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ケータイ刑事銭形海30話(3rd.4話)[裏ネタ編]PART 4 [ケータイ刑事]

銭形海」の第30話(3rd.4話)「松山刑事、最大の危機! ~会社社長誘拐殺人事件」の裏ネタ編・増補の3回目となる今回は、身代金に関する事柄から、「身代金」について、ちゃんはここに隠れていたことから「台車」について、これには失敗したことから「逆探知」について、取引の場所はここだったことから「三浦海岸」について記します。尚、「身代金」は「・12話[裏ネタ編]PART 7」で、「逆探知」は「・10話[裏ネタ編]PART 3」で、「三浦海岸」は「・30話(3rd.4話)[裏ネタ編]」で記したものをベースにして、それぞれ加筆しました。

また、この物語について過去に記した記事(MBS放送時に記した[改訂版])は「ここをクリック」してご覧下さい。BS-i(当時)での本放送時に記した記事へのリンクもあります。また、この物語についての過去に記した裏ネタ編は2008/10/25付です。

身代金」:「身の代金」と表記する場合もある。江戸時代(=人身売買が行われていた時代という意味である。)までは「身売りをした時に支払われる代金」という意味であった。しかし、人身売買が禁じられるようになってからは、この意味で使われることも無くなって。現在では、人身と引き替えに渡す金銭のことを指すようになった。特に、誘拐事件に於いて、(犯人が)拘束した人質と引き替えに、その人質を解放することを条件として要求する金銭のことを指して言う。(「身の代金目的誘拐事件」ということになる。)

身代金誘拐事件の際、身代金として犯人が要求するものは金銭が一般的であるが、時には金銭ではなく、別のもの(例えば換金できる宝飾品、貴金属類、証券など)が要求される場合もある。が、「金銭」でなくこれらのものであっても「身代金」と言う。→これらは、札束よりも軽量で高額になるということでは、犯人にすれば持ち運びやすいということで都合が良いのだが、それらを換金した際、簡単に足が付くことになる。よって、捜査当局にすれば、手掛かりがはっきりするため、有り難い身代金ということになる。→札束の場合は札の番号を控えておくことをするが、それよりも簡単に犯人の手掛かりが掴みやすい。)

尚、一般的には「身代金」と表記しているが、日本の刑法に於いては「身代金」と表記されるものは存在せず、「身の代金」というようにひらがなの「の」が入った形で表記されることになる。そのため、法的には「身の代金」と記すのが正しいことになる。しかし、報道機関などでは「身代金」と表記するのが一般的である。よって、警察では、「身代金目的誘拐事件」というのは存在せず、「身の代金目的誘拐事件」ということになるが、新聞などのニュースでは「身代金目的誘拐事件」という表記が一般的に使用される。(これから「身代金」し一般名詞、「身の代金」は専門用語と言った所ですね。)

ただ、身代金目的の誘拐事件で、身代金の受け渡しを行おうとしたら、警察側にすると犯人サイドを直接逮捕できる絶好の機会であり、犯人逮捕の確率が非常に高い機会を与えることになる。フィクションの世界ではこの点に着目して、身代金の受渡しの際、あの手この手と言った工夫がされていて、それを見せ場とした小説、映画などがある。(が、それらはあくまでもフィクションであって、現実の世界では余程のことが無い限り、身代金の受け渡しは成功しない。)

尚、英語では「Ransom」、ドイツ語では「Lösegeld」、フランス語では「Rançon」、イタリア語では「Riscatto」、スペイン語では「Ransom」、ポルトガル語では「Resgate Dinheiro」も中国語では「財産金」と言う。

台車」:物を運搬するために使用される道具であって、複数の車輪が取り付けられた台のことである。または、鉄道車両では、車体を支え、車輪に接続する鉄製の枠のことであって、車両の走行と制動機能を備えたものである。

普通、「台車」と言うと前者の道具のことを言う。尚、鉄道車両の台車は、四輪が一つのユニットになったものであり、車輪と枠などで構成されるが、物を運搬する台車には、取ってが取り付けられていて、人が押して移動させることになる。

宅配便業者や物品販売店舗で使用されることが多く、業務用途としては一般的なものであるが、個人住宅でも使用されることがある。→例えば、移動させにくい床置きの扇風機などを台車に乗せておくと、電源ケーブルの制約はあるものの、比較的楽に扇風機を移動させることが出来る。(ストーブでも動揺であるが、意図道中は振動で火が消えることがあるなど、注意がより必要になるが、結構便利に使えます。)

英語、ドイツ語では「Chassis」、フランス語では「Châssis」、イタリア語では「Telaio」、スペイン語では「Chasis」、ポルトガル語では「Chassi」、中国語では「平板推車」と言う。

逆探知」:通話中の電話の発信者の場所を突き止めることを言う。掛かってきた電話の通信回線を辿っていって、掛けてきた相手の居場所を特定するものである。尚、携帯電話の場合は、掛けてきた相手のいるその場所までは特定することは出来ず、通話した際の基地局までしか特定されない。

また、普通は電話に対して行われるものであるが、電話に限らずに電波を使った通信(例えばアマチュア無線など)においても、発信者の場所を突き止めることをやはり「逆探知」と言う。

身代金目的の誘拐事件が起きた場合、犯人が要求を電話で伝えてくることが多いことから、誘拐事件ではお馴染みの捜査方法の一つである。が、当然のことながら、それ以外の事件捜査においても用いられるのは言うまでもない。刑事ドラマでは、誘拐事件の時には必ず出てくるものとしてお馴染みのものになっているが、ドラマの世界の逆探知は、ある程度の時間が必要になっているが、現在では、デジタル交換機が一般的になっていて、一瞬(長くても数秒であって、電話に出て「もしもし」と言った頃には特定されている。)で分かるようになっている。(時間がかかるのは、アナログ交換機を使っている所である。)

但し、内線電話を使っていて、アナログ交換機が入っていれば、電話を掛けた端末の特定は一瞬ではないが、内線電話網を持っている所からの発信ということまでは瞬時に判明する。

また、110番に電話を掛けた場合、何かあって途中で切れた場合などを想定して、直ぐに折り返して電話することが出来るように、例え携帯電話であっても逆探知が行われる。(携帯の場合、番号非通知で掛けても電話番号が特定される。)→特定するというのは、何かの大事があった場合に備えて、発信者の場所を知ることで、素早く現場に人を派遣することが出来るようになるためである。尚、携帯電話からの場合は、地上の基地局の特定は出来ても、そこから先の場所の特定は出来ず、場所の特定の為には他の手掛かり(例えば、発信番号の加入者住所情報など)が必要になるのはシステム上仕方のない所である。

現在では、逆探知は瞬時で行うことが可能になっているのに、刑事ドラマではそれが現在でもまかり通っている。確かに、アナログ交換機の時代を舞台としている作品であれば、それで問題無いが、本作をはじめ、携帯電話が使われている刑事ドラマではデジタル交換機の時代になっているので、余りにも時代錯誤が甚だしいことをやっていることになる。

ということで、脅迫電話を掛ける行為というのは、瞬時に逆探知されるため、現在では検挙される可能性が非常に高くなる犯罪である。→固定電話であれば一瞬であるため、携帯電話が使用されることが多いが、携帯電話補使うと、通話番号が(非通知であっても)分かってしまい、結局は人は首を絞めることになるだけである。

英語、フランス語では「Trace」(但し、発音は異なる。)、ドイツ語では「Spur」、イタリア語では「Traccia」、スペイン語、ポルトガル語では「Rastro」(但し、発音は異なる。)、中国語では「追査」と言う。

三浦海岸」:神奈川県南東部にある三浦半島の南東部にある海岸(砂浜の海岸)のことである。浦賀水道に面している金田湾を囲んでいて、横須賀市野比から三浦市南下浦金田までの約10kmの海岸を指している。また、北側は津久井浜に、南側は菊名浜に連なる海岸である。
東京から近いこともあって、三浦海岸海水浴場は夏の人出は多く、投げ釣りや海水浴、ボードセイリングのポイントとして知られている。交通網としては、京浜急行電鉄の久里浜線が通っていて、YRP野比駅、京急長沢駅、津久井浜駅、三浦海岸駅の各駅がある。

この物語では、三浦海岸の多聞ヶ浜というとで出てきたが、劇中に出てきた地図によると、多聞ヶ浜は三浦海岸のほぼ中間地点にあり、京急の津久井浜駅の側の津久井海水浴場と、京急の三浦海岸駅近くの三浦海岸海水浴場の中間点辺りとなっていました。(横須賀市と三浦市の境があるが、ちょうとその市境辺りのようです。)

 

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