「DEAD END CITY」 [映画(洋画)]
表題の作品は1988年のアメリカ映画「デッド・エンド・シティ」である。日本では未公開であった近未来のアメリカを舞台にしたアクション作品である。(ただ、B級作品の範疇で、設定はありがちですが...)
作品データを記しておくと、時間は85分、製作、監督、脚本はピーター・ユヴァル、撮影はポール・メイバウム、音楽はブライアン・ベネットである。そして出演は、デニス・コール、グレゴリー・スコット・カミンズ、クリスティーン・ランド、ロバート・ツダール、ケリー・ディクソン、ダレル・ネルソン、ジョニー・ヴェノクール、チェット・フッドトッド・エリック・アンドリュース、ドン・バーバー、フィリップ・ボードマン、ジョン・ベネット、アンジェラ・ラエ、たちである。
荒廃した近未来、ナッシュと呼ばれる無法集団が暴れ回っていた。政府の新しい都市再開プログラムもぽしゃってしまい、ナッシュの好き放題ということで、都市の住民たちも脱出していく。そんな中、フェルカーという男はナッシュに立ち向かっていき、ナッシュが立てこもっている工場に乗り込んでいって、激しい戦いを繰り広げていく...
アクションの方は結構派手であるが、中途半端な派手さである。また、ストーリーとしては、荒廃した近未来を舞台に、悪の集団に立ち向かって行くというこのジャンルの作品では余りにもオーソドックス過ぎる展開であり、オーソドックスに進んでいくということで、先が読めてしまい、今一つ面白みが無い。B級作品の中では並と言った所であって、可もなく不可もなしというB級の近未来作品である。
B級映画を楽しむ術を知っていれば、それなりに突っつきながら楽しむことは出来るが、大作志向の方やB級作品に不慣れな方は、そのまま帰った方が良いですね。(夜に見ていたら、多分、途中で眠ってしまうことでしょうし...)B級作品を知っている人のためのBランクの作品である。(かつてはLDでリリースされていたが、当然、DVD化されていないのも当然である。)
↓ビデオです。
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