BLUES BROTHERS『MADE IN AMERICA』 [音楽(洋楽)]
表題のアルバムは1980年に発表された彼らの3枚目のアルバムであり、かつ、2枚目のライヴ・アルバムである。同年には映画「BLUES BROTHERS」とそのサントラ盤のリリースがあったことも合って、彼らの人気も盛り上がっており、本アルバムはヒットを記録した。本アルバムはBillboardで最高位49位を記録している。
収録曲は以下の全10曲である。『Soul Finger / Funky Broadway』『Who's Making Love』『Do You Love Me / Mother Popcorn』『Guilty』『Perry Mason Theme』『Riot In Cell Block Number Nine』『Green Onions』『I Ain't Got You』『From The Bottom』『Going Back To Miami』。
この中からシングル・カットされたのは『Who's Making Love』であって、Billboardで最高位39位を記録している。
お薦め曲は、ライヴということもあって全部と言いたい所であるが、『Soul Finger / Funky Broadway』と『Do You Love Me / Mother Popcorn』を「お薦め曲」と言うよりも「注目曲」ということでお薦めすることにしておく。(「お薦め曲」ということにしたら「全部」と言うことになってしまいますから...)
本アルバムは、1980/7/26から8/1の間にロサンゼルスのユニヴァーサル・アンフィシアターでのライヴである。彼ららしいスタイルとノリの良さとで、彼らのサウンドをたっぷりと味わうことが出来るものてある。ただ、本アルバムの唯一の欠点が、トータルで34分弱という収録時間の短さである。(内容としては充実したライヴであるのだが、もっと聴きたいと言うことである。)とは言っても、JOHN BELUSHIはこのライヴから2年弱(アルバム・リリースからは1年半弱)で亡くなってしまうのだから、実に貴重なライヴということで、許せてしまうことになりますが...
映画だけに留まらない、彼らの魅力を堪能するためにも、聴いておきたいライヴ盤である。
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