ASSOCIATION『AND THEN... ALONG COMES THE ASSOCIATION』 [音楽(洋楽)]
表題のアルバムは1966年に発表された彼らの1st.アルバムである。1965年に結成されて、'60's後半には数多くのヒット曲を放ったことで、'60'sを代表するアメリカン・ポップス・グループとして知られているらの記念すべきデビュー・アルバムである。(彼らは現在でも現役のグループとして活動を続けている。)チャート成績はBillboardで最高位5位を記録している。
収録曲は、オリジナル盤では全12曲であったが、2011年に12曲のボーナス・トラックを追加して24曲収録したものがリリースされている。オリジナル盤の収録曲は以下の通りである。『Enter The Young』『Your Own Love』『Don't Blame It On Me』『Blistered』『I'll Be Your Man』『Along Comes Mary』『Cherish』『Standing Still』『Message Of Our Love』『Round Again』『Remember』『Changes』。(以下、ボーナス・トラック)『Better Times』『Where Were You』『One Too Many Mornings (NON-LP 45)』『Forty Times (NON-LP 45)』『Along Comes Mary(Single Version)』『Cherish(Single Version)』『Enter The Young(Single Version)』『Along Comes Mary(Instrumental)』『Remember(Instrumental)』『Your Own Love(Instrumental)』『Better Times(Instrumental)』『Where Were You(Instrumental)』。
この中からシングル・カットされたのは2曲である。1st.シングル(アルバム未収録のシングル曲が2曲あるので3枚目のシングルになる)の『Along Comes Mary』はBillboardで最高位7位を記録し、2nd.シングルの『Cherish』は3週連続1位を獲得し、1966年の年間シングル・チャートでは堂々の2位にランクインする大ヒットになった。
お薦め曲はヒット・シングルの『Cherish』と『Along Comes Mary』、そして『Enter The Young』『I'll Be Your Man』『Standing Still』『Message Of Our Love』という所をピックアップしておく。
サウンドは'60'sポップスであるが、ややロック寄りの所もある。全体的にはキャッチーで親しみやすいものであって、それほど嫌われることのない優しいポップスである。
彼らはデビューしてから本アルバムのヒット、そして全米No.1シングルを生んだことでいきなり大活躍をするようになったが、彼らのピークは'60'sである。(本アルバムでロケット・スタートをして、'60'sはその勢いで突っ走ったと言ったら良いですね。)本アルバムにはその彼らの輝く粒ぞろいの曲が詰まっていて、楽しませてくれるものに仕上がっている。ということで、'60'sサウンドを堪能することも出来、彼らのアルバムの中でも充実している作品であるだけに、是非とも聴いておきたいアルバムの一つである。(ベスト盤で済ませずに、本作はしっかりと全曲聴いておきたい所である。)
And Then…along Comes the Assoc
- アーティスト:
- 出版社/メーカー: Now Sounds
- 発売日: 2011/04/25
- メディア: CD
& Then Along Comes the Association
- アーティスト:
- 出版社/メーカー: Collector's Choice
- 発売日: 2006/05/16
- メディア: CD
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