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ケータイ刑事銭形愛18話[裏ネタ編]PART 8 [ケータイ刑事]

銭形愛」の18話「走れ、五代! ~銭形愛誘拐事件」の「裏ネタ編」の増補の3回目となる今回は、劇中でちゃんがこれを出していたことから「なぞなぞ」について、そしてそれに対して2人の答えである「豚まん」について、「羊羹」について、「チーズケーキ」について記します。尚、「なぞなぞ」は「・15話[裏ネタ編]PART 6」で、「羊羹」は「・12話[裏ネタ編]PART 7」で記したものをベースにして、それぞれ加筆しました。

また、この物語について過去に記した記事は「ここをクリック」してご覧下さい。また、この物語に対する過去に記した裏ネタ編は2009/5/17、18、20、21、22付です。

なぞなぞ」:漢字では「謎謎」と記す。(「謎々」とは記さない。)が、一般的にはひらがな表記であり、「ナゾナゾ」というカタカナ表記も時にはあるが、漢字表記は殆ど使われない。

言葉の中に、他の物事を含ませて、それが「何ぞ何ぞ」と問いかけて、相手に答えさせる言葉遊びのことである。(「何ぞ何ぞ」と相手に問う言い方が「なぞなぞ」の語源である。)クイズの一種であるが、なぞなぞの場合は一般的なクイズと違って、事実に基づくものが正解ではなく、言葉の言い回し、駄洒落、洒落を用いているのが一般的であって、ストレートに解くのではなく、とんちや捻りが必要である。そのため、一般常識とは異なる回答が正解となる場合もある。(例えば、算数では「1+1=2」であるが、なぞなぞでは「1+1=『田』」が正解になることもある。)

当然のことながら、これは各国語において存在しているものである。しかし、言語が違うと言葉(単語)の違いから、同じ意味の問題であっても言葉の違いで回答が異なるという場合もある。(当然、同じ答えとなる問題もある。)この当たりが「言葉遊び」ならではというところである。また、問題文を翻訳しても、原語の回答が得られるとは限らず、意味不明のものになってしまうこともある。また、問題は通用しても、正解が変わるということもある。→言葉遊びだから起こることである。

世界的に有名ななぞなぞの問題として知られているのは、スフィンクスが出題するとされている問題である。「朝は4本足、昼は2本足、夕は3本足。この生き物は何か?」という問題である。(この正解も余りにも有名なので、ここでは省略します。)しかも、この問題に答えられないと、スフィンクスが食い殺すという伝説もある。(こちらも有名ですね。)

ちなみに「クイズ」は広い雑学の知識を得られるものであるが、「なぞなぞ」は知識だけでは解く事が出来ず、自由何な発想が必要である。ということで、「なぞなぞ」と「クイズ」は別物とされている。なぞなぞは頭の体操にもなるということで、時々考えてみるのもよろしいかと...

英語では「Riddle」、ドイツ語では「Rätsel」、フランス語では「Charade」、イタリア語では「Indovinello」、スペイン語では「Adivinanza」、ポルトガル語では「Enigma」、オランダ語では「Raadsel」、中国語では「燈謎」と言う。

豚まん」:「豚饅頭」の省略した言い方である。「肉まん」と言うこともある。中華饅頭(中華まん)の一つであって、豚肉やタマネギなどを使って作られた餡を、小麦粉にイーストなどを加えて膨らませた皮に包み、それを蒸した料理である。解くに、「豚まん」と言うのは関西地方である。(関西で「肉」と言うと牛肉のことを指すため、豚肉を使っていから「豚肉饅頭」→「豚まん」と呼ぶようになった。)

中華饅頭の中では、小豆餡を用いた「あんまん」と共に、中華まんの代表的なものである。近年では、餡に様々なものを使ったものが登場していて、ピザマン、カレーまんもすっかり定着することになり、コンビニ各社では更に様々な中華まんを発売している。(ただ、季節限定で冬季の販売であって、夏期には販売していない。)

以前は英語では「Steamed Meat Bun」というように、説明した言い方がされていたが、世界的に知られる様になったこもあって、現在では英語をはじめ、殆どの原語で「Nikuman」と言い、中国語では「肉包子」と言う。

羊羹」:和菓子の一つであって、棹ものと呼ばれる菓子の一つである。基本的には、小豆を使った餡を寒天で固めた菓子である。主に、小麦粉をまぜて蒸し固めた「蒸し羊羹」、煮溶かした寒天を用いて固めた「水羊羹」、練り固めた「練り羊羹」がある。棹ものであるため、数える時は「1棹」「2棹」…、と数える。(数えるときの単位は「棹」であって、「本」や「個」ではない。但し、切った場合は「1切れ」「2切れ」…、と数えることもある。)

元々は中国の料理であって、羊の羹(あつもの)であった。日本に入ってきたのは鎌倉時代から室町時代であって、禅僧が日本に持ち込んだものである。しかし、禅宗では肉食が戒律で禁じられていたこともあって、ヒツジの肉を小豆に変えて作られ、それが現在の羊羹の原形となった。(「蒸し羊羹」である。)また、甘みを付けるために甘葛が使われていた。尚、この時の羊羹は小麦粉を混ぜて作った蒸し羊羹であった。(更に、小豆を他の穀物に変えて作ったものが「ういろう」となり、芋を用いたものが「芋羊羹」として、それぞれの和菓子が誕生している。)

また、当時は貴重品であった砂糖を使ったものもあったが、これは当然の如く、高級品として扱われた。(一般のものは甘葛が使われていた。)やがて、江戸時代になって、砂糖(黒砂糖)が普及するようになると、砂糖を用いたものが一般的になって、甘葛は使われなくなった。

当初から「羊羹」と言うと「蒸し羊羹」であったが、安土桃山時代に、寒天に小豆で作った餡を混ぜ、それを練り固めた「練り羊羹」が誕生している。更に、幕末になると、寒天を減らして水分を多くした「水羊羹」が生まれ、現在に至る3種類の羊羹が揃ったことになる。(「水羊羹」はせいぜい150年、「練り羊羹」は450年であるが、「蒸し羊羹」になると700年以上の歴史がある。)

最近では、日本各地で、その土地の名産品を小豆の代わりに餡に混ぜて作った羊羹も生まれている。(例えば、栗羊羹、柿羊羹、ユリ羊羹など。)また、20世紀になってからは、果物を混ぜた羊羹も生まれている。現代では、砂糖を減らして甘みを抑えた羊羹も作られている。

以前は英語で「Sweet Bean Jelly」と言っていたが、和菓子が世界的に知られるようになったことから、現在では英語をはじめ殆どの言語で日本語をローマ字表記とした「Yokan」と言い、中国語では「羊羹」と言う。

チーズケーキ」:チーズを用いたケーキである。チーズにはいくつかの種類があるが、これに用いられるのはナチュラル・チーズである。また、大別すると、温製のベイクト・チーズケーキ、湯煎焼きのスフレ・チーズケーキ、冷製のレア・チーズケーキの3つに分類される。

ベイクトは、普通のケーキのように、オーブンで焼いたものである。普通「チーズケーキ」と言うとこれを指す。

スフレは、ベイクトの材料の一部を変更(生クリームを牛乳に変える。)し、湯煎焼きにしたものである。尚、これは日本が発祥の地とされている。

レアは火を通さずに作られたものであって、クリームチーズなどに生クリームを混ぜ合わせたものを冷やし固めたものである。(下に生地を用いることもある。)また、これはゼラチンを用いて固めたものが一般的であるが、中には寒天を使ったもの、クリームチーズ自体またはホイップクリームの固さだけで固めたものもある。

歴史は古く、紀元前8世紀の古代ギリシャに存在していたことが分かっている。但し、現在のチーズケーキとは別物とされている。現在のチーズケーキとしては、ベイクトが中世のポーランドで作られたものとされている。そして、19世紀に、ポーランドからの移民が作っていたレシピが知られる様になって、それを元にアメリカで作られて、それが世界に広がっていくことになった。(歴史は数百年であるが、世界に広がったのは日本では明治期になってからとうことで、比較的新しいものということになる。)

英語では「Cheesecake」、ドイツ語では「Käsekuchen」、フランス語では「Cheesecake」、イタリア語では「Cheesecake」、スペイン語では「Pastel de Queso」、ポルトガル語では「Bolo de Queijo」、中国語では「奶酪蛋糕」と言う。

 

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