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ケータイ刑事銭形海17話(2nd.4話)[裏ネタ編]PART 5 [ケータイ刑事]

銭形海」の第17話(2nd.4話)「明日のスターを目指せ! ~芸能プロダクション社長殺人事件」の裏ネタ編・増補の4回目となる今回は、五代さんが口にした言葉から「バイプレーヤー」について、「一撃」について、柴田さんが持ってきた女子トイレから発見された物である「ハンカチ」について、「手袋」について、「小瓶」について記します。尚、「バイプレーヤー」は「・39話(2nd.26話・AS3話)[裏ネタ編]PART 10」で、「ハンカチ」は「・15話(2nd.2話)[裏ネタ編]PART 3」で、「手袋」は「・18話(2nd.5話)[裏ネタ編]PART 3」で記したものをベースにして、それぞれ加筆しました。

また、この物語について過去に記した記事(MBS放送時に記した[改訂版])は「ここをクリック」してご覧下さい。BS-i(当時)での本放送時に記した記事へのリンクもあります。また、この物語についての過去に記した裏ネタ編は2008/7/27付です。

バイプレーヤー」:、映画、演劇、テレビドラマの脇役のことである。尚、英単語「Byplayer」というものは無く、これは和製英語である。英語では「Supporting Actor」と言う。

脇役とは、劇(映画、テレビドラマを含む)において、主役以外の全ての役ということになる。(一応、主役を助けて副次的な役割をする役者、ということになる。)そのため、厳密に言うと、主役と絡む重要な役の場合から、主役とは絡まないもののそれなりに重要な役、更には台詞もない通行人、店の客、殺されただけの死体役、なども全てが含まれることになる。しかし、一般的には、台詞もない役の場合は「エキストラ」と呼んで、「脇役」には含まない考えをすることになっている。

また、主役では無くて副次的な役割を務める、という意味から転じて、表面に出ることのない補佐役、縁の下の力持ち、ということを指して言う言葉でもある。

能や狂言では、主役のことを「シテ(漢字では「仕手」と記すが、カタカナ表記をするのが一般的)」と呼んでいて、その相手を務める役者のことを「ワキ(漢字では「脇」と記すが、カタカナ表記をするのが一般的)」と言うが、この「ワキ」が「脇役」の語源である。

ただ、日本語で「脇役」と言うと、イメージが悪いこともあって、連続ドラマなどでは、その登場の頻度によって、毎回登場する場合は「レギュラー」、毎回では無いが時々登場する場合を「準レギュラー」、1回きりの登場の場合を「ゲスト」などと呼んでいる。

脇役は、主役を引き立たせる重要な存在である。舞台では1人舞台と呼ばれて、主役しか登場しないという作品もあるものの、映画やテレビドラマであれば、登場人物は1人ではない。(確かに、主役が登場するのが時間的には最も多いですが...)主役と脇役が噛み合ってこそ、作品として成立するものである。そのため、主役を引き立てるのが上手い脇役のことを「名脇役」と言い、主役を務める俳優と同等、時にはそれ以上に評価される。(これが「助演男優/女優賞」として定着している理由の一つでもある。)また、主に脇役を務めている俳優のことを「バイプレーヤー」と呼び、評価の高い人のことを「名バイプレーヤー」と呼んでいる。

英語では「Supporting Actor」、ドイツ語では「Unterstützen von Spieler」、フランス語では「Joueur secondaire」、イタリア語では「Giocatore che sostiene」、スペイン語では「Jugador de apoyo」、ポルトガル語では「Jogador apoiando」と言う。

一撃」:ひとうち、一回の打撃や攻撃のことである。「一」という漢字が入っているとおり、あくまでも1回きりの打撃であって、複数回の打撃ではない。攻撃であって一回きりのものであるため、弱いものではなく、強烈な打撃による攻撃というのが一般的である。軽く叩くという場合もなきにしもあらずであるが、基本的には強烈なパンチ、キックなどが主となる。そのため「一撃必殺」という言葉もある。

英語では「Single Blow」、ドイツ語では「Einzelner Schlag」、フランス語では「Coup Seul」、イタリア語では「Solo Colpo」、スペイン語では「Solo Soplo」、ポルトガル語では「Único Sopro」、中国語では「一撃」と言う。

ハンカチ」:「ハンカチーフ(Handkerchief)」の略した言い方である。(ある意味では和製英語として定着した言葉である。英語では「Handkerchief」と言わないと通じない。)小形で方形の布であって、手を拭いたり、汗を拭うのに使われるものであって、身だしなみを整えるための日常品である。また「ハンケチ」と呼ばれる場合もある。尚、日本では手を拭くのに広く使われるが、欧米では鼻をかむのに使われるのが一般的な使い方である。また、素材は綿、絹、麻などの吸水性に優れた織物素材が使われている。

起源は古く、紀元前3000年頃のエジプトで飾りが施された麻製の布が発掘されていて、高貴な人が身だしなみのために使用していたことが分かり、古くから利用されていたみのということが明らかになった。(実用品と言うことでは、単に普通の布が利用されていたのですが...)中世になると、貴族階級の間で、布に凝った装飾が行われていき、これが次第に装飾競争へと発展していくことになる。そのため、この時代には実用品ではなくて装飾品といった方がよい豪華なものが生まれている。そんな中、フランスのルイ16世の王妃マリー・アントワネットが、様々な形があったものを四角形の規格に統一させて、現在の形が定着することになった。(現在のハンカチの誕生である。)

日本では、手ぬぐいがこれと同じ用途で長い間使用されていたが、明治になって西洋の服(所謂洋服)が入って来た時に一緒に入って来て、その後、広く普及することになった。(ただ、欧米と違っているのは、「手ぬぐいの代替品」として普及したため、欧米のように鼻をかむのに使われることは少なく、手拭き、汗拭きというのが一般的である。→鼻をかむのはティッシュペーパーが一般的に使われる。)

また、「ハンカチ」をはじめ、「汗拭い(あせぬぐい)」「汗拭き」などは俳句の世界では全て夏の季語である。英語では「Handkerchief」、ドイツ語では「Taschentuch」、フランス語では「Mouchoir」、イタリア語では「Fazzoletto」、スペイン語では「Panuelo」、ポルトガル語では「Lenço」、中国語では「手帕」(「ポケットチーフ」と同じであって区別されていない...)と言う。

手袋」:手の装飾のため、または手の防寒のため、若しくは保護のために用いるものであって、手に装着する衣服の一つである。特に、防寒具としてのものは古くからあるものである。

構造としては、指の部分が5本の指が1本ずつ独立しているものと、親指のみが他の4本の指と独立しているものとがあり、前者を「手袋」「グラブ」「Glove」と言い、後者を「ミトン」「Mitten」と言って一応区別されている。(但し、両者とも広義の「手袋」の仲間である。)防寒用のものは両者があるが、装飾用のものと保護用のものは基本的に5本の指が独立しているのが普通である。また、装飾用のものでは指先の部分が露出するような構造になっているものもある。(「オープンフィンガーグローブ」と呼ばれている。)

使用される素材は、基本的には布であって、使用される布の種類も様々である。また、革製のものもある。(防寒用のものでは毛皮を使ったものもある。)その一方で、保護用の手袋としては、ビニール、ゴム、金属などを素材としているものもある。(素手で掴むと危険なものを扱うためでもあるので、丈夫な素材が使われることになる。)また、その仲間として、医療従事者が感染症を防ぐ目的で使用するものがあって、手術などの微妙な指先の動きを阻害しないように、手をピッタリと多う薄い素材(ゴム)を使用しているものもある。また、西欧では飲食店、特に厨房の従業員が手袋をして調理を行うことは珍しいことではなく、そこでも薄手のビニールやゴム製のものが使用されている。(食品工場での作業者の手袋着用は当たり前になっていて、家庭で御握りを作るのも手袋が当たり前として使用される。)

尚、「軍手」と呼ばれるものがあるが、これは「軍用手袋」の省略形であり、旧日本軍が使用していた日本独自のものである。戦後になって、軍は無くなったが、軍で使用していた軍手が一般用の作業手袋として広まったものである。(当然、「手袋」の仲間である。)

歴史は古く、記録のあるものとしては古代ギリシア時代まで遡る。防寒具として、または手の保護のためとして使用されていたが、13世紀頃になると、ファッションの一つとしての利用が見られるようになる。そしてこの用途での使用はヨーロッパの王侯貴族の間で広まっていき、競い合うように派手な飾りが付いていったり、宝石を使用したような手袋まで生まれている。(王侯貴族の間では、見た目の豪華さが最優先であって、実用性という観点ではまったく使えないものへと進んで行くことになった。)一方、防寒用、及び保護用としての手袋は、一般庶民の間では定着し、広く普及した。

俳句の世界では、手袋は基本的に防寒具ということになっているため、冬の季語である。また、英語では「Glove」若しくは複数形の「Gloves」(一部のものは「Mitten」と言う。)、ドイツ語では「Handschuhe」、フランス語では「Gants」、イタリア語では「Guanti」、スペイン語では「Guantes」、ポルトガル語では「Luvas」、中国語では「手套」と言う。

小瓶」:「瓶(びん)」の中でもサイズの小さいもののことである。但し、言葉上、どのぐらいの大きさよりも小さければ「小瓶」と言うような基準はなく、感覚的に小さなものに対して使われる言葉である。(よって、人によっては「小瓶」とは呼ばないサイズのものもあることになる。)

概ね、内容量が数mlの薬剤容器、50~70ml程度の乳性飲料の容器などは小瓶と呼ばれている傾向が強いことから、100ml以下で、大きさも10cm以下で掌の中に隠れてしまうようなものであれば「小瓶」と呼んでいる。(それでも「瓶」であることから「瓶」と言う人もいますけど...)

尚、「瓶(びん)」とは陶器、ガラス、金属などで作られた液体を入れる容器であり、輸送するために密閉することが出来るような蓋をすることが出来るものである。(但し、開栓するとそれっきりというような蓋と、何度でも開閉することが可能な蓋の両者がある。→前者は王冠、後者はペットボトルの回転式の蓋がある。)また、口が大きい(主に)陶器製の容器は「瓶(かめ)」(「甕(かめ)」と表記する場合もある。)と呼ばれることもある。

英語では「Small Bottle」、ドイツ語では「Kleine Flasche」、フランス語では「Petite Bouteille」、イタリア語では「Piccola Bottiglia」、スペイン語では「Botella Pequeña」、ポルトガル語では「Botella Pequeña」、中国語では「小瓶」と言う。

 

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