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ケータイ刑事銭形海26話(2nd.13話)[裏ネタ編]PART 3 [ケータイ刑事]

銭形海」の第26話(2nd.13話)「さよなら五代さん! ~恐怖の神経ガス殺人事件」の裏ネタ編・増補の2回目となる今回は、五代さんにこれが出たということから「転勤辞令」について、転勤先がここということから「沖縄」について、向こうではこれをしたいと言ったことから「イルカ」について、「調教」について、ちゃんに対してこれをしなくて済むと言った「子守り」について記します。尚、「転勤辞令」は「・26話[裏ネタ編]PART 7」で、「子守り」は「・18話(2nd.5話)[裏ネタ編]PART 8」で、「イルカ」は「・21話(2nd.8話)[裏ネタ編]PART 9」で記したものをベースにして、それぞれ加筆しました。

また、この物語について過去に記した記事(MBS放送時に記した[改訂版])は「ここをクリック」してご覧下さい。BS-i(当時)での本放送時に記した記事へのリンクもあります。また、この物語についての過去に記した裏ネタ編は2008/9/28付です。

転勤辞令」:「転勤」とは、労働者を、同じ会社や官庁の中で違う場所にある勤務場所に配置転換することである。また、勤務者の立場で見ると、同じ会社や官庁の中で勤務場所が変わることである。尚、「転勤」と言うと引っ越しを伴うものという印象が強いが、同じ敷地内にある別の部署に移るという場合(当然、その人は居住地を変える必要ない。)であっても「転勤」ということになる。

一方、「辞令」とは、官公庁や企業が職員に対して与える命令書の一つであって、職の任免に関して、その旨を本人に公布する文書のことである。尚、以前は書面によるものであったが、近年では電子書類として発行されるものが多くなっている。

「転勤辞令」とは、官公庁や企業が労働者に対して転勤することを通知する業務命令書のことである。基本的に、辞令には、氏名、出された日付、転勤先の場所などが記されている。

転勤の目的は、本人の能力開発、後進の育成などの組織活性化のため、一つの業務に長期間携わることによる慢心や、取引先との間での不正を防止するため、僻地に一人を長期間勤務させずに定期交代させるため、など様々である。(特に営業職では不正防止という観点から数年に一度ということで行われることが多い。逆に、研究開発を行っている企業の研究所の所員は、管理職は別であるが研究職では転勤は少ない。→研究の場合は蓄積された知識も必要であり、転勤による知識の損失も大きいため、それを防ぐためでもある。)

「ケータイ刑事」では、銭形と組んだ相棒は遠くに転勤しますね。五代さんと岡野さんは一応は日本国内(五代さんは神無島、沖縄、岡野さんはひょっこりひょう多聞島)であったが、高村さんはシベリア、パリ、ロス、ロンドン、松山さんはパプアニューギニアとアラスカ、あさみさんはアイスランドという外国でしたし...→一応、本州という島から離れることになっているので「遠い所」と言っちゃって良いですね。

英語では「Transfer Letter of Appointment」、ドイツ語では「Übertragung Geschrieben Termin」、フランス語では「Transfert Écrit le Rendez-Vous」、イタリア語では「Trasferimento appuntamento scritto」、スペイン語では「Traslado la Cita Escrito」、ポルトガル語では「Transferência Escrita Compromisso」、中国語では「調動工作辭令」という。

沖縄」:特に断らずに言った場合は、沖縄県のこと、または沖縄本島のことを指す。(沖縄市のことは指さない。→「沖縄市」は、栃木市、山梨市と同様に都道府県名と同一の市であるが県庁所在地ではない市である。また、鉄道が通っていない市の中では人口が最多の市である。尚、那覇市には沖縄都市モノレールが走っている。)

沖縄連は、日本の最西端に位置する都道府県であり、沖縄本島を中心とする沖縄諸島をはじめ、宮古諸島、八重山列島などの49の有人島と多数の無人島から成っている。最東端から最西端までは約1000 km、最北端から最南端までは約400kmという広大な県域がある。但し、陸地の面積としては約2276平方キロであって、日本の都道府県の中では香川県、大阪府、富山県、東京都に続いて狭い方から5番目である。(尚、東京都までは、日本の市で一番面積の広い岐阜県高山市よりも狭いが、翁保険は高山市よりも広い。→高山市が「県」となれば、沖縄県と東京都の間の面積になる。)または、札幌市や一関市の2倍よりもやや広い面積ということになる。

県庁所在地は那覇市、人口は約140万人である。(130万人弱が沖縄本島に住んでいる。)太平洋戦争では末期に激戦地となり、戦後はアメリカが施政権を行使して支配していたが、1972年五月15日に日本に返還されて「沖縄県」となった。

五代さんの転勤先は「沖縄」としか語られていないが、おそらくは沖縄本島の沖縄県警の何処かの警察署だと思われるが、神無島への勤務経験がある五代さんだったら、沖縄本島以外の離島の小さな警察署という可能性もあるかもしれませんね...

子守り」:子供の守りをすること、またはそれをする人のことである。「守り」とは、文字通り「守る」ことであねが、乳幼児の養育をすることも含んでいる。尚、人のことを指す場合は、その人によっては「乳母」または「ベビーシッター」と呼ばれることもある。

古語の「守り」は監視して守ること、またはそれを行う人(番人)のことである。(地方の役人の役職のことでもある。)時代劇を見ていると、藩主の名前が「○○守」(この場合は「○○のかみ」と呼ばれるのが一般的でありますが...)というのが多くでてくるが、これは鎌倉時代に設置された守護がその国(地方)の軍事指揮官であり行政官として統治していたことに由来している。(今で言うと、地方自治体の首長ということになるが、当時は任命制であって、民衆が選んだ訳ではない。また、軍事指揮官でもあるため、現在の首長よりは権限が強いことになる。)

現在では、役人の役職というものは無くなっている。これは「守る対象」が国ではなくて子供に置き換わり、そのまま「守り」として使われる様になったが、子供を守ることから対象となる「子」という言葉を頭に付けて「子守り」と呼ばれるようになった。→古語でも現代語でも「木守(こもり)」という単語(庭園などの庭木の番人のことである。)はあるが、「子守」という単語は現代語だけにあって古語には無い言葉である。

英米では、子供でも自立するように育てられるため、乳児や幼児は守る対象となるが、学校に通うような年頃になると「子守」は必要ないという考えがある。このことから「子守り」をされるのは自分では何も出来ない乳幼児という考えがある。よって、就学児以上に対して「子守り」という言葉は乳幼児のように何も出来ないことを揶揄した言葉ということにもなる。五代さんもそうだったが、高村さん、岡野さん、松山さんも、銭形姉妹に対して「子守り」と言っているのは、何も出来ない乳幼児に見立てて言っていることになるが、実際に子守りを受けているのはそれを口にしている相棒の方ですけどね... まあ、口ではナントでも言えますけど...

英語では「Nursing」、ドイツ語では「Pflege」、フランス語では「Nourrir」、イタリア語では「Allattando」、スペイン語では「Alimentando」、ポルトガル語では「Alimentando」、中国語では「看小孩兒」と言う。

イルカ」:哺乳綱鯨偶蹄目クジラ類ハクジラ亜目に属する中の、比較的小形の種である海洋性動物の総称である。体長は1~5m程度のものを言うが、特に体長ではとこから何処までという明確な基準はない。尚、それよれも大形のものは「クジラ」として「イルカ」と区別される。(但し、マッコウクジラやゴンドウクジラ、シロイルカは、体長が小さくてもクジラとされている。)→動物学的には「イルカ」と「クジラ」は大きさ以外には差が無いということであって、親戚みたいなものである。

両顎に歯を持ち、紡錘状の体型をしており、鎌形の背びれを持っているのが特徴である。また、体色は腹部が白色であるが、それ以外の部分は藍黒色である。前肢はひれになっており、後肢は無い。普通の海に群れを成して生息しており、遊泳して生活し、魚やイカなどを食べる。

知能が高いとされているが、科学的にそれが確証された訳ではない。が、ヒトに次いで、体重に占める能の割合が高い動物であることから、昔から「知能が高い動物」として認識されていて、研究対象となっていることが多い動物でもある。

また、クジラとイルカの中間ぐらいの大きさの動物として「シャチ」がいるが、「シャチ」はその大きさから「クジラ」には含めずに「イルカ」に含められる。しかし「シャチ」は獰猛な所があって、海の暴れ者というイメージが定着していて、イルカとは別物と思われている所がある。

尚、フィクションの世界では人間と同程度の知能を持った動物として描かれた作品もあるが、映画「イルカの日」のような悪意を持った者が現れたら、ちょっと怖い所でもある。(実際、イルカは軍用兵器としての利用ということを研究されたという歴史もあります。)

また、イルカは仲間同士の間でコミュニケーションを取る際、人間の可聴周波帯域よりも高い周波数を持ったパルス(人間には聞こえないので「超音波」と呼ばれる。)を発し、それを使ってコミュニケーションや意思伝達を行っていると言うことが分かっている。

漢字では「海豚」と記すが、これは難読漢字の一つとして知られている。(中学入試問題では出題頻度の高いものの一つになっている。)俳句の世界では冬の季語である。また、英語では「Dolphin」というが、「ネズミイルカ」は「Porpoise」と呼び、イルカ(Dolphin)とは区別されている。また、ドイツ語では「Delphin」、フランス語では「Dauphin」、イタリア語では「Delfino」、スペイン語では「Delfín」、ポルトガル語では「Golfinho」、中国語では「海豚」と言う。

調教」:動物を訓練することをいう。特に、人間が利用していることの多い動物に対して、訓練をすることを言うため、馬、牛、羊、ラクダなどの家畜に対して訓練することを言う。または、サーカスや水族館などで動物に芸を仕込む場合、猛獣やゾウなど、またはイルカ、オットセイなどに対して行われる。

これらは、人間の命令に対してそれを行うように仕込むということ、及び、衆人環視下でも暴れないように、人に対して馴れさせるためである。特に、芸を仕込む場合は重要である。

尚、動物を訓練するということから派生して、人間を奴隷のように扱い、命令に従うように仕込むことを「(人を)調教する」と言う場合があるが、これはその人に対して侮辱的に言う言い方である。(普通は人の場合は「訓練」「トレーニング」という言い方をする。)

英語では「Training」、ドイツ語では「Pferdetraining」、フランス語では「Formation du Cheval」、イタリア語では「Addestramento Equino」、スペイン語では「Entrenamiento del Caballo」、ポルトガル語では「Treinamento de Cavalo」、中国語では「調教」と言う。

 

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