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ケータイ刑事銭形愛16話[裏ネタ編]PART 6 [ケータイ刑事]

銭形愛」の16話「小学生検事VS銭形愛 ~文芸評論家殺人事件」の「裏ネタ編」の増補の2回目となる今回は、ドイルくんが(嫌味を込めたり、皮肉たっぷりに)口にした言葉から、「礼儀」について、「動揺」について、「無能」について、「合理的」について、「職務怠慢」について記します。尚、「無能」は「・5話[裏ネタ編]PART 6」で、「合理的」は「・16話[裏ネタ編]PART 2」で記したものをベースにして、それぞれ加筆しました。

また、この物語について過去に記した記事は「ここをクリック」してご覧下さい。また、この物語に対する過去に記した裏ネタ編は2009/5/4、6、7、9付です。

礼儀」:社会生活の秩序を保つためにあるもので、人が守るべき行動様式のこと、敬意を表す作法のことを言う。尚、「礼儀作法」と呼ばれることもあるが、「礼儀」は精神的なものがその根底にあって重要視されるが、「作法」は形式的なことが重要視されるものである。

また、特定の事柄に於いては「マナー」と呼ばれることもある。(例えば「テーブルマナー」「パブリックマナー」など)

英語では「Courtesy」、ドイツ語では「Höflichkeit」、フランス語では「Politesse」、イタリア語では「Cortesia」、スペイン語では「Cortesía」、ポルトガル語では「Cortesia」、中国語では「禮儀」と言う。

動揺」:ものが揺れ動くこと、ぐらつくことを言う。(あくまでも「物」が物理的に揺れ動くことを言う。)そこから転じて、心が乱れること、気持ちが不安定になること、精神的に不安になること、についても用いられるようになった。更に、騒擾(そうじょう)、騒動、騒ぎ乱れることについても用いられる。

現在では、物が物理的に「揺れ動くこと」と、精神的に「心が乱れること」という事に対して使われている。

この物語でドイルくんが指摘したのは、「心が乱れる」という意味であるのは言うまでも無い。が、小学生がそういう所を突っ込むなんて、実に生意気な子供ですね...

英語では「Unrest」、ドイツ語では「Unruhe」、フランス語では「Troubles」、イタリア語では「Agitazione」、スペイン語では「Inquietud」、ポルトガル語では「Desassossego」、中国語では「不安」と言う。

無能」:能力がないこと、才能がないこと、役に立たないことを言う。また「能なし」と言う場合もある。反対語は「有能」である。

また、無能な人のことを「無能者」と言うことがあるが、「無能者」と「無能力者」とでは意味が異なる。「無能者」は「無能な人」という意味であるが、「無能力者」は法律用語であって、法律行為をなしえない人のことを言う。→例えば、未成年者は選挙権がないので、選挙に於いては未成年者は「無能力者」ということになる。(同様に、被選挙権の無い成人も、選挙に立候補すると言うことでは「無能力者」である。)また、心神喪失状態になっている人や、痴呆症によって正常な判断能力を失っている高齢者なども、法律行為をなしえることは出来ないとして「無能力者」に含まれることになる。

無能力者とされると、ローンで買い物をすることが出来ないというような制限を受けることになるが、これは本人を保護する目的のためであり、トラブルを回避するための保護である。

英語では「Incapable」や「Incompetent」という単語があるが、人をバカにする場合には「No Good」という言い方もある。(「No Good」を頭に付けて、「No Good Person」(無能な人)という言い方が口語では使われる。また、「Person」の所を職業名にすると「無能な○○」という意味になる。)また、ドイツ語では「Unfähigkeit」、フランス語では「Incompétence」、イタリア語では「Incompetenza」、スペイン語では「Incompetencia」、ポルトガル語では「Incompetência」、中国語では「無能」と言う。

合理的」:道理や理屈にかなっている様子、または、物事の進め方に無駄が無くて能率的である様子のことを言う。

経済的なことを考える場合は、「合理的」に物事を捕らえるというのは大事なことである。特に営利目的で活動する企業としては、効率的に進めていくためにもこれは求められることになる。

しかし、何でもかんでも「合理的」にと考えると、落し穴があるもので、少なくとも「芸術の世界」などの感覚が入るものでは、合理的なことを重要視すると、全く成立しなくなってしまう。そして、これは「文化」をも否定してしまうことになりかねない。ということで、「合理的」は社会に求められるものであるが、それが全てではない。

また、「合理的」な考えとして、「合理主義」というものがあるが、これは理性を重んじ、生活のあらゆる面で合理性を貫こうとするものである。ドイルくんの言動にはこれが垣間見られるが、「気が合う」と言っている柴田太郎さんには、何となく違うようにも感じるのですけどね...

英語では「Rational」、ドイツ語では「Vernünftig」、フランス語では「Rationnel」、イタリア語では「Razionale」、スペイン語では「Racional」、ポルトガル語では「Racional」、中国語では「合理的」と言う。

職務怠慢」:「職務」とは、仕事として担当している任務のこと、務めのこと、役目のことである。また、「怠慢」とは、怠け怠ること、疎かにすること、なおざりにすることである。(様々な分野で「怠慢」はあることである。)

特に、仕事に於いて、務めなければならない事柄や義務に対して怠けること、疎かにすることを「職務怠慢」と言う。(仕事ではないことを怠けることは「職務」ではないので「職務怠慢」とは言わず、単に「怠慢」と言う。)

仕事に関して、怠けていること、手を抜くことが該当することになり、「手抜き」と呼ばれることもあるが、「手抜き」は行わなければならない手続きや行程を省くこと(省いているが、次の段階に進み、最後まで進める。)を言うが、「怠慢」はなまけ怠って、次の段階、先の段階には進まないことを言うので、厳密には「手抜き」は「職務怠慢」ではないことになる。

英語では「Dereliction of Duty」、ドイツ語では「Vernachlässigung der Pflicht」、フランス語では「Abandon de Devoir」、イタリア語では「L'abbandono del Dovere」、スペイン語では「Abandono de Deber」、ポルトガル語では「Desamparo de Dever」、中国語では「職務懈怠」と言う。

 

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