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「BIRDS OF PREY」 [映画(洋画)]

表題の作品は1972年のアメリカ映画「爆発!ジェット・ヘリ500」である。日本での劇場公開は1976年4月であった。元々TVムービーであることもあって、大画面で見ると色々と粗が目立つが、限られた少ない予算の中ではなかなか検討している航空アクション作品である。

作品データを記しておくと、時間は80分、原案はロバート・ボリスとルパート・ヒッツィグの2人、監督はウィリアム・グレアム、脚本はロバート・ボリス、撮影はジョーダン・クローネンウェス、音楽はジャック・エリオットとアリン・ファーガソンの2人である。そして出演は、デヴィッド・ジャンセン、ラルフ・ミーカー、エレイン・ヘイルヴェイル、ハリー・クレカス、サム・ドーソン、たちである。

ハリー・ウォーカーは、第二次大戦の時には戦闘機に乗っていたパイロットであって、今ではH500というヘリコプターに乗り、ソルトレーク市の上空からラジオ局KBEXに交通情報を流していた。ある日、いつものように上空から交通情報を流していると、彼はザイオン銀行の前で現金輸送車が襲撃され、マシンガンをもった3人の男が警備員を射殺し、若いテレサという女を人質にするのを目撃した。直ちにラジオ局と警察に通報したハリーは、犯人の車の追跡を始めた。犯人一味を追いつめたと思ったら、屋上に用意していた逃走用のヘリに飛び乗る犯人一味。そしてその縁をハリーのヘリが追うという形になる。こうなると、戦闘機に乗っていた時の血が甦るハリー。執拗な追跡に犯人一味はテレサと現金袋を草むらに放り出した。で、ハリーはテレサを救出したが、その時に犯人の銃弾がハリーのヘリの燃料タンクを襲い、長く飛べなくなってしまう。着陸したハリーは修理を行う。翌朝、ハリーは犯人一味のヘリも着陸しているのを発見する。するとテレサを逃がし、ヘリに乗り込む。犯人一味のハリーに気づき離陸する。そして再び2台のヘリはバトルを開始する。ハリーはヘリを急旋回させ、2台のヘリは空中で正面衝突をして爆発炎上した。

'70's作品までは、比較的よくあったパターンのクライマックスであるが、最近ではこういう形のエンディングはご無沙汰気味になっている。そのため、逆に少し新鮮な感じがする所である。

とは言っても、TVムービーと言うことで、映像的には大画面で見るのは辛いところである。あくまでもTVで見るから耐えられる映像である。また、ストーリーの方はB級作品の範疇というものである。B級作品がお好きな方には、色々と突っ込みながら楽しめる作品であるが、大画面では見ない方が良い作品てある。ただ、LDではリリースされていたがDVD化されていないこともあって、現在では見ようとしても苦労することになるので...

 

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