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ケータイ刑事銭形愛12話[裏ネタ編]PART 7 [ケータイ刑事]

銭形愛」の12話「サンタが街にやってきた ~クリスマス誘拐事件」の「裏ネタ編」の増補の2回目となる今回は、冒頭でちゃんがこれを貰っていたことから「チラシ」について、それを見てこうなったことから「不機嫌」について、これが届いていたことから「脅迫状」について、そにこの名前が記されていたこから「サタン」について、3000万円のこれを要求していたことから「身代金」について記します。尚、「チラシ」は「・3話[裏ネタ編]PART 6」で、「脅迫状」は「・3話[裏ネタ編]PART 4」で、「身代金」は「・10話[裏ネタ編]PART 3」で、「サタン」は「・12話[裏ネタ編]PART 2」と「・29話(2nd.16話)[裏ネタ編]PART 13」で「悪魔」として記したものをベースとして、それぞれ加筆しました。

また、この物語について過去に記した記事は「ここをクリック」してご覧下さい。また、この物語に対する過去に記した裏ネタ編は2009/3/26、28、29、31、4/2付です。

チラシ」:漢字では「散らし」と表記する。また、「ビラ」「引き札」「フライヤー」などと呼ばれることもある。

広告目的で配られる印刷物のことであり、基本的には1枚ものであって、片面印刷、または両面印刷された印刷物のことである。(1ページ、または裏表の1枚ものであって、見開きのような形にはなっていないものである。)

広告目的のものであるため、町中で通行人に配られたり、新聞の折り込み広告として入っていたり、各家庭のポストに直接配られたりしているものである。そのため、日常生活に於いても接することの多いものである。ただ、宣伝目的であるため、様々な内容の物があるため、全く役に立たないいうことも多く、その場合はゴミにしかならない物でもある。ただ、方論印刷のものであれば、裏白ということで、メモ紙などとして有効利用できる(=節約になる)のだが、両面印刷された物は、完全にゴミでしかない。(ちり紙交換に出すだけですね...)

または、映画館や劇場などで、近日上映される作品の宣伝のために置いてあるもの(B5サイズが一般的である。)も「チラシ」と呼ばれるが、これは両面印刷というのが基本である。また、力を入れている作品では2つ折り(広げるとB4サイズになる。)になっているものも珍しくない。これは新作の宣伝として利用されているのだが、近年ではインターネットの普及で、映画会社のHPで新作情報を得ることも容易に出来るようになっているため、(映画の)チラシについては以前と比べると縮小気味になっている。→過去の作品では、ちょっと珍しい映画のチラシにはプレミアが付いたりして、オークションでは高値で取り引きされる場合もある。(映画館ではただで配られているものであるだけに、これぞというものはちょっとした小遣い稼ぎにもなるのだが、近年の作品ではそんなものは無い。「希少性」「有名スターが出演している」などの条件と、ある程度昔の作品であれば、時々4桁の価格が突いているものもあるが、普通は2桁が良いところである。

明確な基準は無いが、「チラシ」というとA4かB5サイズの印刷物のことを指すことが多く、映画や演劇、音楽コンサートなどの広告で使用されるものは正にこれに該当する。手書きのものや政治的な宣伝に使われるものは「ビラ」と呼ぶことが多く、ポケットティッシュの大きさや名刺サイズのような小さいものは「フライヤー」と呼ばれる傾向がある。(これの例外は、風俗関係の広告物である「ピンクチラシ」または「ピンクビラ」と呼ばれる物で、これらは名刺サイズ程度のものが主流である。)

英語では「Flier」と言うが、「Leaflet」「Bill」「Circular」「Handout」いう言い方もある。また、ドイツ語では「Flugblatt」、フランス語では「Tract」、イタリア語では「Volantino」、スペイン語では「Volante Propagandístico」、ポルトガル語では「Filipeta」、中国語では「宣傳單張」と言う。

不機嫌」:「ふきげん」と読むのが一般的であるが、「ぶきげん」と読む場合もある。

機嫌の悪いこと、気分の良くないこと、不快に状態のこと、むっつりとしたこと、及びそれらの状態に陥っている状況をいう。尚、反対の状態の場合は「上機嫌」という。(「上機嫌」の反対語として「下機嫌」という言い方は無く「不機嫌」である。)

これになることは複数の原因があり、また、同じことをされた場合でも人によって感じ方が変わるため、自分は不機嫌にならないようなことであっても、不機嫌になる人もいることも忘れないようにしましょう。

英語では「Bad Humor」、ドイツ語では「Schlechter Humor」、フランス語では「Mauvais Humour」、イタリア語では「Cattivo Umorismo」、スペイン語では「Humor Malo」、ポルトガル語では「Humor Ruim」、中国語では「不高興」と言う。

脅迫状」:ある特定の人物や団体などに対して、一方的な要求を突き付け、そこに記された要求が実現しない場合(拒否された場合)はその報復行動として、社会的な破壊活動や殺生行為を行い、要求を実現するように迫ることを知らせる文書のことである。また「状」と言うからには、これは手紙(文書)の形態を取っているのが基本である。(最近は手紙の形態を取らないもの(例えばインターネットの掲示板への投稿)があり、その場合は「脅迫文」と呼ばれる。)

これは誘拐事件に於いてはお馴染み(?)のものであって、身代金を要求するのに使用される。(この物語はこれであって、「脅迫状」の典型的な例ということになる。)が、恐喝、事件の予告、イベントの中止要求など、その内容は千差万別である。また、単に脅かすのを楽しむという愉快犯による場合もある。

いずれにしても、これを出すと罪に問われることになる。但し、脅迫状の内容によって問われる罪状が異なることになる。ちなみに、脅迫罪の場合は2年以下の懲役、または30万円以下の罰金、強要罪の場合は3年以下の懲役、という罰則が定められている。尚、強要罪の場合は未遂も処罰の対象となる。

脅迫状は、差出人の手掛かりの宝庫となるため、これが届いたら警察は(当然のことながら)色々と調べることになる。指紋が有れば動かぬ証拠になるが、手書き文字で書かれていれば、筆跡鑑定が行われる。また、使用している紙も特殊なものを使っていたら差出人を特定する手掛かりになる。(広告の裏白を使っていると、広告内容から配布場所が分かり、おおよその場所が分かる。)そのため、タイプライター/ワープロを使ったものが登場したが、使用したタイプライター/ワープロの機種を特定できるのは言うまでもない。(プリンターも同様である。)ということで、脅迫状を出す犯人というのは、警察に大きなヒントを与えることになり、脅迫状を出す犯人は自分の首を絞めることになりかねないのである。

近年では、電子メールを使ったものもあるが、これなどは送信場所の特定も簡単に行える。また、ネット上の掲示板に殺人予告などの事件を起こす書き込みが行われたというニュースを時々耳にするが、これも分類上は「脅迫状」になる。(当然、これも直ちに書き込みが行われた場所が簡単に特定されてしまい、その気は無くて単に愉快犯であっても手が後ろに回るだけである。→こういうバカが逮捕されたというニュースを時々耳にしますね。)

尚、「ケータイ刑事」に登場する脅迫状は、新聞や雑誌の活字を切り貼りして作られたものがお馴染みであるが、これもその活字がどの雑誌や新聞を使用しているのかを分析することで、差出人を特定するのに役立つことになる。(使用した糊なども特定に役立つが、糊の間に指紋が残っている場合が多く、強力な証拠を警察に与えるだけである。)特に広告の文字を使った場合は地域特定に繋がり易く、自分の首を絞めるだけである。→全国的に発売されている雑誌であっても、特定ページの紙質などからある程度地域が特定出来る場合もある。(印刷所が全国で一ヶ所ではない場合があるため。)

いずれにしても、脅迫状は例えその気が無くても、畏敬業務妨害罪などの対象となるだけであって、百害あって一利なしである。

英語では「Threatening Letter」または「Blackmail」、ドイツ語、フランス語、イタリア語、スペイン語、ポルトガル語では「Chantage」(但し、発音は異なる。)、中国語では「威脅書」と言う。

サタン」:ユダヤ教、キリスト教、イスラム教における「悪魔」のことである。また、聖書では「敵対者」という意味であり、「悪魔」や「魔王」、更には神に逆らった大天使ルチフェルなども該当する。(ユダヤ教トキリスト教では神の敵対者のことを指し、イスラム教では人間の敵対者であるため、厳密には違いがあることになる。)

「悪魔」または「デビル」という言い方もよくされるが、キリスト教では神の敵とされる邪悪な存在のことを指し、仏教では「仏道を妨げる悪神」の総称である。そして、各宗教では、邪悪な存在、悪の象徴というようにされている。

また、サタンは地獄の支配者とされていて、悪魔の中の王様でもある。尚、「デーモン」は「Demon」と表記した場合は「悪霊」「悪魔」という意味であり、「サタン」の仲間ということにされているが、「Daemon」と表記した場合(読みは「Demon」と同じ)は、ギリシャ神話の守護神ということになり、意味が異なる。しかし、日本語で「デーモン」と表記するのは「Demon」のことであって「Daemon」は含まれないのが一般的であるため、日本語の「デーモン」にはギリシャ神話の守護神という意味はない。(これを指場合は「デーモン」ではなく「守護神」と表記される。)

英語、ドイツ語、フランス語では「Satan」(但し、発音は異なる。)、イタリア語では「Satana」、スペイン語、ポルトガル語では「Satanás」(但し、発音は異なる。)、中国語では「撒旦」と言う。

身代金」:「身の代金」と表記する場合もある。江戸時代までは「身売りをした時に支払われる代金」という意味であったが、人身売買が禁じられるようになってからは、この意味で使われることも無くなり、それに変わって現在では、人身と引き替えに渡す金銭のことを指すようになった。特に、誘拐事件に於いて、(犯人が)拘束した人質と引き替えに、その人質を解放することを条件として要求する金銭のことを指して言う。(「身の代金目的誘拐事件」ということになる。)

身代金誘拐事件の際、身代金として犯人が要求するものは金銭が一般的であるが、時には金銭ではなく、別のもの(例えば換金できる宝飾品、貴金属類、証券など)が要求される場合もある。が、「金銭」ではこれらのものであっても「身代金」と言う。→これらは、札束よりも軽量で高額になるということでは、犯人にすれば持ち運びやすいということで都合が良いのだが、それらを換金した際、簡単に足が付くことになる。よって、捜査当局にすれば、手掛かりがはっきりするため、有り難い身代金ということになる。→札束の場合は札の番号を控えておくことをするが、それよりも簡単に犯人の手掛かりが掴みやすい。)

尚、一般的には「身代金」と表記しているが、日本の刑法に於いては「身代金」というものは存在せず、「身の代金」というようにひらがなの「の」が入った形で表記されることになる。そのため、法的には「身の代金」と記すのが正しいことになる。しかし、報道機関などでは「身代金」と表記するのが一般的である。よって、警察では、「身代金目的誘拐事件」というのは存在せず、「身の代金目的誘拐事件」ということになるが、新聞などのニュースでは「身代金目的誘拐事件」という表記が一般的に使用される。

ただ、身代金目的の誘拐事件で、身代金の受け渡しを行おうとしたら、警察側にすると犯人サイドを直接逮捕できる絶好の機会であり、犯人逮捕の確率が非常に高い機会を与えることになる。フィクションの世界ではこの点に着目して、身代金の受渡しの際、あの手この手と言った工夫がされていて、それを見せ場とした小説、映画などがある。(が、それらはあくまでもフィクションであって、現実の世界では余程のことが無い限り、身代金の受け渡しは成功しない。)

尚、英語では「Ransom」、ドイツ語では「Lösegeld」、フランス語では「Rançon」、イタリア語では「Riscatto」、スペイン語では「Ransom」、ポルトガル語では「Resgate Dinheiro」も中国語では「財産金」と言う。

 

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