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COMMANDER CODY『LOST IN THE OZONE』 [音楽(洋楽)]

表題のアルバムは1971年に発表された彼らのデビュー・アルバムである。(「彼ら」というのは、名義こそ「COMMANDER CODY」となっているが、実際は「COMMANDER CODY AND HIS LOST PLANET AIRMEN」というバンドであるためである。)ロカビリーからブルースロックを聴かせる彼らであるが、ダイナミックな無礼を堪能できるアルバムである。尚、チャート成績は、アメリカではBillboardで最高位82位を記録、また、カナダでは最高位75位を記録している。

収録曲は以下の全12曲である。『Back To Tennessee』『Wine Do Yer Stuff』『Seeds And Stems (Again)』『Daddy's Gonna Treat You Right』『Family Bible』『My Home In My Hand』『Lost In The Ozone』『Midnight Shift』『Hot Rod Lincoln』『What's The Matter Now』『Twenty Flight Rock』『Beat Me Daddy (Eight To The Bar)』。

この中からシングル・カットされたのは3曲である。デビュー・シングルであり、かつ、アルバム・タイトル・ナンバーでもある『Lost In The Ozone』はチャートインを記録しなかったが、2nd.シングルの『Hot Rod Lincoln』は彼らの最大のシングル・ヒットを記録する曲となって、Billboardで最高位9位、1972年の年間シングル・チャートでは70位にランクイン、カナダでは最高位7位を記録する大ヒットになった。そして3rd.シングルの『Beat Me Daddy (Eight To The Bar)』はアメリカで81位、カナダで87位を記録している。

お薦め曲は彼らの代表曲である『Hot Rod Lincoln』とシングル曲の『Beat Me Daddy (Eight To The Bar)』、更に『Back To Tennessee』『My Home In My Hand』『Midnight Shift』『What's The Matter Now』とアルバム・タイトル・ナンバーの『Lost In The Ozone』をピックアップしておく。

彼らの持ち味であるブルースをベースにしたロック、カントリー系のロック、そしてロカビリーとが混在しているが、共通しているのはダイナミックであり、パワフルで豪快なサウンドであると言うところである。

また、発表から40年を超える歳月が流れているが、若さ来るエネルギーは熱いものがあって、現在でも十分通用する若さのエネルギーがある。ということで、様々なロックを楽しみたいという方にはもってこいのアルバムである。

 

Lost in Ozone

Lost in Ozone

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Mca
  • 発売日: 1987/12/07
  • メディア: CD


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