ケータイ刑事銭形海30話(3rd.4話)[裏ネタ編]PART 8 [ケータイ刑事]
「銭形海」の第30話(3rd.4話)「松山刑事、最大の危機! ~会社社長誘拐殺人事件」の裏ネタ編の増補は今回限りとなります。で、シリーズでお馴染みのネタとなっている「冷え性」に関しての海ちゃんと松山さんとのやりとりの所に出てきた言葉から、「冷え性」について、「頑固」について、「家系」について、「血筋」について、「普通」について記します。尚、「冷え性」は「舞・1話[裏ネタ編]PART 6」で記したものをベースにして加筆しました。
また、この物語について過去に記した記事(MBS放送時に記した[改訂版])は「ここをクリック」してご覧下さい。BS-i(当時)での本放送時に記した記事へのリンクもあります。また、この物語についての過去に記した裏ネタ編は2008/10/25付です。
「冷え性」:身体の特定部位(特に、手、足などの四肢の末端部が多い。)が特に冷たく感じる症状のことである。(全身では寒さを感じることは無いのだが、身体の特定部位のみで寒さを感じるものである。)また、この症状は女性に多く、男性には少ない症状として知られている。(男性でも冷え性の人はいますが...)
この症状に対しては、東洋医学の方が発達していて、漢方の方では対策が進んでいるが、これは西洋では身体の自覚症状としか扱わなかったためである。そういうこともあって、西洋医学では女性ホルモンを投与するなどの治療法があるが、十分にその仕組みが分かっていないため、その治療法が全く効果がないという場合もある。この症状に対しては、適当な運動をすること、血流をよくする食材を多く食べることなどが推奨されていて、コーヒーやタバコは避け、過労を避けるようにすることが良いとされている。
一つの原因として、ホルモンの変動とそれに伴う自律神経のバランスの乱れが原因ではないかと考えられていて、この説に乗っ取ると、周期的なホルモン変動が大きい女性にみの症状が多いことが説明される。(但し、この説で完全に証明された訳ではない。)
いくつかの原因があるだけに、原因が分かっていれば、それに応じた対処方法が(一応)あって、それぞれの原因療法があるが、現時点では完全ではない。手足の末端部に多いことから、手袋や靴下を用いるのは当たり前ですが...
「ケータイ刑事」では、「頑固な女には冷え性が多い」と言う台詞を、歴代の相棒が銭形に言うことがお約束になっているが、これが正しいということは科学的には説明されていない。
英語では「Poor Circulation」、ドイツ語では「Schlechter Kreislauf」、フランス語では「Pauvre Circulation」、イタリア語では「Circolazione Povera」、スペイン語では「Circulación Pobre」、ポルトガル語では「Circulação Pobre」、中国語では「寒症」と言う。
「頑固」:頑なで意地っ張りなこと、自分の考えに凝り固まっていて、他人の意見や情勢の変化を受け入れないこと、片意地を張り続けることを言う。または、強力でしつこいさまのことも言う。
一般的には年配者に多いというイメージがある。(「頑固爺さん」「頑固オヤジ」と言う言葉がそれを象徴している。)しかし、若者であっても頑固な人はいるのは言うまでも無い。
尚、頑固であることを貫、最後まで押し通すことを「頑固一徹」と言うが、昭和までの父親のイメージとして「頑固一徹」というものがある。
この物語では、松山さんの言葉によって海ちゃんは頑固と言うことを認めたとされてしまったが、言葉尻を上手く捉えてくれて、やってくれましたね。
英語では「Stubbornness」、ドイツ語では「Sturheit」、フランス語では「Entêtement」、イタリア語では「Caparbietà」、スペイン語では「Obstinación」、ポルトガル語では「Teimosia」、中国語では「頑固」と言う。
「家系」:家の系統のこと、血筋、血脈のことである。特に意識することなく、先祖から代々受け継いできているものであって、その家の生い立ち、家業、家格などを現すものである。
特に、職業を受け継ぐことでは、伝統芸能、技芸などでは世襲して受け継がれてきていることが当たり前になっていて、「家系」がステイタスの一つにもなっている。また、そういう家では、二世、三世、…、というように受け継がれていくが、これが問題になることもある。(特に、政治家の二世、三世などは、世襲の弊害が色々と言われている。)
英語では「Family」、ドイツ語では「Familie」、フランス語では「Famille」、イタリア語では「Famiglia」、スペイン語では「Familia」、ポルトガル語では「Família」、中国語では「血統」と言う。
「血筋」:2つの意味があって、医学の世界では「血液が流れる脈絡」のこと、則ち「血管」のことを指す。一般的には、先祖代々の血統のこと、血のつながり、血縁のこと、家系のことを指す。
特に「血筋」と言う場合は、祖先からの血のつながり、血統の良さなどを意味するときに良く使われる言葉である。
英語では「Blood Relationship」、ドイツ語では「Blutbeziehung」、フランス語では「Rapport du Sang」、イタリア語では「Rapport du Sang」、スペイン語では「Relación de Sangre」、ポルトガル語では「Relação de Sangue」、中国語では「血脈」と言う。
「普通」:広く一般に通ずること、何処にでも見受けられるものであることをいう。特にこれという個性的な特徴がなく、人並み、平均、平凡、というものとされる。また、「いつも通り」「通例」ということでもある。
これは、言い換えると「特別ではないこと」ということになる。→鉄道列車で「普通列車」し「特別ではない列車」ということで、駅を順番に停車していく列車、則ち各駅停車のことを指す。→一部の駅を通過する列車というのは、特別な列車ということになり、特別ではない列車ということになり、その対として「普通列車」と呼ばれる。(別途料金不要の急行、特急列車などを運行している私鉄では、この考えとなる。)
一方、急行料金、特急料金などが必要となる列車を運行しているJRなどでは、特別料金の不要な列車、という意味に解釈して、各駅停車ではない「快速列車」も「普通列車」に含んでいる。これは、料金のことで、急行/特急料金が必要なものは特別なものであって、それが不要なものは特別ではなく「普通」であるという考えから来ている。
寿司では「並」「上」「特上」などと呼ばれるが、「並」が普通ということになる。(「上」や「特上」というのは、上等のものであって、特別のものという位置づけになる。)
英語、ドイツ語、フランス語、スペイン語、ポルトガル語では「Normal」(但し、発音は異なる。)、イタリア語では「Normale」、中国語では「一般」と言う。
新・自分で治す「冷え症」 (マガジンハウス文庫 た 1-1)
- 作者: 田中 美津
- 出版社/メーカー: マガジンハウス
- 発売日: 2008/12/05
- メディア: 文庫
冷え性がみるみるよくなる100のコツ―冷え性のほか、むくみ、便秘まで解消!
- 作者: 主婦の友社
- 出版社/メーカー: 主婦の友社
- 発売日: 2009/11/04
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
頑固ジイさんかかってこんかい!―ヤンキー介護士の心の真剣勝負
- 作者: 袖山 卓也
- 出版社/メーカー: 青春出版社
- 発売日: 2004/07
- メディア: 単行本
新・家系の科学―二万余の調査で繁栄・衰退の法則がわかった!!
- 作者: 与那嶺 正勝
- 出版社/メーカー: コスモトゥーワン
- 発売日: 2010/04
- メディア: 単行本
「家系図」を作って先祖を1000年たどる技術 (DO BOOKS)
- 作者: 丸山 学
- 出版社/メーカー: 同文館出版
- 発売日: 2009/07/07
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
家紋の秘密―あなたのルーツを解き明かす 公家の生まれか、武将の血筋か? (ワニ文庫)
- 作者: 能坂 利雄
- 出版社/メーカー: ベストセラーズ
- 発売日: 1991/07
- メディア: 文庫
「普通がいい」という病~「自分を取りもどす」10講 (講談社現代新書)
- 作者: 泉谷 閑示
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2006/10/21
- メディア: 新書
普通はつらいよ―おもしろくて、楽しくて、すずやかに生きるコツ
- 作者: 斎藤 一人
- 出版社/メーカー: マキノ出版
- 発売日: 2007/04/01
- メディア: 単行本
コメント 0