SSブログ

「ケータイ刑事」と「007」の驚くべき類似点(その270) [ケータイ刑事]

今回のテーマは「秘密会議」です。(一応、「秘密」には「極秘」と言っているものや、非公開のものを含むというように解釈します。)で、取り上げる物語は、「ケータイ刑事」からは「・1st.18話」、「007」からは「サンダーボール作戦」です。

ケータイ刑事」:「・1st.18話」。「地球最後の日! ~デイ・アフター・トゥモロー殺人事件」という物語。ちゃんが気象学権威である四天王の1人ということが判明した物語でもある。(相棒の岡野さんは「ただの気象好き」というように扱われている。)本家四姉妹には世界に誇るような肩書きは無かったが、分家になってこういう所もエスカレートしてくることになりました。

「世界極秘気象会議」という会議が開催されることになった。(堂々と「極秘」と語っている時点で胡散臭い会議だと感じますが...)そして、そこには気象学権威である四天王と呼ばれる4人が集まって行われる会議である。(とは言っても、その4人が集まるだけの会議であって、大々的に人が集まって行われる会議ではない。→一応、秘密裏の会議らしいところである。)

出席者は、四天王のちゃん、オゾン・デホール、トルネード・ジョージ、エルニーニョ・ラディンの4人で、場所は東京の某ビルの地下であって、そこにやってきたちゃんは、その看板を目にしていた。→「極秘」と云っているのに、この会議の看板が堂々と出ているので、「どこが極秘なんだ?」と誰でも突っ込むことろであるが、如何にも「ケー刑事」らしい所である。)尚、岡野さんがちゃんに付き添ってきて参加したため、出席者は5人で、「四天王+「ただの気象好き」」ということになった。

この会議を呼びかけたのは四天王の1人のオゾン・デホールであって、重大なことを発表すめということだった。で、会議が始まると、早速、重大発表が行われた。

その内容は、30分後に、かつて地球を氷河期にと仕入れた気象状況が再現され、地球は再び氷河期に突入する、というものだった。が、オゾン以外の他の参加者たちは誰もそれを信じようとしなかった。

そんな時、巨大地震が発生して会議場も大きく揺れた。直ぐに地震情報を得ようとしてラジオのスイッチを入れると、地震速報として流れてきたのは驚愕の内容だった。地震は震度7、発生した津波によって東京は水没、会議が行われている地下室は外界と完全に遮断されて孤立してしまった。しかし、会議が行われている地下室は防水仕様となっていて、食糧の備蓄も僅かであるが用意されていたため、オゾンは大丈夫だと告げた。

更に、オゾンの予想したように、大雪が降り始めたり、竜巻が発生したりということで、一同はこのまま地下室でやり過ごすことにした。

しかし、そんな中で、四天王の中で殺人事件が発生して、オゾン・デホールが死亡した。更に、四天王のトルネード・ジョージとエルニーニョ・ラディンが些細なことから喧嘩となり、エルニーニョを殺してしまい、その仲裁に入った岡野さんも壁に頭を打ち付けて失神してしまった。更に、室内に危険なガスが発生し、ちゃんとトルネードも倒れてしまった。

が、死んだはずのオゾンが目を覚まし、ガスが出ていないことを確認した。しかし、その目の前にちゃんがいて、全てはオゾンのデッチ上げたことだったと説明した。というのは、オゾンは四天王の他の3人を殺害して、自分が気象学のオンリーワンになるという野望を果たそうとしたのだった。

地震は部屋が揺れる仕組みにしたものであり、地震後のラジオ放送は全て彼が作ったデッチ上げたものだった。雷ちゃんは途中でそのことに気づき、オゾンに対抗するためにみんなで一芝居打ったのだった。

結局、出席者の殺害を目論んだだけの名前ばかりの「秘密会議」であったが、会議を呼びかけたオゾン・デ・ホールの野望は潰えたのだった。

007」:「サンダーボール作戦」。1965年のシリーズ第4作であって、初代ボンドの第4作である。前作までに登場した秘密兵器は、どちらかというとフィクションの世界のもので゛あって、大人のお伽噺の一巻といった感じであったが、辺作に登場した秘密兵器は、実際に実現されたものもあって、特許出願まで行われているものがある。ということで、フィクションの世界に留まらない話題を提供した作品となった。

国際犯罪組織であるスペクターが、幹部を召集して会議を開催した。その内容は、これまでの成果の報告と、次の作戦の説明会である。当然、公には秘密に行われる会議である。

成果の報告では、それぞれの作戦を受け持った出席者が報告をしていく。が、そこで横領があったことで、組織のボスであるブロフェルドは、その裏切り者に対して処刑を行った。(他の出席者にも見えるように、会議の椅子で感電死させられた。)それに続いて、No.2のラルゴが、次の作戦の説明を始めた。

その作戦とは、NATOの原子爆弾を搭載した爆撃機を奪って原爆を手に入れ、その原爆を使ってイギリス政府に通告して1億ポンドを要求し、7日以内に支払われなければ、世界の主要都市を核攻撃すると脅したのだった。

会議は、その作戦内容の説明で終了し、ラルゴは早速その計画を開始した。で、以前から紫紺でした原爆強奪計画を実行し、NATOの爆撃機の消息を絶たせて原爆を手に入れた。そして、イギリス政府を脅迫した。

イギリスは、直ちにMI-6の全員を集めて、その対策会議を行った。作戦名は「サンダーボール作戦」と名付けられ、直ちに動いた。時間を稼ぐために、スペクターの要求を受け入れたと見せかけて時間を稼ぐため、スペクターの指定したように、ビッグベンの鐘を1回多く鳴らしていた。(これもニュースとして流れたが、スペクターの野望については極秘にされた。)

それぞれの00要員に指令が下るが、ボンドは気になることがあると言い、指示されたことを拒否して説明した。Mはそれを認めて、ボンドはバハマに飛び、CIAのフィリックスの協力を得て、スペクターの陰謀を潰し、ラルゴを倒し、世界の危機を救った。

スペクターの秘密会議で説明された作戦の主導者であるラルゴは、その野望と共に、ボンドの前に散ったのだった。(ブロフェルドは生き延びている。)

共通点は、その会議の中心となった人物(「ケータイ刑事」ではオゾン・デ・ホール、「007」ではラルゴ)の野望は主人公(「ケータイ刑事」では銭形、「007」ではボンド)によって失敗して潰えていることその野望は世界を制する(「ケータイ刑事」ではオンリーワンになる、「007」では世界を脅して支配する)という大きなものであるということそしてその人物は主人公の前で死んでいる(但し、「ケータイ刑事」では偽りの死であって、死んだように見せていただけでしたが...)ことである

一方、相違点としては、「ケータイ刑事」では関係者は一人として死んでいないで、首謀者は逮捕されたが、「007」では首謀者をはじめとして、ボンド側の人物も、首謀者側の人物にも多くの死者が出ているということである。(但し、ボンドの味方となる方では、重要人物は全て生存していて、死亡(殉職)したのは現地の協力員などである。)

次回も今回と同様に「ある物(できごと)」をテーマにして記す予定です。何が登場するのかはお楽しみに。

 

ケータイ刑事 銭形雷 DVD-BOX 2

ケータイ刑事 銭形雷 DVD-BOX 2

  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
  • メディア: DVD

サンダーボール作戦 [Blu-ray]

サンダーボール作戦 [Blu-ray]

  • 出版社/メーカー: 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
  • メディア: Blu-ray
サンダーボール作戦 (デジタルリマスター・バージョン) [DVD]

サンダーボール作戦 (デジタルリマスター・バージョン) [DVD]

  • 出版社/メーカー: 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
  • メディア: DVD
サンダーボール作戦 (アルティメット・エディション) [DVD]

サンダーボール作戦 (アルティメット・エディション) [DVD]

  • 出版社/メーカー: 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
  • メディア: DVD

nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:テレビ

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

トラックバック 0

「DOGS」EMMYLOU HARRIS『ELITE.. ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。