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「BANDOLERO!」 [映画(洋画)]

表題の作品は1968年のアメリカ映画「バンドレロ」である。日本での劇場公開は1968年9月であった。南北戦争直後の混乱期を舞台とした娯楽色の強いアクション西部劇である。

作品データを記しておくと、時間は108分、原作はスタンリー・L・ハフ、監督はアンドリュー・V・マクラグレン、脚本はジェームズ・リー・バレット、撮影はウィリアム・H・クローシア、音楽はジェリー・ゴールドスミスである。そして出演は、ジェームズ・スチュワート、ディーン・マーティン、ラクエル・ウェルチ、ジョージ・ケネディ、ハリー・ケリー・Jr.、アンドリュー・プライン、ウィル・ギア、クリント・リッチー、デンバー・パイル、トム・ヒートン、ルディ・ディアス、ショーン・マクローリー、ドナルド・バリー、たちである。

南北戦争の直後、除隊していった兵隊の中には、西部へ流れて行き、富と冒険を求めていった者たちかせいた。メイスとディーの兄弟もそういう男たちの一人であった。が、ディーはテキサスのバル・バードの町で仲間たちと組んで銀行強盗を行って、ジョンソン保安官に捕らえられてしまう。しかも、この時ディーは、たまたま現場にいた牧場主のストーナーを射殺してしまったのだった。で、裁判で処刑されることが決まる。一方、メイスはこの一件を知ると、ディーの処刑の日、役人に化けてディーを救い出し、行きがけの駄賃とばかりに銀行を襲って1万ドルを強奪して逃げ、ストーナーの牧場に行った。そして未亡人・マリアとカウボーイたちを捕まえて、水や食物を手に入れる。そんな所にジョンソン保安官たちが現れ、激しい銃撃戦となる。ディーたちは何とかその場を脱出し、マリアたちを連れてメキシコへと逃げて行き、メイスもそれを追った。そんな中、ディーの手下がマリアを暴行した。それをディーガ助けた。そしてこの時からディーとマリアの間には恋が芽生えることになる。一行はメキシコのサビナスの町にやってきた。この町は盗賊団に荒らされて、現在は死の町と化していた。そんな所にジョンソン保安官たちが追いついて、ディーたちは窮地に陥る。が、そんな所にメキシコの強盗団が襲ってきた。これに対抗すべく、保安官たちとディーたちは強盗団に立ち向かい、激しい銃撃戦となる。そんな中、マリアが捕らえられてしまうが、ディーガ救出する。しかし、負傷したディーはマリアに気持ちを打ち明けると息を引き取ってしまう。更にマリアも息絶え、メイスも死んでしまった。一方、保安官は遂に強盗団を撃退した。で、保安官はディーたち3人を葬ると、メイスが奪った金を回収して故郷に帰っていった。

物語としては、複雑なものではないが、娯楽作品ということでは実に分かりやすく、アクション、恋などの必要な要素が散りばめられているので、たっぷりと楽しめる作品に仕上がっている。また、'60'sの伝説的な美人女優となっているラクエル・ウェルチが実に魅力的であるので、華の方もしっかりとしている。

娯楽作品としては一級のものになっているので、最近は殆ど制作されない西部劇の娯楽作品として楽しんでみるのは如何???

 

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