ゴーカイジャー #48 [特撮]
バスコと決着を付けるための物語の後編ということで。決着がついた物語。一つの山を通過したということになるが、物語としたら穴だらけであって、こういう物語のお約束で、主人公側に都合が良すぎる展開で、見るところは殆ど無かったですね。(基本的に、予想された通りの展開であって、「意外」と感焦らせるところが無かった。)
そんなボロクソの展開の中でも良かったことが1つだけあった。というのは、バスコのキャラがぶれず、非道の悪役ぶりを最後まで貫いたという所でした。(これがぶれてしまうと、ご都合主義だけの、存在価値の無いゴミ物語に落ちぶれてしまうだけだすし...)
バスコが、操り人形としてゴーカイジャーを使ったところから敗北フラグが立ち、この時点で展開がバレバレ。で、ガレオンに潜入した5人が余りにも都合良く潜入してしまっている。あんなに簡単に船体の一部を壊して突入可能であれば、これまでの砲撃戦で被弾した時、甚大な被害が出ていてもおかしくなく、「運良く」という言葉が出てくるようになると、ご都合主義意外の何者でもないですからね...
また、鳥も、操り・赤が探しに来て出ていったら安心して、再び戻って来て発見されるというのもお約束ですね。
パチモン戦隊のオール赤(5人組)も一応ということで、以後の海賊・赤は主役らしい活躍を見せているのに、重傷だったということが置き去りになってのご都合主義による活躍でしかないし...
結局、今回はバスコのキャラがぶれずに非道の悪役という所を貫いたことがあったからこその物語でした。
まあ、ここまで来ると、最終的に敵を倒していくだけの物語が中心になり、予定調和とご都合主義が大手を振って歩く物語が増えてしまうのは毎度のことなので... それにしても、お祭りムードの要素が1つは欲しいところである。(まあ、次回予告に、懐かしい顔ぶれが何人か出ていたが、おそらくはほぼワンカットに近い登場だけでしょうか、そういうものが本編にも欲しかった...)
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