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CHALK CIRCLE『MENDING WALL』 [音楽(洋楽)]

表題のアルバムは1987年に発表された彼らの初のフル・サイズのアルバムである。カナダ出身の4人組のバンドであって、'80'sらしいサウンドを聴かせてくれるバンドである。本国カナダではそれなりのヒットを記録したが、アメリカではブレイクすることなく、'80'sが幕を閉じた1990年には解散してしまったのが残念なところであった。本アルバムは、そんな彼らが発表したフル・サイズの2枚のアルバムの内の最初のものである。(本アルバムの前にミニ・アルバムを1枚発表している。)

収録曲は以下の全10曲である。『This Mourning』『My Artificial Sweetener』『What Counts』『N.I.M.B.Y.』『20th Century Boy』『Empty Park』『Hands』『Park Island』『Village』『Who Can Say』。

尚、一部には『20th Century Boy』が収録されていない全9曲収録のものもあります。(この曲は、最初のミニ・アルバムにも収録されている。)

この中からシングル・カットされたのは全部で3曲である。1st.シングルの『This Mourning』はカナダで最高位28位を記録、2nd.シングルの『20th Century Boy』は同44位を記録しているが、3rd.シングルの『N.I.M.B.Y.』は本国カナダでもチャートインしなかった。

お薦め曲は、既にロックのスタンダード・ナンバーとなっているT-REXのカヴァーである『20th Century Boy』、シングル曲の『This Mourning』と『N.I.M.B.Y.』、そして『Village』『Who Can Say』をピックアップしておく。

世界的にはブレイクしなかったものの、これぞ'80'sロックという聴きやすいサウンドであるため、安心して聴いていられるサウンドを奏でている。また、本国カナダではそれなりにヒットしていることからも、決して相手にされないようなものでもなく、一定の支持を受けたサウンドである。
とは言っても、カナダ以外ではマイナー扱いであって、本アルバムを入手しようとしたら苦労するだけに、知る人ぞ知るカナダのバンドという位置づけで、コレクターであれば、ちょっと変わったものを持っているということで宜しいかと...

 

Mending Wall

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Plane
  • メディア: CD


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