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ケータイ刑事銭形海30話(3rd.4話)[裏ネタ編]PART 7 [ケータイ刑事]

銭形海」の第30話(3rd.4話)「松山刑事、最大の危機! ~会社社長誘拐殺人事件」の裏ネタ編・増補の6回目となる今回は、社長は秘書の事件を聴いているときにこれを拭き続けていたことから「眼鏡」について、これで音楽を聴こうとした所に海ちゃんが現れたことから「CDプレーヤー」について、誘拐はこれを作るためのものとちゃんに言わしめたことから「アリバイ」について、「狂言」について記します。尚、「眼鏡」は「・11話[裏ネタ編]PART 7」で、「アリバイ」は「・27話(3rd.1話)[裏ネタ編]PART 7」で、「狂言」は「・22話(2nd.9話)[裏ネタ編]PART 8」で記したものをベースにして、それぞれ加筆しました。

また、この物語について過去に記した記事(MBS放送時に記した[改訂版])は「ここをクリック」してご覧下さい。BS-i(当時)での本放送時に記した記事へのリンクもあります。また、この物語についての過去に記した裏ネタ編は2008/10/25付です。

眼鏡」:「めがね」と読むのが一般的であるが、「がんきょう」と読む場合も少なからずある。また「めがね」と読ませる場合はカタカナ表記の「メガネ」とされることも多い。漢字とひらがなを混ぜて「眼がね」と表記する場合もある。(但し、この場合は、物を実際に見てその物の善悪、可否などを考え定めること、鑑識、めきき、という意味となって、別の意味になる。)

目の屈折異常(遠視、近視、乱視、老眼など)の矯正のために使用して、視力を上げるために使うものと、紫外線やアーク光、各種閃光などの有害光線や異物が飛んできて目に入ることを防ぐという目の保護用に使用するものとがある。また、ファッションのために使用される道具でもある。(ファッション用の眼鏡は、度の入っていないレンズが一般的に使用されるが、それよりもフレームのデザイン(色や形)の方が優先されていて、一般的に「伊達眼鏡」と呼ばれている。)

または、江戸時代には「遠めがね」の略した言い方でもあった。(「遠めがね」は、双眼鏡、望遠鏡のことである。)

眼鏡は13世紀末のイタリアで発明されたものとされている。それ以前にも、レンズを使った視力矯正ということは行われていた。しかし、その当時のものは、現在の眼鏡のように、目の前に固定するパーツは無く、かつ、レンズは1つであり、そのレンズを手で持って眼前に持ってきて使用するものであった。(使用する場合、最低でも片手を取られてしまうものであった。尚、手を自由にするために、目の上下に挟むようにして使用するレンズもあった。)→現在のように耳に引っ掛けるというものではなかった。また、レンズの特性と視力矯正の観点から述べると、それらは老眼鏡ということになる。

やがて眼鏡は「知識」と「教養」の象徴となって、学者や偉大な聖人たちの持ち物というイメージが生まれることになる。(このイメージは現在も残っていて、日本でも、学者や天才少年のイメージを決めるアイテムの一つでもある。)そういうこともあって、光学的な補正を行わない眼鏡(視力矯正能力のない眼鏡)がファッションとして広く使用されている、ということも出来る。)

視力矯正用の眼鏡には、近視用の凹レンズを使ったもの、遠視用の凸レンズを使ったもの、乱視用の円筒レンズを使ったものの3種類があり、これらを組み合わせた「両用レンズ」と呼ばれるものがある。これらの中で最も早く登場したのは近視用のものであり、15世紀に当時用している。その後、17世紀頭に遠視用の凸レンズと近視用のの凹レンズが理論的に確立して、凸レンズの眼鏡が登場した。尚、乱視用の眼鏡の登場は19世紀になってからである。また、18世紀後半には、近視と老眼の両方に対応した多重焦点レンズが登場している。(いちいち眼鏡を変えるのが面倒ということから生まれたものである。)

また、手で持って使用するものから、鼻に挟んで使用することで両手を自由にした眼鏡が登場したが、それ以外では特に大きな発展無い。強いて言うと、眼鏡に紐を付けて頭に巻きつけて使用するものが登場したぐらいであって、18世紀前半以降、特に大きな発展はしていない。(この点では成熟商品ということが言え、デザインや形で差別化されることになり、ファッション・アイテムとしても成り立っている。)

一方、目の保護用途の眼鏡としては「サングラス」がその代表的なものである。サングラスの原理は目の前に透過率の低いものをフィルターとして使うことで、目に入る光量を減衰させるというものである。原形となるものは眼鏡の登場以前から存在していたが、目の前に平らな板状素材のものを持って使っていて、とても「眼鏡」と呼べるような代物ではなかった。が、眼鏡が普及するようになると、レンズではなくてそこにフィルターとして使用する透過率の低いものを入れられで、現在のサングラスと呼べるものが生まれた。尚、サングラスには視力矯正用のレンズが入っていなかったが、このことから視力の矯正は必要ないが、目に飛び込んでくるものを防ぐ用途となる保護眼鏡としての利用に使われるようになった。で、防塵用の眼鏡、半田付け作業用の「保護眼鏡」、溶接作業時に使用する「遮光眼鏡」が登場した。また、ゴーグルと呼ばれるものや水中眼鏡なども、役割からは「保護眼鏡」に含まれることになる。

その後、視力矯正用の光学レンズをサングラスと組み合わせたもの(所謂「度入りサングラス」と呼ばれるもの)が登場している。

英語では「Glasses」または「Eyeglasses」、ドイツ語では「Brille」、フランス語では「Lunettes」、イタリア語では「Occhiali」、スペイン語では「Gafas」、ポルトガル語では「Óculos」、中国語では「眼鏡」と言う。

CDプレーヤー」:CD(コンパクト・ディスク(Compact Disc))を再生する装置のことを言う。より詳しく言うと、音楽を記録したコンパクトディスク(CD-DAという規格のもの)を再生することが出来る装置のことである。現在では、CDの拡張規格(CD-DAの高音質化としたSACDやDVD-Audioのような上位規格や、CD-R、CD-RWなどのようなCDを記録媒体とした規格の両者を含む。)に対応したCDの再生も可能となっているものが当たり前になっているが、CD-DAの再生のみに対応していれば、それは「CDプレーヤー」ということになる。

最初に登場したものは、コンポ・スタイルのものであったが、現在では携帯可能な電池駆動のもの、ラジカセなどと一体になった「CDラジカセ」と呼ばれるものなども広く普及している。

但し、パソコンの場合は、CD-DAの再生は可能(但し、CD再生のソフトウェアを使用することになる。)であるため、条件としては「CDプレーヤー」となるが、一般的には「パソコン」と認識されていて「CDプレーヤー」として呼ばれることは殆ど無い。

英語では「Compact Disc Player」または「CD Player」、ドイツ語では「CD-Spieler」、フランス語では「Platine CD」、イタリア語では「Giocatore di CD」、スペイン語では「Jugador del CD」、ポルトガル語では「Leitor de CD」、中国語では「CD播放器」と言う。

アリバイ」:「現場不在証明」のことである。犯罪が行われた時、被疑者、被告人が犯罪が行われた現場以外の場所にいたという事実のこと、またはその証明のことを言う。これが成立すると、その被疑者、被告人は、その犯罪を行うことが不可能となるので、無罪を立証することになる。それだけに、犯罪捜査の場合は被疑者に対して犯行時刻のアリバイを尋ねると言うことは、犯罪捜査では当たり前のことである。

現実社会では、アリバイを証明するということが重要なことになるが、推理小説などのようなフィクションの世界では、これを偽装するというのが当たり前となっている。そして、その偽装されたアリバイを如何にして崩していくのか、というところが見所の一つになる。尚、現実世界でアリバイ工作を行い、嘘のアリバイを証言すると「偽証罪」に、偽装工作に力を貸すと「犯人隠匿罪」に問われる可能性がある。

ちなみに、アリバイを証明する際、被疑者の家族の証言は認められず、第三者が証言する必要がある。そのため、実際は現場不在であるものの、それを証明することが出来ないということもよくあることである。(家族で、自宅で食事をしていたという場合は家族の証言だけではアリバイは成立しない。食事中に第三者からの電話があったとかということがあれば、その通話者に寄ってアリバイが成立する可能性はある。)

尚、アリバイを証明するのは、被疑者自身がアリバイを証明する必要はなく、第三者が証明すればよく、それで問題ない。(逆に、被疑者が関係しないところで成立する方が良いことになる。)

英語、ドイツ語、フランス語、イタリア語では「Alibi」、ポルトガル語では「Álibi」というが、元々はラテン語の「Alius Ibi」という「他の場所に」という言葉から来ている単語である。また、スペイン語では「Coartada」、中国語では「不在現場」または「不在場証明」と言う。

狂言」:いくつかの意味があるが、一般的に「狂言」と言うと、日本古来の伝統芸能の一つであって、能と同様に猿楽から発展したもので、猿楽の滑稽味を洗練させた笑劇のことを指す。それ以外の意味としては、「道理に適わない言葉のこと」「戯れに言う言葉のこと」「戯れ言のこと」「嘘のことを仕組んで人を欺す行為」と言う意味がある。

特に推理小説や犯罪の世界では、「嘘のことを仕組んで人を欺す行為」ということで使われるのが一般的になっている。(それらの事件は「狂言事件」と呼ばれることになる。)

尚、狂言ということでは「狂言誘拐」などが事件として実際に起こっている。但し、これらは何事も無かったと言うことで「よかったよかった」とということにはならず、警察の他の業務を妨害したとして、業務妨害の罪が適用されたり、偽証罪などが適用されることもある。単なる「嘘」というような範囲に収まるものではない。

日本古来の伝統芸能である「狂言」は、世界的に日本語をローマ字表記にした「Kyogen」と呼ばれているが、この物語のような「嘘」ということの「狂言」は、英語では「Make-Believe」または「Sham」「Trick」などと言い、ドイツ語では「Unechte」、フランス語では「Imitation」、イタリア語では「Imitazione」、スペイン語では「Fingimiento」、ポルトガル語では「Fraude」、中国語では「狂言」と言う。(基本的に、これらの言葉は「嘘」という意味である。)

 

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