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COREY HART『FIELDS OF FIRE』 [音楽(洋楽)]

表題のアルバムは1986年に発表された彼の3枚目のアルバムである。前作の大ヒット(本国カナダでは1位を獲得した。)で、その名を広く知られるようになった彼の1年ぶりのアルバムである。前作を凌ぐヒットまでは行かなかったが、彼の持ち味を発揮した作品で、内省的なところをたっぷりと出したアルバムである。チャート成績は、カナダで最高位5位、アメリカでは63位を記録している。

収録曲は以下の全11曲である。『I Am By Your Side』『Dancin' With My Mirror』『Take My Heart』『Angry Young Man』『Goin' Home』『Can't Help Falling In Love』『Broken Arrow』『Political Cry』『Is It Too Late?』『Jimmy Rae』『Blind Faith』。

この中からシングル・カットされたのは5曲である。1st.シングルの『I Am By Your Side』はカナダで6位、アメリカで18位を記録、2nd.シングルの『Can't Help Falling In Love』はカナダで1位を獲得し、アメリカでは24位を記録した。3rd.シングルの『Angry Young Man』はカナダで29位、4th.シングルの『Dancin' With My Mirror』はカナダで16位、アメリカで88位、5th.シングルの『Take My Heart』はカナダで23位を記録している。

お薦め曲は、シングル曲からは『I Am By Your Side』『Angry Young Man』『Dancin' With My Mirror』、そしてプレスリーのカヴァー曲でもある『Can't Help Falling In Love』を、それ以外からは『Broken Arrow』をピックアップしておく。

アルバムとしては派手な所がなく、内省的でおとなしい作品として纏まっている。そのためセールスは苦戦したが、彼の純朴なところがしっかりと出ていて、内容的には決して悪いものではない。(セールスが苦戦したことで、今一つ評判は良くないですが...)ソングライターとしての才能の豊かさと彼の持ち味もたっぷりと出ているので、彼を知る上では悪くないアルバムである。(もう少し評価されてもと思うアルバムの一つである。)じっくりと聴いて、再評価して貰いたいと思うアルバムの一枚である。

 

Fields of Fire

Fields of Fire

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Aquarius Music
  • 発売日: 2009/04/07
  • メディア: CD


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