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「DEATH TRAIN」 [映画(洋画)]

表題の作品は1993年のイギリスとアメリカの合作映画「テロリスト・ゲーム」である。A・マクリーンというと「ナバロンの要塞」で知られているが、その彼の原案を元にしたサスペンス・アクション作品である。また、本作は同時に、P・ブロスナンがアクションが出来ることを証明することになった作品でもある。(で、ブロスナンは5代目ボンドとなりました。)

作品データを記しておくと、時間は99分、原案はアリステア・マクリーン、監督と脚本はデヴィッド・S・ジャクソン、撮影はティモシー・イートン、音楽はトレヴァー・ジョーンズである。そして出演は、ピアース・ブロスナン、アレクサンドラ・ポール、パトリック・スチュワート、テッド・レヴィン、クリストファー・リー、ジョン・アビネリ、ニック・ダヴィロ、クラーク・ピータース、たちである。

プルトニウム爆弾を所持したテロリストたちが、ドイツで貨物列車をジャックした。列車はドイツからスイス方面に向かっていた。ということで、国際的な核テロ事件に対処するために設立された国連犯罪対策機構(UNACO)が活動を開始した。そして、UNACO代表マルコム・フィルポットは、現在はオートバイ・レーサーとして活躍している元傭兵のマイク・グラハムに参加を要請し、マイクを中心とした特殊部隊を結成し、直ちに行動を開始した。しかし、テロリストたちにも傭兵がいて、作戦は上手く進まなかった。やがて、テロリストたちはイラクを目指していること、更に、この事件の背後には極右思想を持ったロシアのベニン将軍がいて、将軍はイラクに核を保有させ、世界的な緊張を生み出して、崩壊したソ連を再び統合して軍事大国として蘇らせようと企んでいた。改めて作戦を立てたマイクたちは、テロリストたちが列車で単独会見を申し出たことをチャンスとみて、列車に潜入してテロリスト全員を射殺することに成功し、起爆装置を作動させられた爆弾も間一髪で処理した。そして黒幕のベニン将軍の元に向かった。が、将軍はもう一つの核爆弾を持って飛行機で逃亡する所だった。マイクたちはそんな飛行機に飛び乗り、遂に将軍を射殺したが、爆弾の起爆装置の解除には失敗した。が、その爆弾は偽物で、爆発しなかった...

サスペンス性も高く、連続アクションということで十分楽しめる作品になっている。ただ、細かい所では予算的なところもあるのでしょうが、小さく纏まりすぎている部分もある。(特に、ラストのオチはもう一捻り欲しいところでもありました。)

が、ブロスナンに取っては007/ジェームズ・ボンドのテストという形になったと言った方が良く、特に問題なく合格だったということは言える(物語としては、「007」シリーズとは全く関係ないですが...)ので、娯楽作品としてのアクション映画としては十分楽しめる。(アクションがアウトだったら、5代目ボンドはあれだけの高評価は得られなかったでしょうし...)

 

↓本作単独ではなく、続編とのセットです。

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