ケータイ刑事銭形愛14話[裏ネタ編]PART 9

「銭形愛」の14話「どすこい!フンドシ湯けむり殺人事件」の「裏ネタ編」の増補は今回限りとなります。で、愛ちゃんがこれらを発見したことからプールの水を抜き取っていたことが明らかになったということで、「バルブ」について、「ポンプ」について、「ホース」について、そして愛ちゃんが被害者の部屋から濡れて干してあったこれを発見したことから「タオル」について記します。尚、「ホース」は「海・7話[裏ネタ編]PART 3」で、「タオル」は「海・5話[裏ネタ編]PART 5」で記したものをベースにして、それぞれ加筆しました。

また、この物語について過去に記した記事は「ここをクリック」してご覧下さい。また、この物語に対する過去に記した裏ネタ編は2009/4/19、21、22、23、26付です。

「バルブ」：液体や気体などの流体の配管に於いて、その途中、または端部に設けられて、流体の流れの制御を行う器機の総称である。「弁」と呼ばれることもある。水道の蛇口（水栓）もこれに含まれることになる。

手動操作で制御するものが一般的であるが、中には自動制御で機械的に遠隔操作が可能なもの、予め設定された特定のある条件を満たした場合に動作するもの（「安全弁」と呼ばれるものや、スプリンクラーがこれに該当する。）もある。

バルブは、その流体の性質によって様々なものがある。（液体と気体による違いだけではない。）また、構造上、局部的に高圧力が掛かる場合もあるため、構造としてはしっかりとしたものになっている。

使用される素材は金属が多く、金属製のものが一般的であるが、部分的には樹脂やプラスチックなどの素材が使われているものもある。また。パッキングとしてゴム系の素材も使用される。

英語では「Valve」、ドイツ語では「Ventil」、フランス語では「Valve」、イタリア語では「Valvola」、スペイン語では「Válvula」、ポルトガル語では「Válvula」、中国語では「閥門」と言う。

「ポンプ」：「喞筒（そくとう）」ということもある。圧力の働きによって流体を送る装置のことである。液体用のものと気体用のものとがあるが、一般的には液体用のものに対して呼ばれる。（気体用のものとしては、真空ポンプやエアポンプ、送風機などが該当する。）また、構造から分類されることもあって、回転ポンプ、遠心ポンプ、往復ポンプ、軸流ポンプなどがある。（これら以外は「その他」として扱われることが多い。）

液体用のものは、圧力を利用することで、その液体（流体）を高所に上げたり、遠くに飛ばしたりするのに利用される。前者の代表としては給水塔に水を汲み上げたり、手動の井戸、揚水式発電所の揚水ポンプなどがあり、後者の代表としては消防車が持っている消防ポンプ、玩具であるが水鉄砲がある。（水鉄砲も構造的には立派なポンプである。）

英語では「Pump」、ドイツ語では「Pumpe」、フランス語では「Pompe」、イタリア語では「Pompa」、スペイン語では「Bomba」、ポルトガル語では「Bomba」、オランダ語で「Pomp」と言う。尚、日本語の「ポンプ」はオランダ語の「Pomp」から来ている。

「ホース」：液体や気体を送るために用いられる管であり、ゴム、ビニール、布などの柔らかい素材で作られているものである。柔らかい素材を用いているため、任意の位置で自由に曲げて使用することが出来、かつ、未使用時にはコンパクトに収納することが可能になる。（当然、可搬性も良くなる。）が、金属やプラスチックの管と比べると、耐久性や耐圧性では劣ることになる。但し、金属製のものと異なり、柔らかい素材を使っていることで、これが機械的振動に対しての緩衝材ということになって、システム全体の耐久性を高めることになる場合もある。（車のエンジン内部では移動時の振動による金属管固定の疲労に対して有利となる。）

よって、常設設備として使用しない範囲や、家庭で庭に散水するために用いられるもの、ガス器具にガスを供給するために使用するもの、消防自動車のように移動することが前提になっている範囲では広く利用されている。

一般家庭で使用されている具体的なものとしては、液体用のものとしては、シャワーのホース、散水用のホースなどがあり、気体用のものとしてはガス用のホースがある。

英語では「Hose」、ドイツ語では「Schlauch」、フランス語では「Tuyau」、イタリア語では「Tubo di Gomma」、スペイン語では「Manga」、ポルトガル語では「Mangueira」、オランダ語では「Hoos」、中国語では「軟管」と言う。尚、日本語の「ホース」と言う言い方は、元はオランダ語の「Hoos」から来ている。

「タオル」：タオル地の布のこと、またはそれを使って作られた西洋手ぬぐいのことである。用途としては日本の手ぬぐいと同じであるが、布地の種類が違っているという所が最大の特徴となる。

タオル地は、輪奈を出した布地となっていることが特徴であって、そのため、ある程度の厚み（数ミリ～1センチ弱）を持っている布になる。そのため、肌触りが良く、吸水性も高くなっている。（これがタオル地の特徴である。）そのため、風呂に入る際は、広く利用されている布である。（身体を洗うのに使うだけでなく、湯上がりに身体を拭くのにも利用される。→それに特化したものが「バスタオル」と呼ばれる、サイズの大きいものである。）尚、「手ぬぐい」も同様に使用されるが、布地の違いによって肌触りなどが異なるが、手拭いの肌触りの方を好むという人もいるため、人それぞれの好みによって使い分けられている。

また、「フェイスタオル」「バスタオル」「ハンドタオル」「ビーチタオル」など、いくつかのものがあるが、これらは基本的に、用途に応じてより最適化されたものということになる。（大きさや厚さなどを変えている。）

また、「タオル」は「手ぬぐい」と同様に、ちょっとした贈答品として配布されることの多い日用雑貨でもある。商店では名前入りのものを作り、それをサービスで配ったりしていることが多い。（銀行の配布する粗品と言うことでもポピュラーなものの一つとなっている。）

ちなみに、日本でタオルの製造が多い地域としては、愛媛県今治市、大阪府泉佐野市が有名である。特に今治は世界でも有数のタオル生産地として知られている都市である。（泉佐野は「東洋のマンチェスター」と呼ばれ、日本のタオル産業の発祥地として知られている。）

英語では「Towel」、ドイツ語では「Handtuch」、フランス語では「Serviette」、イタリア語では「Asciugamano」、スペイン語では「Toalla」、ポルトガル語では「Asciugamano」、中国語では「毛巾」と言う。

 

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