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DREAM ACADEMY『REMEMBRANCE DAYS』 [音楽(洋楽)]

表題のアルバムは1987年に発表された彼らの2nd.アルバムである。1985年の前作は、ロックでアリながらアコースティックなサウンドを中心にしたものであって、当時、幅を利かせていた所謂「産業ロック」とは一線を画したサウンドであったこともあって、デビュー・シングルは大ヒットになった。(結果的には、その曲のみの一発屋という存在で終わってしまったのが残念であった。)本アルバムは、それだからこそ大きな期待をされることになったが、結果的には失敗ということになってしまった。ちなみにチャート成績は、本国イギリスではチャートインせず、アメリカではBillboardで最高位181位を記録しただけであった。

収録曲は以下の全11曲である。『Indian Summer』『The Lesson Of Love』『Humdrum』『Power To Believe』『Hampstead Girl』『Here』『In The Hands Of Love』『Ballad In 4/4』『Doubleminded』『Everybody's Gotta Learn Sometime』『In Exile』。

この中からシングル・カットされたのは3曲である。1st.シングルは『Indian Summer』、2nd.シングルは『The Lesson Of Love』、3rd.シングルは『Power To Believe』であったが、いずれの曲もが、本国イギリスをはじめ、他国でもチャートインを果たすことは出来なかった。
お薦め曲は、シングル曲の『Indian Summer』と『The Lesson Of Love』『Power To Believe』と、『Doubleminded』『In Exile』をピックアップしておく。

サウンドの方は、当時の流行の物と比べると。随分とシンプルなものであったが、当時はパワーバラードなどが流行った時期でもあって、そういうものが氾濫している中では個性が薄かったと言わざるを得ない。また、ポップで聴きやすいサウンドあるのだが、前作のような時代の流行から大きくかけ離れた感じがしなかったことで、単なる風変わりなものという範疇で扱われてしまったのが残念であった。(要するに、時期が悪かったということである。)

ポップで軽く、聴きやすいサウンドと言うことでは'80'sらしいサウンドであるだけに、前作だけで無く本作も耳を傾けておきたい所である。尚、現在では、彼らのラスト・アルバムとなった1990年の3rd.アルバムとのセット(時間の関係で「2 in 1」ではなくてそれぞれが独立した2枚組であって、特段お買い得という訳ではないが、3rd.アルバムは入手しにくいことを考えると、これしかないかも...)でリリースされていることを考えたら、再評価されても、と思うのですが...

 

Remembrance Days

Remembrance Days

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Wea International
  • 発売日: 2000/03/13
  • メディア: CD

リメンブランス・デイズ

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: ダブリューイーエー・ジャパン
  • 発売日: 1997/04/25
  • メディア: CD
↓3rd.アルバムとのセット(2枚組です。)
Remembrance Days / Different Kind of Weather

Remembrance Days / Different Kind of Weather

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Collectables
  • 発売日: 2005/09/27
  • メディア: CD

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