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ケータイ刑事銭形愛1話[裏ネタ編]PART 8 [ケータイ刑事]

銭形愛」の第1話「消えた死体の謎 ~トップモデル殺人事件」の「裏ネタ編」の増補は今回限りです。で、ちゃんがいきなり五代さんに命令した「緊急配備」について、五代さんは事件にこれがいたと口にしたことから「共犯」について、ちゃんの推理に対して悦子はこう言ったことから「デタラメ」について、「でっち上げ」について、遺体のこれがちゃんのヒントになったことから「」について記します。尚、「緊急配備」は「・2話[裏ネタ編]PART 6」で、「共犯」は「・12話[裏ネタ編]PART 4」で、「靴」は「・25話(2nd.12話)[裏ネタ編]PART 7」で、また、「でっち上げ」は「・3話[裏ネタ編]PART 8」で「捏造」として記したものをベースにして、それぞれ加筆しました。

また、この物語について過去に記した記事は「ここをクリック」してご覧下さい。また、この物語に対する過去に記した裏ネタ編は2008/12/23、24、29、31付です。

緊急配備」:警察が事件発生時に発令するものであって、犯人の早期検挙と迅速に捜査の資料となる情報を得るために発令するものである。特に、事件現場付近の近くの道路では検問が行われることになる。

緊急配備には大別すると3つのものがある。「特別緊急配備」「広域緊急配備」「広域協定配備」の3つであるが、これらの区別は発令の仕方によって区別される。「特別緊急配備」は一般に行われる緊急配備であって、事件が発生した現場を中心として、その地区を所轄とする警察署が行うものである。「広域緊急配備」は他の都道府県警察に依頼をして、または他の都道府県警察から依頼されて行うものであって、都道府県をまたがって行われるものである。(特に、近年では交通網の発達によって、犯人の逃亡もスピードアップしていることもあって、隣の都道府県の警察に依頼する/依頼されて、ということは珍しくない。)そして「広域協定配備」は、他の都道府県との広域協定に基づいて行われるものであり、大都市部ではしばしば行われることでもある。

一応、3つに区別される緊急配備であるが、その目的に差があるものではなく、犯人の早期検挙と迅速に捜査の資料となる情報を得るという目的は変わらない。尚、対象範囲が広い方がそれに投入する人員数が多くなるのは言うまでもなく、大規模なものになる。また、また、むやみに対象地域を広げたからと言って、得られる情報が増えるとは限らず、無駄骨だったということも増える。(この辺りは、事件の内容から判断することになり、初動捜査に於ける重要な判断となり、その判断が難しいところでもある。)

また、緊急配備は、事件が発生した所轄署のみ、その隣接地域の複数の所轄署、都道府県単位の全警察署で行うものがあり、これは事件の性格によって使い分けられることになる。また、鉄道や高速道路といった交通網を中心にのみ行う場合もある。(この場合、鉄道路線によっては遠距離にある優等列車の停車駅が重点的になって、近くの駅が手薄になるようなこともあり得る。)

緊急配備を行う際、多くの警察官が必要になるため、非番の警察官に対しても緊急召集が掛かって、動員されることもある。

英語では「Urgent Deployment」、ドイツ語では「Dringender Einsatz」、フランス語では「Déploiement Urgent」、イタリア語では「Spiegamento Urgente」、スペイン語では「Despliegue Urgente」、ポルトガル語では「Desenvolvimento Urgente」、中国語では「緊急配置」と言う。

共犯」:2人以上の人が、ある同一の犯罪に共同して関与することをいう。また、一緒に犯罪を犯した人のことを「共犯者」と呼ぶ。(また、「共犯者」のことの省略した言い方でもある。)

共犯には「共同正犯」と「教唆犯」「従犯(幇助犯)」とに分けられ、「共同正犯」を広義の共犯、後ろの2つを狭義の共犯と言う。

「共同正犯」は2人以上が共同して犯罪を実行することを指し、全員が正犯と見なされる。「教唆犯」は他人をそそのかして犯罪行為を実行させた人を指していて、例えその人物が実行犯で無くても正犯と同じ刑に処せられる。「従犯」は正犯に対して何らかの幇助をしたりして、正犯の犯罪行為を実行しやすくした場合を指し、例えば凶器を与えたり、(犯罪行為に)助言をしたらこれに該当する。(そのため「幇助犯」という言い方もされる。)従犯は正犯の刑に対して軽減されるが、処罰されることに変わりはない。(希に、正犯に情状酌量が行われることで、従犯の方が刑期が長くなるという場合もあるが、そういう要素を排除すると、正犯よりも量刑は軽くなる。)

「共犯」のことは英語では「Complicity」と言い、ドイツ語では「Mittäterschaft」、フランス語では「Complicité」、イタリア語では「Complicità」、スペイン語では「Complicidad」、ポルトガル語では「Cumplicidade」、中国語では「共犯」と言い、「共犯者」のことは英語では「Accomplice」、ドイツ語では「Komplize」、フランス語では「Complice」、イタリア語では「Complice」、スペイン語では「Cómplice」、ポルトガル語では「Cúmplice」、中国語では「共犯者」と言う。

デタラメ」:漢字では「出鱈目」と記すが、これは当て字である。筋の通らない言動のこと、でまかせのこと、物事がいい加減で筋が通らないこと、ちゃらんぽらんなこと、を指している。

語源は、すごろくに於いて、何でも良いから兎に角サイコロを振って、その出た目に任せる、ということに由来している。一応「目」はサイコロの目のことを指しているが魚の「鱈」とは全く関係なく、当て字として「鱈」が使われている。

英語では「Nonsense」、ドイツ語では「Unsinn」、フランス語では「Absurdité」、イタリア語では「Sciocchezze」、スペイン語では「Cosa sin Sentido」、ポルトガル語では「Tolice」、中国語では「胡鬧」と言う。

でっち上げ」:漢字では「捏ち上げ」と表記する。実際に無いものを作り上げること、事実では無いことを事実のように仕立て上げること、捏造すること、及び、そうやって作り上げられた物事のことを指す。元々「捏」という漢字は「でつ」と読んでいたものであり、「捏造」には「でつぞう」という読み方があった。また、「でっち上げ」と言う言葉から「捏造」と言う言葉が生まれている。

また、「作り話」「嘘」「虚構」「フィクション」は類義語と言うことになる。

捏造されたものは、事実ではない事柄ということになるが、そういうものは結構身の回りにも色々とあるものである。特に、三流週刊誌に掲載されている記事であれば、たいていの記事は捏造というのは一般的な認識である。(ただ、その雑誌にすれば、その記事の内容は「推察」とか「推論」と言って、「捏造」とは認めないというのもパターンですが...)また、駅売りの某スポーツ紙に掲載されている記事は、誰もがコジツケでよくもまあ考えたものだ、という認識でいるのが常識になっている。(まあ、前意で「フィクション」と解釈して、話のネタにだけはなってくれますが... が、たいていのものは、よくもまあ想像力が働くものだと感心してしまうものですが...)

歴史を紐解くと、「捏造」ということは権力者が政敵を追い落とすために事件を「捏造」するということが頻繁に見られている。そうやって、政敵を追い落とし、独裁政権を進めると言うことは当たり前のように行われていた。

犯人が証拠を突きつけられても惚けるのは、「でっち上げ」という言葉を使う場合ではポピュラーなところであって、「ケータイ刑事」では何度も出てくるお馴染みの犯人の台詞の一つですね。

英語では「Fabrication」、ドイツ語では「Fabrikation」、フランス語では「Machination」、イタリア語では「Fabbricazione」、スペイン語では「Fabricación」、ポルトガル語では「Fabricação」、中国語では「捏造」と言う。

」:足の甲を覆う履き物であって、歩行する際に使用する道具である。尚、足を覆うものとしては、靴の他にも「靴下」「足袋」「草履」などもあるが、これらは靴とは別物扱いされる。また、歩行の際に使用される履き物である「サンダル」「下駄」などは構造的なことから「靴」とは別物扱いされることになっている。

日本では、履き物としては草履が広く普及していたこともあって、「靴」と呼ばれるものは明治になってから普及することになる。最初は軍が靴を必要としたことから製造されるようになったが、庶民の間ではなかなか普及しなかった。

歴史的には、いつから使われるようになったものであるのか、詳細は不明であるが、古代エジプトで(ツタンカーメン王の墓から)サンダルが発見されていることから、数千年の歴史があると考えられている。(古代ギリシャやローマでは、表と底が1枚の皮で出来ているモカシンや長靴が使われていたことから、最低でも2000年の歴史はある。)

尚、日本語では「靴」以外に「履」または「沓」という同音漢字を使う場合もあるが、「履」は装束の履き物の総称として、「沓」は革製の履のことをさして言う。

また、運動靴などのような布製の靴のことを「ズック」または「ズック靴」と呼ぶことがあるが、これはオランダ語の「Doek」から来ている言い方である。この意味は麻または綿の太撚糸で、地を厚く平織にした織地のことであり、その布で作っていたことから呼ばれるようになった。(布地としてのズックは、(運動靴)以外では、テントや鞄、帆船の帆などにも使われている。)

英語では「Shoes」、ドイツ語では「Schuhe」、フランス語では「Chaussures」、イタリア語では「Scarpe」、スペイン語では「Zapatos」、ポルトガル語では「Sapatos」、中国語では「鞋」と言う。

 

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