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THE CHORDS『SO FAR AWAY』 [音楽(洋楽)]

表題のアルバムは1980年に発表された彼らのデビュー・アルバムである。ポスト・パンクの流の中で、'60'sのモッズのリバイバルというのもUKでの一つの流れであったが、「モッズ・リバイバル」というムーブメントを支えたバンドの一つが彼らである。で、'60'sのモッズを再現したそのサウンドということで、イギリスではそれなりのヒットとなった。チャート成績は、イギリスで最高位30位を記録している。

収録曲は、オリジナル盤では全12曲であったが、2005年に再発されたときに大量11曲のボーナス・トラックが追加されて、全23曲の収録になった。収録曲は以下の通りである。『Maybe Tomorrow』『Happy Families』『Breaks My Heart』『Tumbling Down』『Hold On I'm Coming』『I'm Not Sure』『Something's Missing』『It's No Use』『What Are We Gonna Do Now』『She Said, She Said』『Dream Dolls』『So Far Away』。(以下、ボーナス・トラック)『Now It's Gone』『Don't Look Back』『Now It's Gone (Extended Version)』『Things We Said』『I Don't Wanna Know』『Hey Girl』『This Is What They Want』『The British Way Of Life』『The Way It's Got To Be』『In My Street』『I'll Keep On Holding On』。

この中からシングル・カットされたのは2曲である。1st.シングルの『Maybe Tomorrow』はイギリスで最高位40位を記録し、2nd.シングルの『Something's Missing』は同55位を記録している。また、ボーナス・トラックの『Now It's Gone』(最高位63位)、『The British Way Of Life』(最高位54位)、『In My Street』(最高位50位)の3曲もシングルとしてリリースされてる曲である。

お薦め曲(オリジナルの12曲の中からのチョイスです。)はシングル曲の『Maybe Tomorrow』と『Something's Missing』、アルバム・タイトル・ナンバーの『So Far Away』、そして『It's No Use』『What Are We Gonna Do Now』と言うところをピックアップしておく。

彼らは完全に'80'sのバンドであるが、奏でているサウンドは'60'sのモッズである。('80'sのものは「モッズ・リバイバル」と言うのが正しい言い方ですが...)それだけに、'80'sサウンドであるのだが、'60'sの雰囲気そのままという所がポイントであり、そこが最大の魅力である。これは時代は変わっても、良いものは良いということで支持されると言うことでもある。'80'sがお好きな方だけで無く'60'sがお好きな方にも楽しめるアルバムである。

 

So Far Away

So Far Away

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Captain Mod
  • 発売日: 2005/04/19
  • メディア: CD

ソー・ファー・アウェイ

ソー・ファー・アウェイ

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: ウ゛ィウ゛ィト゛・サウント゛
  • 発売日: 2009/02/11
  • メディア: CD

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