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「CHILD'S PLAY 2」 [映画(洋画)]

表題の作品は1990年のアメリカ映画「チャイルド・プレイ2」である。日本での劇場公開は1991年3月であった。1988年の「チャイルド・プレイ」が好評だったことからシリーズ化されることになって製作された作品である。物語としては前作の続きである。

作品データを記しておくと、時間は84分、監督はジョン・ラフィア、脚本はドン・マンシーニ、撮影はステファン・チャプスキー、音楽はグレーム・レヴェルである。そして出演は、アレックス・ヴィンセント、ジェニー・アガター、ジェリット・グレアム、クリスティーン・エリス、グレイス・ザブリスキー、ピーター・ハスケル、ベス・グラント、グレッグ・ジャーマン、アダム・ワイリー、たちである。また、チャッキーの声はブラッド・ドゥーリフである。

(前作の)殺人鬼・チャールズ・リー・レイの魂が宿った小さな人形・チャッキーに襲われるという事件はひとまず解決し、母親・カレンは精神科に強制入院させられてしまい、息子のアンディは幼児保護センターに入れられた。そんなアンディは子供のいないフィル・シンプソンとジョアンヌ・シンプソンというシンプソン夫妻に預けられることになった。その頃、玩具工場では、燃えつきたはずのあの人形チャッキーが復元されていて、それが巡り巡ってアンディの元にやってきた。チャッキーは呪文を使って人形からアンディの身体に乗りうつることを狙っていた。アンディの部屋に入ることに成功したチャッキーだったが、アンディと同様に、シンプソン夫妻に引き取られていたカイルによって、アンディは間一髪で助けられた。しかし、簡単に諦めないチャッキーは、次々と仕掛けを用意してアンディを狙う。そして、アンディの学校の担任の先生がその犠牲となる。あまりの出来事に、フィルはアンディを保護センターに返そうとするが、ジョアンヌはアンディを庇った。しかし、フィルがチャッキーに殺されると、ジョアンヌは、アンディに出ていくように告げた。アンディの行方が分からなくなったチャッキーは、カイルを襲って行方を突き止め、アンディを再び襲う。そして、玩具工場でアンディにブードゥの呪文をかけた。しかし、人形の中に長く居すぎたこともあって、チャールズ・リー・レイの呪術の効き目は薄れていたため、アンディの身体を乗っ取ることに失敗する。そんな所にカイルが駆けつけて、チャッキーからアンディを無事に救出した。

よくある続編というレベルになっていて、恐怖感などは前作にとても及ばない。が、人形のチャッキーにモンスター的な部分が出てきたことから、雰囲気がモンスター映画とホラー映画の中間と言った様になっていて、これはこれでというところである。(「転ける続編」が多い中、本作は「見られる続編」の範疇に留まっているのは救いですね。)

時間的には中編の長いものという感じであるため、まあ許容できる範囲の続編である。(ただ、ストーリー的にはもう少し恐怖感を出して欲しいと思うのも事実ですが...)

 

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