ケータイ刑事銭形舞9話[裏ネタ編]PART 5 [ケータイ刑事]
今回からの「銭形舞・裏ネタ編」の再増補は第9話「最強の心理学者VS銭形舞」に突入です。(以前にPART 4まで記しているので、PART 5からということになります。)で、今回はサブタイトルにある言葉から「最強」について、冒頭で舞ちゃんが口にした「事件」について、「現場」について、五代さんが自慢げに言っていた「大学」について、「先生」について、そして舞ちゃんたちはこれを耳にしたことから「悲鳴」について記します。尚、「事件」は「海・8話[裏ネタ編]PART 2」で記したものをベースにして加筆しました。
また、この物語について過去に記した記事(MBSでの再放送時に記した改訂版)は「ここをクリック」してご覧下さい。(この物語に対する過去に記した裏ネタ編は2008/6/21、2009/9/28,10/1,2付です。)
「最強」:一番強いことをいう。但し、「強い」という評価は絶対的に不変なものと、相対的に変化するものとがあるので、対象となる事柄によってはいつまでも「最強」ということは続かない分野もある。(スポーツなどはそうですね。前年のチャンピオン・チームが翌年も最も強いとは限りませんし...)一方、ルールとして強さが定められている分野では、ルールが変更されない限り、「最強のもの」は最強であり続けることになる。
英語では「Strongest」、ドイツ語では「Stärkste」、フランス語では「Plus Fort」、イタリア語では「Più Forte」、スペイン語では「Más Fuerte」、ポルトガル語では「Mais Forte」、中国語では「最強」と言う。
「事件」:いくつかの意味があるが、大別すると「事柄」「事項」という意味、日々起こる出来事の中でもめ事となった出来事、若しくは人が何らかの意図を持って、故意に損害を生じさせるなどのような悪い出来事のこと、という意味、そして法的な訴訟事件の省略した言い方の3つに分けられる。
一般的には、故意に損害を生じさせた出来ごととして、犯罪性のあるものと認識されている。(刑事事件になった出来事のこと、及び世間を騒がせた出来事のこと。)
しかし、言葉の定義から、犯罪性のない「事件」も多数ある。(実際はこちらの「事件」の方が多い。)というのは、特許、商標の登録に関する異議を訴えた場合も「○○事件」と呼ばれるのをはじめ、民事で裁判に訴えたものも全て「事件」として扱われるためである。(離婚調停なども裁判になると「事件」になる。)これは「訴訟事件」のことを略して「事件」と呼ぶためである。(刑事裁判は犯罪性がある事件であるが、民事裁判は犯罪性の無いものが殆どである。→民事と言っても、内容によっては刑事事件の要素があって、犯罪性がある場合もある。)
また、身近なところでは、市役所/役場で住民票の請求を行っても、これは法的な手続きに従う事項であるため、「事件」ということになるが、ここには犯罪性は全く無いのは言うまでも無い。
この物語では、「出来事」という意味であって、損害が生じているような出来事ではないが、五代さんにとっては重要な出来事だったということで、本人にとっては「事件」と感じるだけの事柄、出来事だったというだけでした。→舞ちゃんが「な~んだ、事件でも何でもないじゃん」と冷ややかに反応していたのが全てでした。
英語では「Case」、ドイツ語では「Fall」、フランス語では「Cas」、イタリア語、スペイン語、ポルトガル語では「Caso」(但し、発音は異なる。)、中国語では「事件」または「案件」と言う。
「現場」:物事が現在行われている場所のこと、作業を行っている場所のこと、実際に物事が行われた場所のこと、実地のことを言う。
日常、よく耳にする「現場」としては、事件や事故が(実際に)起こった「事件現場」、工事が実際に行われている「工事現場」、工場で実際に生産が行われている「生産現場」、作業を行う「作業現場」などがある。→仕事をする事務所、勉強する学校(の教室)なども作業現場ということになる。
英語では「Scene」「Site」「Field」「The Spot」という言葉があり、ドイツ語では「Die Stelle」、フランス語では「La Tache」、イタリア語では「La Macchia」、スペイン語では「La Mancha」、ポルトガル語では「A Mancha」、中国語では「現場」と言う。
「大学」:学術の研究、及び教育の最高機関である。現在の大学は学校教育法に基づいて設置されているが、日本では明治になってから西欧の大学を手本にして設立され、西欧では中世(11世紀)に誕生した大学が起源となっている。(最初の大学とされるのは、イタリアに生まれ、現在のボローニャ大学とされている。)次いでイギリスのオックスフォード大学が11世紀末に誕生している。
尚、大学を卒業した人がその上に学ぶ場所として大学院があるが、大学院は大学に設置されるものの一つであり、組織上は大学に含まれることになる。(大学院しかなく、学部の無い「大学院大学」も一部にあるが、それも教育法では「大学」扱いである。)
英語では「University」、ドイツ語では「Universität」、フランス語では「Université」、イタリア語では「Università」、スペイン語では「Universidad」、ポルトガル語では「Universidade」、中国語では「大學」と言う。
「先生」:いくつかの意味があるが、一般的には「学校の教師」「塾の講師」などのように勉強を教えることのことを言う。それ以外では、医師、弁護士、政治家などのような指導的な立場にある職業の人にたいして、または小説家、芸術家、マンガ家などのように作品を生み出す職業の人に対する敬称として使われている。また、文字通りの意味であるが、「先に生まれた人」という意味もある。
または、他人に対して親しみを込めて言う場合の敬称として使われたり、からかう場合に使われる敬称でもある。
また、勉強を教える日とという意味から派生して、技芸を教える人のことも「先生」と呼ぶが、この場合は「師匠」(教えられる方は「弟子」となる。→師弟関係が成立する。)と呼ぶ場合もある。
学問の世界は、古くから師弟関係が構築されていて、それが受け継がれ、また弟子が師匠の教えを発展させることで発展してきたという歴史がある。また、伝統芸能、工芸などでも同じである。(現在では落語家、大相撲なども師弟関係で育てられる世界となっている。)
尚、英語では「Teacher」または「Master」、ドイツ語では「Lehrer」、フランス語では「Professeur」、イタリア語では「Insegnante」、スペイン語では「Maestro」、ポルトガル語では「Professor」、中国語では「老師」と言う。
「悲鳴」:驚いたり、恐怖、苦しみなどから人がとっさに発する声のことである。意識して発する声ではなく反射的に発する声であるため、叫び声のようなものになるのが一般的である。
または、第三者に助けを求めることや、本来は苦しいことであるのに、それが喜ばしいことである場合に言う「嬉しい悲鳴」という言葉がある。
この物語では、(死体を見たということから来る)驚きの声として発せられたものであったが、こういう形の悲鳴というのは一般的な悲鳴である。(で、その声が助けを求める合図にもなって、人が集まってくる、というのは良くあることである。)
英語では「Scream」、ドイツ語では「Schrei」、フランス語では「Cri」、イタリア語では「Grido」、スペイン語では「Grito」、ポルトガル語では「Grito」、中国語では「哀鳴聲」と言う。
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