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DAVE LOGGINS『APPRENTICE (IN A MUSICAL WORKSHOP)』 [音楽(洋楽)]

表題のアルバムは1974年に発表された彼の2nd.アルバムであり、かつ、唯一のチャートインを記録したアルバムである。(一発屋という形のヒット・シングルも本アルバムから生まれている。)彼はKENNY LOGGINSの従兄弟であって、カントリーの本場・ナッシュビルを拠点にしているミュージシャンである。サウンドの方はポップ寄りのカントリーである。本アルバムはBillboardでは最高位53位記録し、カナダでは74位を記録している。

収録曲は以下の全10曲である。『Someday』『My Lover's Keeper』『Sunset Woman』『Let Me Go Now』『So You Couldn't Get To Me』『Please Come To Boston』『Girl From Knoxville』『Second Hand Lady』『My Father's Fiddle』『Wonder'n As The Days Go By』。

この中からシングル・カットされたのは3曲である。通算で3枚目のシングルとなる1st.シングルの『Please Come To Boston』がBillboardで最高位5位を記録して、1974年の年間シングル・チャートには65位にランクインしている。また、カナダでも4位を記録する大ヒットになった。(結果的にはこの曲の一発屋になった。)続く2nd.シングルの『Someday』はBillboardで57位、カナダで83位を記録しているが、3rd.シングルの『Girl From Knoxville』はチャートインしなかった。

お薦め曲は、彼の代表曲である『Please Come To Boston』、シングル曲の『Someday』と『Girl From Knoxville』、更に『Let Me Go Now』と『Second Hand Lady』をピックアップしておく。

サウンドの方はカントリー・テイストのするポップなものである。そのため、キャッチーで聴きやすい曲が多く、親しみやすいメロディラインで楽しませてくれるアルバムとなっている。(従兄弟のロックなサウンドとは全く別物である。)また、彼のボーカルも優しさを感じられるもので、そっと包み込んでくれるものであって、安心して聴いていられるものである。

本アルバムからの大ヒット・シングル『Please Come To Boston』の一発屋ということになってしまったが、聴いていて安らぎを感じさせてくれるシンガーであるため、一発屋になって閉まったのが残念なところである。

ポップで聴きやすいサウンドであるので、ボーカルものがお好きな方、カントリー系がお好きな方だけで無く、万人向けのものであるため、一次は聴いておいて貰いたいと思うシンガーである彼の代表作である。

 

Apprentice (In a Musical Workshop)

Apprentice (In a Musical Workshop)

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Wounded Bird Records
  • 発売日: 2006/08/15
  • メディア: CD


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