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BILL WITHERS『STILL BILL』 [音楽(洋楽)]

表題のアルバムは1972年に発表された彼の2nd.アルバムであり、かつ、彼のアルバムでは最大のヒットとなったアルバムである。(全米No.1シングルも生まれている。)ソウル・アルバムであるが、「ニュー・ソウル」と呼ばれるものの代表的なアルバムとして語られる名盤である。尚、チャート成績はBillboardで最高位4位を記録し、1972年の年間アルバム・チャートでは44位にランクインしている。

収録曲は以下の全10曲であったが、2003年に再発された時に2曲のボーナス・トラックが追加されて全12曲になっている。収録曲は以下の通りである。『Lonely Town, Lonely Street』『Let Me In Your Life』『Who Is He (And What Is He To You)?』『Use Me』『Lean On Me』『Kissing My Love』『I Don't Know』『Another Day To Run』『I Don't Want You On My Mind』『Take It All In And Check It All Out』。(以下、ボーナス・トラック、カーネギーホールでのライヴである。)『Lonely Town, Lonely Street (Live)』『Let Me In Your Life (Live)』。

この中からシングル・カットされたのは全部で3曲である。1st.シングルの『Lean On Me』は3週連続1位を獲得する大ヒットとなって彼の代表曲になった。また、1972年の年間シングル・チャートでは7位にランクインし、イギリスでは最高位18位記録している。2nd.シングルの『Use Me』は最高位2位を記録して、1972年の年間シングル・チャートでは79位にランクインしている。そして1曲挟んでからシングル・カットされた『Kissing My Love』は最高位31位を記録している。

お薦め曲は大ヒットを記録したシングル曲の『Lean On Me』と『Use Me』、そして『Kissing My Love』、更に『Let Me In Your Life』『Another Day To Run』『I Don't Want You On My Mind』という所をピックアップしておく。

ファンキーな曲やゴスペル的な曲もあるなど、結構幅が広いサウンドを胆嚢出来る内容となっている。しかし、共通しているのは音楽的にはシンプルな構成の曲ばかりと言うことである。複雑なことをしなくてもソウルフルな彼のボーカルがしっかりしているため、余分なことをしないという所は、彼の持ち味をたっぷりと堪能出来るところであって、じっくりと聴きたくなるところである。

'70's前半のソウル・ミュージックは、'70'sソウルを確立することになる重要な時期であるが、当時、時代をリードしたサウンドであるだけに、じっくりと聴いておきたい一枚である。じっくりと堪能しましょう!!

 

Still Bill

Still Bill

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Sbme Special Mkts.
  • 発売日: 2003/01/28
  • メディア: CD

スティル・ビル(紙ジャケット仕様)

スティル・ビル(紙ジャケット仕様)

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: SMJ
  • 発売日: 2010/04/07
  • メディア: CD

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