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「BEYOND THE DOOR 」 [映画(洋画)]

表題の作品は1989年のアメリカとユーゴスラビアの合作映画「ザ・トレイン」である。日本では1990年4月に劇場公開されている。タイトルから考えると、アクション作品のように感じられるかも知れないが、本作はホラー作品である。(怨霊が機関車に乗りうつり、暴走して人々を襲うというホラー作品であり、アクション映画である。)

作品データを記しておくと、時間は95分、監督はジェフ・クイニー、脚本はシェイラ・ゴールドバーグ、撮影はアドルフォ・バルトーリ、音楽はカルロ・マリア・コルディオである。そして出演は、メアリー・コーナート、ボー・スヴェンソン、ヴィクトリア・ジニー、サヴィーナ・ゲルサック、サラ・コンウェイ・シミネラ、ウィリアム・ガイガー、アレックス・ヴィターレ、たちである。

アメリカ人の女子大生であるビヴァリーは、古代の悪霊儀式の研修を受けるためにユーゴスラヴィアのある小さな村にやって来た。しかし、彼女たちを引率するアンドロモレク教授の目的は研修を行うということではなく、悪魔儀式に則って、美しい処女を生贄として神に捧げることだったのだ。研修に参加した女学生たちは次々に死んでいき、遂にビヴァリーたちの少人数になった生き残りの学生たちは、村から脱出を図り、草原の中の1台の機関車に乗り込んだ。これで脱出できると考えたものの、今度はこの機関車に怨霊がのり移り、線路が無い所でも暴走する機関車。そしてビヴァリーは狙われ、仲間たちは殺されていく。そんな中、ビヴァリーは、自分が狙われる理由が、自分が処女だからと言うことが分かり、一緒にいた男子学生に処女を与えた。で、彼女は恐怖の追跡から難を逃れて脱出するのに成功した。

物語の展開といい、ラストのオチといい、正にB級作品ならではというものである。(大作志向の方には、余りにもとんでもない設定と、余りにもあっけなく片付いてしまう落ちといい、精神崩壊しかねない作品である。)→勝手はLDでリリースされていたものの、DVD化されていないことから、メジャーになりきれないB級作品の中でもB級である作品ということがおわかり頂けるでしょう。

B級作品に対して理解のある方でナイト、本作の発想にはついて行けないでしょう。が、B級作品のファンであれば、色々と突っ込みながら楽しめるホラー・アクションであり、B級作品を楽しむことが出来る方だけ楽しむと言うことでよろしいかと...

 

↓ビデオです。

 

トレイン [VHS]

  • 出版社/メーカー: コロムビアミュージックエンタテインメント
  • メディア: VHS


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