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BROOK BENTON『PLATINUM COLLECTION』 [音楽(洋楽)]

表題のアルバムは2007年にリリースされた彼のベスト盤である。'50'sの終わりにデビューし、'60's初頭のロックンロール創生期に、いくつかのヒットを飛ばし、R&BやR&Rシンガーとして知られる彼であるが、本アルバムはアトランティック・レコードに移籍した後の作品を集めたものである。そのため、キャリアを重ねてからの作品が集まっているため、ベテランの上手さという所を堪能出来る内容になっている。(当然、'70年のあのヒット曲を中心にフューチャーしているのは言うまでも無い。)

収録曲は以下の全20曲である。『Rainy Night In Georgia (LP Version)』『Shoes』『Don't It Make You Want To Go Home (LP Version)』『Save The Last Dance For Me』『My Way』『Willie And Laura Mae Jones』『Aspen Colorado』『For Lee Ann』『Don't Think Twice It's Alright』『Born Under A Bad Sign』『Let Me Fix It』『Life Has Its Little Ups And Downs』『Can't Take My Eyes Off You』『A Little Bit Of Soap』『Where Do I Go From Here』『I've Gotta Be Me (LP Version)』『Willoughby Grove』『Sidewalks Of Chicago』『Country Comfort』『Please Send Me Someone To Love』。

この中では、やはり『Rainy Night In Georgia』が中心になるのは当然である。何せ、1963年の『Hotel Happiness』以来、7年ぶりになる全米TOP 5入りを果たしたヒット曲(最高位4位を記録し、1970年のBillboard年間シングル・チャートでは37位にランクインしている。)であり、晩年のキャリアの代表曲であると同時に、彼の長いキャリア全体でも代表曲の一つである有名な曲である。

'60's初頭の派手な所は無くなっていて、全体的におとなしい地味な印象を受けることになるが、長いキャリアの間に蓄積された技術が出ていて、円熟した魅力を発揮している楽曲が多く、ベテランの味が出ていて、安心して聴いていることが出来るものである。(良い具合に年令を重ねていると言うことである。)

時にはじっくりと、大人のボーカルを堪能するのも宜しいかと...

 

Platinum Collection

Platinum Collection

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Rhino/Wea UK
  • 発売日: 2007/03/20
  • メディア: CD


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