SSブログ

ケータイ刑事銭形愛12話[裏ネタ編]PART 6 [ケータイ刑事]

今回からの「銭形愛・裏ネタ編」の増補は第12話の「サンタが街にやってきた ~クリスマス誘拐事件」に突入です。(以前にPART 5まで記しているので、PART 6からということになります。)で、サブタイトルにある言葉から「サンタ」について、「」について、「クリスマス」について、「誘拐」について記します。尚、「サンタ」と「クリスマス」は「・12話[裏ネタ編]PART 1」で、「誘拐」は「・11話[裏ネタ編]PART 6」で記したものをベースにして、それぞれ加筆しました。

また、この物語について過去に記した記事は「ここをクリック」してご覧下さい。また、この物語に対する過去に記した裏ネタ編は2009/3/26、28、29、31、4/2付です。

サンタ」:「サンタクロース」の省略した言い方である。よって、「サンタクロース」と同意である。または、「神聖」という意味であり、「聖女」に対して冠語としても使用される。

「サンタクロース」は、クリスマスの前夜(=クリスマス・イヴ)に、良い子に対して、靴下の中にプレゼントを入れて回るという伝説上の人物であって、真っ赤な服に白く豊かな顎髭を蓄えた風貌として知られている。尚、「ファーザー・クリスマス」という別名もある。

小アジア・ミュラの司祭である聖ニコラウスの伝説が起源であり、4世紀から語り継がれているものである。で、そのオランダ語の「Sint Klaes」の英語訛りが「Santa Claus」である。尚、ニコラウスの祝日は12/6であり、その前夜に贈り物を交換するという習慣があって、これが形を変え、日にちが変わり、現在に至った。

ニューヨークに移民したオランダ系移民がアメリカに持ち込んだ風習で、これがクリスマスにプレゼントを贈るというアメリカに元々あった習慣と結びつき、赤い服、白い髭、長老という形になり、クリスマス・イヴにプレゼントを贈る、という形になった。そしてこれが世界に広がり、今日の状況を生み出すことになった。

乗物はトナカイが引く空を飛ぶソリである。ソリを引くトナカイの数は8頭であるが、その先導役を務めるトナカイが1頭いて、現在、サンタクロースのソリのトナカイは9頭になっている。先導役のトナカイの名前はルドルフ、それ以外のソリを引く8頭の名前は、ダッシャー、ダンサー、プランサー、ヴィクセン、ドゥンダー(またはドンダー)、ブリッツェン、キューピッド、コメット、である。

「サンタクロース」のことを英語、ドイツ語、イタリア語、スペイン語では「Santa Claus」(但し、発音は異なる。)、フランス語では「Père Noël」、ポルトガル語では「Papai Noel」、中国語では「聖誕老人」と言う。

「街」:都市の中なある繁華街、人の集まる商業地区のことである。また、「ダウンタウン」と呼ばれる都市の中心部のことを指す場合もある。

尚、「町」も「街」と同じく「まち」と読むが、「ちょう」と読むこともあって、地方公共団体であって、行政区分となる市町村の「町」(東日本では「まち」、西日本では「ちょう」と読む傾向がある。)のことを指す場合もある。(「街」にはこの意味は無い。)それ以外の「町」は、田んぼの広さや区切りの単位であり、または農地や邸宅などの区画の境界を意味したり、人家の密集している所のこと、商店などが集まった繁華街(この意味は「街」と同じである。)を意味する。また、江戸時代では「町」と言うと人が集まり住んだ都市部のことを指した。

基本的に「町」の方が「街」寄りも広い意味を持っていることになり、「街」は都市の一部の地区と言うことになる。また、一つの都市に複数の「街」があるのも当然である。

英語では「Town」、ドイツ語では「Stadt」、フランス語では「Ville」、イタリア語では「Città」、スペイン語では「Pueblo」、ポルトガル語では「Cidade」、中国語では「街」と言う。

クリスマス」:イエス・キリストの降誕祭であり、キリストの生誕を祝うキリスト教の記念日であり、キリスト教では祭日とされている日である。12/25がその日であるが、ユダヤ教では日没を日にちの区切りとしているため、12/24の夕方(日没後)からを「クリスマス・イヴ」として祝っている。(本来の「クリスマス・イヴ」は24日の日没から25日の00:00までである。→これがいつしか12/24の全体を「クリスマス・イヴ」として祝うようになった。)尚、ユダヤ教での正しい「クリスマス」は25日の日没までである。

クリスマスというと、一般的には12/25であるが、東方教会では1/6である。また、一部の国によっては、12/25から始まり1/6までという所もある。また、多くの国では12/25は祝日となっている。(日本でも、かつて12/25は祝日であり「大正天皇祭」という名前であった。→1926年から1947年までの間。)ということから、現在は日本でも「12/25を祝日に」という声があるが、流石は無宗教国家と言われる国ですね。(ただ、祝日法によって、既に1年間の祝日が上限数に達しているため、12/25を祝日にするのなら、何かの祝日を廃止するしか手が無い...)

また、クリスマスはキリスト教における祝日であるため、「クリスマス」を祝日にすると、それ以外でも色々と問題が出てくることになる。というのは、特定の宗教に於ける祝日であるため、政教分離の原則に違反することになるということ、また、花まつり(4/8)をはじめ、他の宗教の祝日を祝日にしないのはおかしい、という声が出て、不平等だとなってしまうだけに、実現性としては殆ど無いでしょうね...(ただ、12/25を「クリスマス」ではなくて、他の何らかの祝日にするということならば、そちらの可能性の方があるでしょうが...)

英語では「Christmas」と表記するのだが「Xmas」という表記もされることも多々ある。尚、「Xmas」の「X」はギリシャ語の「Xristos」の頭文字であり、キリストを意味している。(一方、「mas」は「祭日」という意味である。よって、「キリストの祭日」という意味である。)

日本語では「クリスマス」という言い方の他に「降誕祭」「聖誕祭」「聖夜」という言い方もある。英語では「Christmas」、ドイツ語では「Weihnachten」、フランス語では「Noel」、イタリア語では「Natale」、スペイン語では「Navidad」、ポルトガル語では「Natal」、中国語では「聖誕節」と言う。

誘拐」:他人を欺して誘い出し、そして連れ去ること、勾引す(かどわかす)ことを言う。その目的は、連れ去った人(主に子どもが多い)の親族から、連れ去った人の命と引き替えに財産を脅し取るというもの(=営利目的の誘拐)が多い。

「他人を連れ去る」という行為では、「誘拐」以外に「拉致」と「略取」がある。「拉致」とは無理矢理連れて行くことを指し、「略取」とは暴力行為によって連れ去ることを言う。「誘拐」は欺して誘い出して連れ去るという行為であるので、「他人を連れ去る」という結果は同じであるが、「拉致」と「略取」とはその方法(手段)が違っていることになる。→子供に対して、「家族が事故にあった」と嘘を言って連れ去るという手口(=誘拐ではよくある手口である。)は子どもを騙しているので「誘拐」となるが、嘘をつかずに力づくで子供を捕らえて連れ去ると「拉致」となり、暴力を使って相手を子どもを傷つけてから連れ去ると「略取」となる。尚、この場合、手段が異なっていても行為としては結果的に同じことになる、日本の法律(刑法)では「未成年者略取及び誘拐」というように記されることになる。(連れ去られた時点では、「誘拐」「拉致」「略取」のいずれかは分からず、調べていく内にいずれに該当することになるのかが判明するものである。)

更に細かいことを言うと、「拐(かどわ)かし」または「匂引(かどわか)し」には、「略取」という意味と「誘拐」という意味の両方がある。(子供を欺しても、傷つけて連れ去っても「拐かし」(「匂引し」)ということになる。)現在では「拐かし」の同義語(「誘拐」と「略取」の両方の意味を持っている)として「拐取」という言葉がある。

ところで、誘拐事件は様々な犯罪事件の中でも「割の合わない犯罪」として知られている。これは、誘拐事件の犯人の検挙率が他の事件の検挙率よりも高いためである。(戦後、日本で発生した誘拐事件の犯人検挙率は97%を超えている。)

日本で戦後に起こった誘拐事件で未解決なものとしては、グリコ・森永事件の一つである「江崎グリコ社長誘拐事件」(1984年)がある。(この事件は、誘拐されたのが成人男性であり、しかも無事に解放されているという事件であって、誘拐事件の被害者としては珍しい事件でもある。)既に公訴時効を迎えていて、損害賠償の請求を行うにしても民事時効も成立してしまっている。また、誘拐殺人事件では、1987年に起こった高崎市男児誘拐殺人事件が唯一の未解決事件となっている。

これらの事件は「誘拐事件」の中で犯人が検挙できなかった身代金目的の「誘拐事件」及び「誘拐殺人事件」の代表的な事件である。→これらの事件があるため、日本での誘拐事件の検挙率は100%ではないが、これらの事件では、目的である身代金は犯人側に渡っていないので、身代金目的の誘拐事件で身代金がわたった事件では、犯人が逮捕されなかった事件(犯人の立場から言うと「成功した事件」ということになる。)は無い。

この原因は、身代金の取り引きのために姿を現す段階が特に逮捕の可能性を高めることになっている。(何せ、こればかりは現場に犯人が現れるのですから...)また、脅迫状や脅迫電話などによって誘拐した人の家族に連絡を取るため、これが犯人に繋がる手掛かりを色々と与えることになるため、犯人動きが分かってしまうことになる。また、誘拐した相手を何処かに監禁しておくと、その周囲に何らかの手掛かり(「声がした」ということも重要な手掛かりとなる。)を残すことになり、やはり犯人特定の手掛かりを与えることになってしまう。また、誘拐された人が無事に解放されると、犯人に対する様々な記憶があることで、犯人に対する証拠を残すことになる。よって、他の事件と比べて捜査資料が多くなるということで検挙率が高くなっている。

尚、誘拐された人を解放することなく殺害してしまうと、それは「誘拐事件」ではなく「誘拐殺人事件」となって、「誘拐」の場合よりも罪が重くなるのは言うまでも無い。

また、身代金を目的とする拐取以外としては、結婚目的、猥褻目的などがあるが、これらも身代金目的と同様に監禁することになる。監禁しない誘拐としては海外に移送する目的(=人身売買で売り飛ばすというものである。)での誘拐がある。特に海外に対しての人身売買は世界的にも大きな問題の一つとなっている。(貧しい国からは人身売買のブローカーが誘拐にも介在していると言われている。)また、その手段としては「誘拐」「拉致」「略取」のいずれの方法の場合がある。しかし、「身代金目的」での誘拐が一般的である。

そういうことから、身代金目的の誘拐事件は、犯人が身代金の取引現場で、如何にして姿を見せずに身代金を奪い取るのか、ということをポイントとした推理小説や映画、ドラマが数多く作られている。→有名なのは黒澤明監督の「天国と地獄」がありますね。それ以外でもグレン・フォード監督の「誘拐」、そのリメイクでメル・ギブソン主演、ロン・ハワード監督の「身代金」、岡本喜八監督の「大誘拐 ~Rainbow kids」などが有名である。これらは犯人と警察との身代金の受け渡しのやり方が見所になっている。

英語では「Kidnapping」、ドイツ語では「Entführung」、フランス語では「Kidnapper」、イタリア語では「Rapendo」、スペイン語では「Secuestrando」、ポルトガル語では「Seqüestrando」、中国語では「誘拐」と言う。

ちなみに、「ケータイ刑事」でも「誘拐事件」はお馴染みの事件の一つとなっている。銭形姉妹が誘拐された物語としては、「・18話」で愛お姉ちゃまが、「・2nd.15話」でちゃんが、「・1st.5話」でちゃんが、「・2nd.8話」でちゃんが誘拐(拉致)されている。また、ちゃんは「M3」で拉致されている。また、銭形の相棒も、五代さんは「・11話」で誘拐され、岡野さんは「・1st.26話」と「M2」で拉致され、松山さんは「・3rd.4話」で拉致され、あさみさんは「・10話」でそれぞれ誘拐されている。→これを考えると、誘拐事件の被害者と無縁なのはちゃんと高村さんと言うことになりますね。(・高村コンビは、誘拐(殺人)事件の捜査をしたことはありました。)

 

ケータイ刑事 銭形愛 DVD-BOX

ケータイ刑事 銭形愛 DVD-BOX

  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
  • メディア: DVD

さむがりやのサンタ (世界傑作絵本シリーズ―イギリスの絵本)

さむがりやのサンタ (世界傑作絵本シリーズ―イギリスの絵本)

  • 作者: レイモンド・ブリッグズ
  • 出版社/メーカー: 福音館書店
  • 発売日: 1974/10/25
  • メディア: ハードカバー
だれも知らないサンタの秘密

だれも知らないサンタの秘密

  • 作者: アラン スノウ
  • 出版社/メーカー: あすなろ書房
  • 発売日: 2005/11
  • メディア: 大型本
サンタクロースっているんでしょうか?

サンタクロースっているんでしょうか?

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 偕成社
  • 発売日: 2000/11/27
  • メディア: 単行本
クリスマスの ふしぎな はこ (幼児絵本)

クリスマスの ふしぎな はこ (幼児絵本)

  • 作者: 長谷川 摂子
  • 出版社/メーカー: 福音館書店
  • 発売日: 2008/10/10
  • メディア: 単行本
クリスマスのものがたり (世界傑作絵本シリーズ―日本とスイスの絵本)

クリスマスのものがたり (世界傑作絵本シリーズ―日本とスイスの絵本)

  • 作者: フェリクス・ホフマン
  • 出版社/メーカー: 福音館書店
  • 発売日: 1975/10/10
  • メディア: 大型本
誘拐 (ちくま文庫)

誘拐 (ちくま文庫)

  • 作者: 本田 靖春
  • 出版社/メーカー: 筑摩書房
  • 発売日: 2005/10/05
  • メディア: 文庫
誘拐 (ハヤカワミテリ文庫―スペンサー・シリーズ)

誘拐 (ハヤカワミテリ文庫―スペンサー・シリーズ)

  • 作者: ロバート・B. パーカー
  • 出版社/メーカー: 早川書房
  • 発売日: 1989/02
  • メディア: 文庫
ドラマW 誘拐 [DVD]

ドラマW 誘拐 [DVD]

  • 出版社/メーカー: ポニーキャニオン
  • メディア: DVD
大誘拐 RAINBOW KIDS [DVD]

大誘拐 RAINBOW KIDS [DVD]

  • 出版社/メーカー: 東宝
  • メディア: DVD
誘拐ラプソディー 特別版 [DVD]

誘拐ラプソディー 特別版 [DVD]

  • 出版社/メーカー: 角川映画
  • メディア: DVD
天国と地獄 [DVD]

天国と地獄 [DVD]

  • 出版社/メーカー: 東宝
  • メディア: DVD
天国と地獄 [Blu-ray]

天国と地獄 [Blu-ray]

  • 出版社/メーカー: 東宝
  • メディア: Blu-ray

nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:テレビ

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

トラックバック 0

BOB WELCH『FRENCH KIS..FLEETWOOD MAC『BARE T.. ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。