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ケータイ刑事銭形愛11話[裏ネタ編]PART 7 [ケータイ刑事]

銭形愛」の11話「そんな執事に騙されて殺人事件」の「裏ネタ編」の増補の2回目となる今回は、二重橋家のこれを見てちゃんが連想したものということで、「家紋」についてと、「無限大」について、「眼鏡」について、「瓢箪」について、「団子」について記します。尚、「家紋」「無限大」「瓢箪」は「・11話[裏ネタ編]PART 2」で、「眼鏡」は「・6話[裏ネタ編]PART 3」で、「団子」は「・14話(2nd.1話)[裏ネタ編]PART 7」で記したものをベースにして、それぞれ加筆しました。

また、この物語について過去に記した記事は「ここをクリック」してご覧下さい。また、この物語に対する過去に記した裏ネタ編は2009/3/16、18、19、22、24付です。

家紋」:その家の家系、血統、家柄、地位などを表すために用いられてきた紋章のことである。水戸黄門で「紋所」と言っているが、「紋所」ということもある。(単に「紋」と呼ばれることもある。)日本では241種類、5100種類以上の家紋がある。

起源は平安時代であって、氏が別れて家を形成した頃に登場し、その家の道具や車などに記すようになったところから始まる。その後、源平の時代になると、戦場で、敵味方の区別をするために旗印を持つようになるが、これが江戸時代までの大名などで使われる家紋の基礎となった。室町時代の中期になると、礼服には家紋を入れるというのが一般化することとなる。戦国時代は、敵味方の区別のために大いに役立ったが、江戸時代になって戦が無くなると、家紋は権威の象徴というものになった。

尚、西洋でも同じようなものがあるが、そちらは「家紋」と言う言い方はせずに「紋章」と言う言い方が一般的である。

英語では「Heraldry」または「Crest」という言葉が用いられるが、「家紋」と言うよりは「紋章」という意味であって、日本語の「家紋」は意味から考えて拡張されて使われていることになる。日本語の「家紋」に相当する言い方としては「Family Coat of Arms」、ドイツ語では「Familienwappen」、フランス語では「Blason de la Famille」、イタリア語では「Cappotto di Famiglia di Braccio」、スペイン語では「Escudo de Armas Familiar」、ポルトガル語では「Brasão Familiar」と言う方が適切である。また、中国語では「家徽」と言う。

無限大」:一般には、「限りなく大きなこと」を言う。また、数学の世界では、「変数xがどんな正数Mをとってもそれよりも大きくなる時、xは無限大になる」という。ちなみにこれを数学式に表記すると「x→∞」と表す。(「無限大」を記号で記すと「∞」である。)また、「大きくなる」という所を「小さくなる」ということにすると「無限小」という。

尚、数学の世界では「負の無限大」という概念もあって、「-∞」と記す。そのため、一般的な限りなく大きいという方の「無限大」は「正の無限大」と言い、「+∞」と表記することもある。

英語では一般的には「Infinite」、数学用語では「Infinity」という。また、ドイツ語では「Unendlich」、フランス語では「Infini」、イタリア語、スペイン語、ポルトガル語では「Infinito」(但し、発音は異なる。)、中国語では「無限大」と言う。

ところで、1978年に発表されたJOURNEYの4枚目のアルバムタイトルが「INFINITY」であったというのは、豆知識と言うことで...(ヒット曲『Wheel In The Sky』が収録されているアルバムである。)

眼鏡」:「めがね」と読むのが一般的であるが、「がんきょう」と読む場合も少なからずある。また「めがね」と読ませる場合はカタカナ表記の「メガネ」とされることも多い。漢字とひらがなを混ぜて「眼がね」と表記する場合もある。(但し、この場合は、物を実際に見てその物の善悪、可否などを考え定めること、鑑識、めきき、という意味になる。)

目の屈折異常(遠視、近視、乱視、老眼など)の矯正のために使用して、視力を上げるために使うものと、紫外線やアーク光、各種閃光などの有害光線や異物が飛んできて目に入ることを防ぐという目の保護用に使用するものとがある。また、ファッションのために使用される道具でもある。(ファッション用の眼鏡は、度の入っていないレンズが一般的に使用されるが、それよりもフレームのデザイン(色や形)の方が優先されていて、一般的に「伊達眼鏡」と呼ばれている。)

または「遠めがね」の略した言い方でもある。(「遠めがね」は、双眼鏡、望遠鏡のことである。)

眼鏡は13世紀末のイタリアで発明されたものとされている。それ以前にも、レンズを使った視力矯正ということは行われていた。しかし、その当時のものは、現在の眼鏡のように、目の前に固定するパーツは無く、かつ、レンズは1つであり、そのレンズを手で持って眼前に持ってきて使用するものであった。(使用する場合、最低でも片手を取られてしまうものであった。尚、手を自由にするために、目の上下に挟むようにして使用するレンズもあった。)→現在のように耳に引っ掛けるというものではなかった。また、レンズの特性と視力矯正の観点から述べると、それらは老眼鏡ということになる。

やがて眼鏡は「知識」と「教養」の象徴となって、学者や偉大な聖人たちの持ち物というイメージが生まれることになる。(このイメージは現在も残っていて、日本でも、学者や天才少年のイメージを決めるアイテムの一つでもある。)そういうこともあって、光学的な補正を行わない眼鏡(視力矯正能力のない眼鏡)がファッションとして広く使用されている、ということも出来る。)

視力矯正用の眼鏡には、近視用の凹レンズを使ったもの、遠視用の凸レンズを使ったもの、乱視用の円筒レンズを使ったものの3種類があり、これらを組み合わせた「両用レンズ」と呼ばれるものがある。これらの中で最も早く登場したのは近視用のものであり、15世紀に当時用している。その後、17世紀頭に遠視用の凸レンズと近視用のの凹レンズが理論的に確立して、凸レンズの眼鏡が登場した。尚、乱視用の眼鏡の登場は19世紀になってからである。また、18世紀後半には、近視と老眼の両方に対応した多重焦点レンズが登場している。(いちいち眼鏡を変えるのが面倒ということから生まれたものである。)

また、手で持って使用するものから、鼻に挟んで使用することで両手を自由にした眼鏡が登場したが、それ以外では特に大きな発展無い。強いて言うと、眼鏡に紐を付けて頭に巻きつけて使用するものが登場したぐらいであって、18世紀前半以降、特に大きな発展はしていない。(この点では成熟商品ということが言え、デザインや形で差別化されることになり、ファッション・アイテムとしても成り立っている。)

一方、目の保護用途の眼鏡としては「サングラス」がその代表的なものである。サングラスの原理は目の前に透過率の低いものをフィルターとして使うことで、目に入る光量を減衰させるというものである。原形となるものは眼鏡の登場以前から存在していたが、目の前に平らな板状素材のものを持って使っていて、とても「眼鏡」と呼べるような代物ではなかった。が、眼鏡が普及するようになると、レンズではなくてそこにフィルターとして使用する透過率の低いものを入れられで、現在のサングラスと呼べるものが生まれた。尚、サングラスには視力矯正用のレンズが入っていなかったが、このことから視力の矯正は必要ないが、目に飛び込んでくるものを防ぐ用途となる保護眼鏡としての利用に使われるようになった。で、防塵用の眼鏡、半田付け作業用の「保護眼鏡」、溶接作業時に使用する「遮光眼鏡」が登場した。また、ゴーグルと呼ばれるものや水中眼鏡なども、役割からは「保護眼鏡」に含まれることになる。

その後、視力矯正用の光学レンズをサングラスと組み合わせたもの(所謂「度入りサングラス」と呼ばれるもの)が登場している。

英語では「Glasses」または「Eyeglasses」、ドイツ語では「Brille」、フランス語では「Lunettes」、イタリア語では「Occhiali」、スペイン語では「Gafas」、ポルトガル語では「Óculos」、中国語では「眼鏡」と言う。

瓢箪」:「ひょうたん」と読む。元々の漢字の意味としては、「瓢」は「ひさご」、「箪」は「竹製の丸い飯櫃(いいびつ)」のことである。

ウリ科の蔓性一年草である。ユウガオの変種とされていて、アフリカまたはアジアの熱帯地方が原産である。また、栽培ということでは南米で古くから行われているものである。食用として、または加工用として世界中に広がって栽培されているものである。(干瓢になるユウガオと同種であることから、干瓢にされることもあり、農作物としても貴重なものである。)

茎は巻ひげによって他の物にからんで伸びていく。葉は心臓形であって、掌状に浅裂がある。7月頃に白色の五弁花を開く。その後、果実が実るが、中央部にくびれがあるものが一般的に認識されているが、そのくびれが無い品種も一部にある。

その果実の中身(果肉は苦くて食べられない。)を取り除き、乾燥させて作った器は、酒の容器として世界中で使われている。(酒だけでなく、水などを入れて水筒としても広く使われている。)

尚、「瓢箪」または「瓢」は秋の季語である。英語では「Gourd」、ドイツ語では「Kürbis」、フランス語では「Gourde」、イタリア語では「Zucca」、スペイン語では「Calabaza」、ポルトガル語では「Cabaço」、中国語では「葫蘆」と言う。

団子」:穀物の粉を水でこねて、小さく丸めたものを蒸したり茹でたりした菓子のことである。現在では「だんご」と呼んでいるが、異なった名称も残っている。(例えば「だんす」「あんぶ」「おまる」等がある。)

元々は神仏への供物として用いられたものであったが、いつしかそれが菓子として食べられるようになった。供物としての名残は「彼岸団子」「死者の枕団子」などにその名残が見られる。また、行事としては月見の際に用いられ、秋・十五夜の月見団子はその名残である。

使用される穀物は様々であって、大麦、小麦、粟、キビ、ヒエ、蕎麦、トウモロコシ、小豆、サツマイモ、栃の実、などが利用される。また、近年では米粉を使ったものもある。(米を粉にした米粉を使えば「団子」になるが、蒸した米を使うと「団子」ではなくて「餅」になる。)それらの中でも、キビを使った「きびだんご」は有名である。(吉備の国の団子ということで「吉備団子」と表記されることもあるが、「黍(きび)」を使っているので「黍団子」という表記も一般的である。→但し、「黍」という感じが難読漢字であることから「きびだんご」というようにひらがな表記も多い。)

また、菓子ということでは「みたらし団子」が有名である。「ケータイ刑事」では「・3rd.3話」で「ポポロパンピン・エクスレアード・トレビアーン」というザバーン王国の名物菓子として登場している。(漢字では「御手洗団子」と表記する。)

「みたらし団子」は、米粉で作った団子を数個(3~5個が一般的)竹串に刺し、砂糖醤油餡をからめたものである。京都・下鴨神社が発祥の地とされていて、下鴨神社糺の森で加茂みたらし茶屋が販売したものが最初とされている。(団子の数は5個)醤油の香ばしさと砂糖の甘さの餡が評価されていて、団子の方に焦げ目があるものが美味しいと評判である。尚、みたらし団子の餡に砂糖を使用していなければ、その団子は「みたらし団子」とは呼ばず「醤油団子」と言う。

ちなみに、「団子」は一般的な菓子であるため、特に特定の季節を指す季語にはなっていないが、「団子正月」と言うと新年の季語となり、「団子花」は春の季語、「月見団子」は秋の季語となる。(まあ、当然ですね。)

尚、現在では、「肉団子」や「泥団子」というように、穀物の粉ではないものを小さなボール状に丸めたものも「団子」と言う。「肉団子」は食べ物であるが、「泥団子」は食べ物ではないが、丸くなっているもののことを「団子」と言い、先頭集団が一団となって激しい先頭争いをしていることを「団子レース」と言うが、これは選手が固まっている状態を「団子」に見立てた言い方である。

英語では「Dumpling」と言うが、日本の団子のような樫出はなくて、ミートボールのようなおかずというのが一般的である。また、ドイツ語では「Kloß」、フランス語では「Boulette」、イタリア語では「Gnocco」、スペイン語では「Bollo Relleno」、ポルトガル語では「Bolinho de Massa」、中国語では「団子」と言う。

 

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