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ケータイ刑事銭形海27話(3rd.1話)[裏ネタ編]PART 3 [ケータイ刑事]

銭形海」の第27話(3rd.1話)「噂の刑事、ついに登場! ~日焼け書道家殺人事件」の裏ネタ編・増補の2回目となる今回は、ちゃんが冒頭でこれをしていたことから「初詣」について、これがいたことから「ひったくり犯」について、それを追いかけるためにちゃんのマウンテンバイクが松山さんに乗っていかれたことから叫んだ「泥棒」について、事件解決後に改めて参拝した時に松山さんが口にした「馬子にも衣装」について、そしてお互いに何を願ったのかを尋ねられて口にした「ケチ」について記します。尚、「初詣」は「・5話[裏ネタ編]PART 1」で、「泥棒」は「・22話(2nd.9話)[裏ネタ編]PART 2」で、「ケチ」は「・10話[裏ネタ編]PART 3」で記したものをベースにして、それぞれ加筆しました。

また、この物語について過去に記した記事(MBS放送時に記した[改訂版])は「ここをクリック」してご覧下さい。BS-i(当時)での本放送時に記した記事へのリンクもあります。また、この物語についての過去に記した裏ネタ編は2008/10/4付です。

初詣」:新年になって初めて社寺へお参りすることを言う。また、これは単なるお参りではなく、一年の感謝を捧げたり、新年の無事と平安を祈願したりするために行われるものであって、普通の参拝とは区別される特別な意味のあるものである。

元々は、元日に氏神またはその年の恵方に当たる方角の神社仏閣にお参りするものであった。しかし現在では、「氏神」または「恵方の方角」ということが完全に忘れられてしまい、単に有名な神社仏閣にお参りするのみということになっている。(これは、鉄道会社が沿線の神社仏閣に参拝することを宣伝したためであって、その時に「氏神」や「恵方」は置いて行かれることになった。)また、本来は大晦日の夜の「除夜詣」と、元日の朝の「元日詣」との2つに分かれていて、大晦日から元日にかけて行われた「年蘢り」というものであった。この内の「元日詣」が一般的になり、これが現在の「初詣」といって良い。

俳句の世界では「初詣」「初参」「初社」などは全て「新年」の季語である。(「冬」の季語ではない。)また、英語では「New Year's visit to a Shrine」、ドイツ語では「Neujahresbesuch zu einem Schintoistischen Schrein」、フランス語では「Visite d'une Nouvelle année à un Temple Shintoïste」、イタリア語では「Visita di un anno Nuovo ad un Sacrario Scintoista」、スペイン語では「Visita de un Nuevo Año a una Urna Sintoísta」、ポルトガル語では「Visita de um Ano Novo para um Aantuário de Xintoísmo」、と言うが、各言語に於いて同等の言葉がないので、説明的な言い方がされている。また、近年では日本文化も世界的に知られるようなったこともあって、日本語をローマ字にした「Hatsumode」または「Hatsumairi 」という言い方も用いられるようになっている。また中国語では「新年後首次参拝」という。

ひったくり犯」:「ひったくり」という犯罪行為を行った犯人のことである。

「ひったくり」(漢字では「引っ手繰り」と記す。→難読漢字の一つとして、中学入試では(読みの出題頻度の高いものの一つとして知られている。)は窃盗の一つであって、不意を襲って他人の物(特にバッグなど)を奪い、そのまま逃走する行為のことを言う。特に、バイクや自転車に乗っていて、歩行者が手に持っているバッグ、または自転車の前籠に置かれたバッグなどを狙い、その人の背後から近づき、すれ違った瞬間に奪い取り、そのまま逃げてしまうという手口が多い。(歩行者を狙った場合は、その時に突き飛ばすということをする者もいる。)

自転車の場合は、これを防ぐために、前籠にはネットを被せることが推奨されている。(これはバイクなどでも同様であって、直接、バッグなどに触れられないようにするのが有効とされている。)

他人の物を奪っていく窃盗行為であるため、これを行うと窃盗罪が成立することになる。よって、行った人は窃盗犯ということになるが、一般的には「ひったくり」を行った犯人ということから「ひったくり犯」と呼ばれていて、「窃盗犯」と呼ぶのは法的な場合、警察関係者ぐらいである。

尚、ひったくりを行った時に、狙った人を突き飛ばすなどして被害者が怪我をした場合は、窃盗罪だけでなくて傷害罪にも問われることになる。

英語では「Snatching Criminal」、ドイツ語では「Greifen von Verbrecher」、フランス語では「Saisissant Criminel」、イタリア語では「Criminale che Afferrando」、スペイン語では「Delincuente Cogiendo」、ポルトガル語では「Criminoso Arrebatando」、中国語では「搶奪犯」と言う。

泥棒」:「泥坊」と表記することもある。(但し、「泥坊」という表記は、現在では殆ど使われなくなっている。)他人の物を盗む人のこと、盗賊のこと、または放蕩者のことを言う。「盗人(「ぬすびと」または「ぬすっと」)「物取り」「盗賊」と言う言い方もある。

尚、他人の物を盗むという行為は同じであっても、盗む物が些細な物である場合、または金銭的な額にすると小額な場合、または誰もが盗もうとも思わないような(どうでも良いような)物品を盗む泥棒のことを「コソ泥」ということがある。(「コソ泥」は正式には「コソコソ泥棒」と言い、その省略形である。)但し、「コソ泥」という言葉の定義はなく、「小額」という基準も無く、感覚的に区別されている。

その一方で、誰もが驚くような、盗むことが不可能と思われた物を盗んだり、超大金や超高額な物品を盗む泥棒のことを「大泥棒」ということがある。が、やはりこれについても相対的に大きい場合に使われる言葉であって、「大」を付けるようになる明確な基準があるというものではない。

近年では、電子データだけを盗むというように、物としては実体の無いものを盗むという泥棒もいる。(例えば、他人になりすまして電子マネーを奪うことなどが該当する。)例え実体が無いデータであっても、それを盗めば窃盗であり、そういう行為をする者も歴とした泥棒であるのは言うまでも無い。

英語では「Thief」、ドイツ語では「Dieb」、フランス語では「Voleur」、イタリア語では「Ladro」、スペイン語では「Ladrón」、ポルトガル語では「Ladrão」、中国語では「小偸」と言う。外国に旅行した場合、それなりに注意をするのは当然であるが、これらの言葉は万一のために頭に入れておいた方が良いですよ。(それが徒労に終わったと言うことが一番ですが...)

馬子にも衣装」:どんな人であっても、姿形を美しく整えれば立派に見えるということである。尚、この言葉は誉め言葉ではなく、謙遜して言う言葉である。よって、身内に対して使うのが一般的であって、赤の他人に対して使うと、それは相手に対して失礼になる。

これを考えると、松山さんがちゃんに言っているのは、コンビを組んで活躍していくことで、身内みたいなものになるが、最初の出会いの時に使っているのは...

尚、「馬子」とは、馬に人や荷物を乗せて運ぶことを職業とした人のことである。(「馬方(うまかた)」または「馬追(うまおい)」と呼ばれることもある。)

ところで、七五三の子供に対して、または成人式を迎えた新成人に対して、振り袖を着た場合に「馬子にも衣装」という言い方は正しいが、おじいちゃん・おばあちゃんから見て孫ということで「孫にも衣装」という誤った解釈がされることが時にはある。言葉の意味としては面白いが、これは完全な誤用である。

英語では「Clothes make the Man」、ドイツ語では「Die Kleidung macht den Mann」、フランス語では「Les vêtements font l'homme」、イタリア語では「I vestiti fanno l'uomo」、スペイン語では「Hechura de ropa el Hombre」、ポルトガル語では「Roupas fazem o Homem」、中国語では「為馬夫也服裝」と言う。

ケチ」:金品を必要以上に惜しむこと、しみったれなこと、しぶちんなこと、吝嗇(りんしょく)なこと、またはそのような人のことを指して言う言葉である。(それ以外にも「しぶちん」「しみたれ」「しみったれ」「しぶきち」「しわんぼ」「けちんぼ」「にぎり」「しびたがれ」というような言い方もある。(これらは方言ですけど...))尚、漢字では「吝嗇」と記して「けち」と読む場合もある。(本来は「りんしょく」と読むのですが...)

一般的には上記の意味であるが、それ以外にもいくつかの意味があって、「縁起が悪いこと」「不吉の前兆」「不景気」「みすぼらしい様子」「くだらないこと」「いまいましいこと」という意味がある。(例えば、「けちな道具を自慢する」という場合の「けち」は「みすぼらしい」という意味である。また、「世の中がケチ」と言うと、不景気な状況のことを意味している。)

また、それらの意味から派生して、「出し惜しみをすること」「隠して表に出さないこと」についても指すようになった。

ある程度、物に対して惜しむという気持ちがあることは大事なことであるが、何事にも限度というものがある。(金銭的な)「ケチ」というのは必要以上に惜しむということであって、「必要以上」という所が一般常識という範囲の限度を超えている所が問題である。(小さい「ケチ」(金品を惜しむこと)であれば誰でもあることであって、特に問題とは言えないが、限度を超えた「ケチ」と言うことになると、やはりこれも問題ということである。→「もったいない」という考えとの間でのバランスが問題ということになる。)

但し、この物語では、金銭的に惜しむと言うことではなく、尋ねていることを答えてくれないことから、それを出し惜しみをするというということで使われている。

英語では「Stinginess」、ドイツ語では「Geiz」、フランス語では「Avarice」、イタリア語では「Avarizia」、スペイン語では「Tacañería」、ポルトガル語では「Mesquinhez」、中国語では「吝嗇」と言う。

 

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