BOY MEETS GIRL『BOY MEETS GIRL』 [音楽(洋楽)]
表題のアルバムは1985年に発表された彼らのデビュー・アルバムである。シアトル出身のポップ・デュオとして、いくつかのヒット曲を生んでいるが、歌手としてよりもソングライターとしての方がより大きなヒットを生むことになってしまったものの、彼らにとっては記念すべきアルバムである。尚、本アルバムはアメリカでは最高位76位を記録している。
収録曲は以下の全10曲である。『Oh Girl』『Don't Tell Me We Have Nothing』『The Touch』『Kissing, Falling, Flying』『From Now On』『Be My Baby』『In Your Eyes』『I Wish You Were Here』『Pieces』『Premonitions』。
この中からシングル・カットされたのは2曲である。デビュー・シングルでもある『Oh Girl』はBillboardで最高位39位を記録している。尚、2nd.シングルの『The Touch』はチャートインしなかった。尚、イギリスではいずれもがチャートインしなかった。
お薦め曲は、ヒット・シングルである『Oh Girl』と、シングル曲である『The Touch』、更に『Be My Baby』と『In Your Eyes』をピックアップしておく。
親しみやすいメロディと軽快なテンポの聴きやすいポップなサウンドであって、とても聴きやすい楽曲が集まっているアルバムである。但し、当時では珍しくなくなった聴きやすいエレポップであって、特別に目新しさは無い。まあ、メロディラインの良さとテンポの良さで、'80'sらしいサウンドであることだけは揺るぎませんが...
彼らはグループとしてよりもソングライターとしてこの後に全米No.1ヒットを生むようになるなど、音楽的なセンスの良さを示すことになるのだが、まあ、デビュー・アルバムということではこんな所ですかね。(次作が完成度の高いアルバムとなっているが、それを生み出す前段階のワンステップと思えば、十分でしょう。)
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