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EVERLY BROTHERS『THE EVERLY BROTHERS』 [音楽(洋楽)]

表題のアルバムは1958年に発表されたデビュー・アルバムである。兄弟デュオとして1957年にデビューし、'50'sから'60's前半には大ヒット曲を連発した彼らは、1973年から1983年の間は解散していたが、再結成して、70代半ばになった現在も現役として活動を続けている。(そのため、キャリアは半世紀を超えている。)本アルバムは、そんな彼らの記念すべき最初のアルバムであり、全米No.1ヒットとなった曲も生またヒット・アルバムである。チャート成績は、Billboardで最高位16位を記録している。

収録曲は以下の全12曲である。『This Little Girl Of Mine』『Maybe Tomorrow』『Bye Bye Love』『Brand New Heartache』『Keep A Knockin'』『Be-Bop-A-Lula』『Rip It Up』『I Wonder If I Care As Much』『Wake Up Little Susie』『Leave My Woman Alone』『Should We Tell Him』『Hey Doll Baby』。

この中からシングル・カットされたのは2曲である。1st.シングルの『Bye Bye Love』はアメリカのカントリー・チャートで1位を獲得し、BillboardのHOT 100では最高位2位、カナダでは2位、イギリスでは6位を記録する大ヒットになった。また、1957年のBillboard年間シングル・チャートでは11位にランクインしている。続く2nd.シングルの『Wake Up Little Susie』はBillboardで2週連続の1位を獲得し、カナダでも1位、イギリスでは2位を記録し、1957年のBillboard年間シングル・チャートでは19位にランクインしている。

お薦め曲は、ヒット曲であって、彼らの名前を一躍知らしめることになった『Bye Bye Love』と『Wake Up Little Susie』、更に『Maybe Tomorrow』『Brand New Heartache』『Be-Bop-A-Lula』『Should We Tell Him』という所をピックアップしておく。

サウンドの方はカントリーをベースとした聴きやすいものである。とは言っても'50'sのものであるだけに、'50'sらしいシンプルなもので、そこに兄弟の美しいハーモニーを聴かせている。時代を感じるものであるが、安心して聴くことの出来るものである。

ただ、全12曲であるが、1曲の時間が短いこともあって、収録時間が短いのが不満点となる。が、現在では、本アルバムと、1960年に発表された3rd.アルバム(12曲収録)との「2 in 1」がリリース(しかも、ボーナス・トラック8曲を加えて、32曲の収録となっている。→これが1枚のCDに収録出来るのだから、1曲当たりの時間が短いと言うことがよく分かることになる。)されているので、そちらがお買い得であるのは言うまでも無いので、そちらで聴きましょう!

 

↓3rd.アルバムとの「2 in 1」です。

Everly Brothers/It's Everly Time

Everly Brothers/It's Everly Time

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Disconforme
  • 発売日: 2011/06/28
  • メディア: CD


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