ALISON KRAUSS『I'VE GOT THAT OLD FEELING』 [音楽(洋楽)]
表題のアルバムは1990年に発表されたアルバムである。(彼女のソロ名義では3枚目、UNION STATIONを率いているものを含めると4枚目のスタジオ・アルバムとなる。)同時に、彼女のアルバム手としては初めてチャート・インしたアルバムでもある。(と言っても、カントリー・チャートであって、ブレイクするのにはもう少し時間がかかることになります。)
収録曲は以下の全12曲である。『I've Got That Old Feeling』『Dark Skies』『Wish I Still Had You』『Endless Highway』『Winter Of A Broken Heart』『It's Over』『Will You Be Leaving』『Steel Rails』『Tonight I'll Be Lonely Too』『One Good Reason』『That Makes One Of Us』『Longest Highway』。
この中からシングル・カットされたのは2曲である。1st.シングルの『Steel Rails』はBillboardのカントリー・チャートで最高位73位を記録している。続いて、アルバム・タイトル・ナンバーでもある『I've Got That Old Feeling』がカナダのカントリー・チャートで最高位82位を記録している。(あくまでもカントリー・チャートないでのヒットであったため、こぢんまりとしたヒットであった。)
お薦め曲は、アルバム・タイトル・ナンバーあり、シングル曲でもある『I've Got That Old Feeling』し、シングル曲の『Steel Rails』、更に『Endless Highway』『Will You Be Leaving』『That Makes One Of Us』という所をピックアップしておく。
サウンドの方はブルーグラスであって、アコースティックなサウンドであって、素朴なものである。が、彼女の歌唱力と豊かな表現力をたっぷりと堪能できる仕上がりになっているだけに、ブルーグラスとしては結構派手な所のあるアルバムになっている。
カントリーがお好きな方や、アコースティック系のものがお好きな方、更にボーカルものがお好きな方であれば、じっくりと聴きたくなるようなアルバムである。
ただ、カントリー系のアルバムということで、収録時間が短めで、12曲あるのに34分半を越えたところという収録時間の短さ(1曲平均が3分に達していない。)は不満点として感じてしまうでしょうね。(ただ、34分のカントリー・アルバムであれば、このジャンルのアルバムとしては短いとは言えない数値でありますが...→ボーナス・トラックか、前作などとの2 in 1にして貰いたいところですけど...)
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