」、ドイツ語では「Auf Wiedersehen」、フランス語では「Au revoir」、イタリア語では「Arrivederci」、スペイン語では「Adiós」、ポルトガル語では「Adeus」、オランダ語では「Vaarwel」、韓国語では「アンニョンヒ カセヨ」、中国語では「再見(ズァイジェン)」と言うが、この言葉は海外旅行する場合は知っていて当然という言葉であるのは言うまでもない。(当然、挨拶言葉である「こんにちわ」「Hello」「Guten Tag」「Bonjour」「Buongiorno」「Buenos días」「Oi」「Hello」「アンニョンハセヨ」「ニイハオ」という言葉とペアにして知っておくのが当然である。)→同じ言語であっても複数の言い方があるが、上記単語は基本中の基本である。
尚、各言語でも、それ以外の言い方も数多い言葉でもある。これは挨拶言葉ならではの特徴であって、言う相手との関係に応じて使い分けが行われることが多いためである。(が、複数の言い方までは知らなくても、基本的な単語は覚えておくべきである。)
「ケータイ刑事」では「愛」「泪・2nd.」「雷・1st.」以外は全て1クール単位で銭形/相棒のコンビが変わることになる区切りの物語となっている。相棒が変わることになったのは「泪」からである。ということで、「ケータイ刑事」でも「さよなら」ということになる物語もすっかり定番になってしまいましたね...
「相棒」:何かの物事に対して、基本的に2人で行う時、組になって一緒にその作業を行う仲間のこと、その相手のことを指して言う言葉である。別の言い方としては「パートナー」「相方」などがある。また、古語では、1つの駕籠を前後で担ぐ相手(駕籠屋)のことを指している。
語源は、古語の「相棒」である駕籠を一緒に担ぐ際、二人一組になって長い棒を使って駕籠を担いでいたことから来ている。(大名などが乗る大きな駕籠の場合は、担ぐのは2人ではなく、より多くの人数で担いでいたが、一般的な駕籠は2人で担ぎ、駕籠の前後に1人ずつ入って駕籠を担いだが、これが基本である。見方を変えると、1本の棒の前後に2人の人間が立って棒を担ぎ、その間に駕籠が入るということになる。)で、同じ(1本の)棒を担ぐ相手のことを「相棒」と呼び、二人一組ということから「相棒」と呼ばれるようになった。(「相棒」の「棒」は文字通りもその「棒」のことを指していて、本当に「棒」が語源になっている。)語源からも分かるが、「相棒」と言うのは、基本的に2人組に於ける自分以外のもう1人のことを指すものである。よって、3人組以上の場合は「相棒」とは言わない。
尚、「相棒」と呼ばれるその人と自分を含めて言う場合は「二人組」「デュオ」「コンビ」「ペア」などと呼ばれていて、全て「二人一組」というものである。英語では「仲間」という意味から「Pal」や「Mate」と言ったり、「Partner」という言い方もある。尚、英語では男同士の場合は「Buddy」と言うが、それ以外の組合せ(男女も若しくは女同士の場合)ではこの言い方はしない。それ以外の言い方もあって、英語では「Fellow」ということもある。また、ドイツ語では「Kerl」、フランス語では「Associé」、イタリア語では「Individuo」、スペイン語では「Compañero」、ポルトガル語では「Da Mesma Categoria」、中国語では「夥伴」と言う。
また、「相棒」というと、二人組の主人公の物語として、「バディもの」「バディ・フィルム」「バディ・ムービー」「バディ映画」と呼ばれる作品が映画やドラマの世界には多数存在している。最近では主人公が2人組であれば「バディもの」と呼ぶようになっているが、本来の「バディ」という言葉は男同士の2人組のことを指し、日本語では籠担ぎの2人組が男同士の2人組である「相棒」のことを指していた。
が、言葉とは変化していくものであって、女同士、または男女の二人組が主人公となる作品は「Buddy」とは言わなかったのだが、いつしか男女の2人組、または女同士(=女の2人組)が主人公であるものも「バディ」という言葉が使われるようになった。(ちなみに、1991年の映画「テルマ&ルイーズ」は主人公が女の2人組のロードムービーであるが、公開当時は「バディもの」と呼ばれることは全くなかったが、現在ではこの作品も「バディもの」という扱いになっている。)そのため「ケータイ刑事」も本良今言葉の意味では「バディもの」ではないが、言葉の意味が変化した現在の定義では「バディもの」ということになる。
「バディ」という言葉を正しく適用した場合、「バディもの」と言われる作品としては、映画「リーサル・ウェポン」「48時間」、テレビドラマの「相棒」「あぶない刑事」などがある。しかし、言葉の変化によって男女の二人組が活躍する本作「ケータイ刑事」シリーズや、TVドラマと映画版の「Xファイル」などは製作当時には既に「バディもの」と言われるようにっていた。また、古い作品で当時は「バディもの」とは呼ばなかった昔の作品でも、「俺たちに明日はない」なども現在では「バディもの」と呼ばれている。
また、「相棒」というタイトルのドラマがヒットしてシリーズ化されているが、そのシリーズには「ケー刑事」関係者も結構関わっている。(但し、放送局が系列では無い。)「ケータイ刑事」関係者では、麻生学監督が監督として参加しているのをはじめ、ゲスト出演者も何人かが「相棒」にも出演している。しかし銭形姉妹の中では「相棒」に出演したことがあるのは「シーズン10」の8話までの時点で、泪の黒川芽以さん(シーズン7の第17話に出演している。)だけである。
「VS」:英語の「Versus」の省略形であって、「○○に対する」「対」という意味である。また、スポーツをはじめとする各種競技で、対戦する両者を「VS」ではさみ、「A VS B」と表記して、「A対B」ということを表す。また、このように対戦する両者を「VS」と記すことで、雰囲気を盛り上げることにもなる。(「対」で挟んだ場合よりも記号として見えることが多いことから、盛り上がりますね。)
尚、「VS」は省略語であるが、「VS.」と言うように省略を意味する「.」を付けること無く「VS」と表記するのが一般的であるが、「V.」と表記されることもある。→庫のことから「VS」という言葉は「○対決○」という意味を表す言葉になっているということも出来る。
また、ドイツ語では「Gegen」、フランス語では「Contre」、イタリア語では「Contro」、スペイン語、ポルトガル語では「Contra」、中国語では「對」と言う。
また、それ以外の意味としては、二文字のアルファベットであることから、他の言葉の省略した形の表記でもある。例えば、日本では使われることが無いが、ドイツ語では「アメリカ合衆国」のことを「Vereinigten Staaten」というため、ドイツ語で「VS」と表記すると、アメリカ合衆国のことを指す。
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