ケータイ刑事銭形愛19話[裏ネタ編]PART 7 [ケータイ刑事]
「銭形愛」の19話「みんなは聴いていた ~ラジオ公開生放送殺人事件」の「裏ネタ編」の増補の2回目となる今回は、五代さんが車をここに駐めていたことから「路肩」について、愛ちゃんがそれを見つけてここに乗り込んできたことから「助手席」について、こう言ったことから「さぼり」について、ラジオのこれを聴いていたことから「ギャグ」について、これを食べていたことから「ポテトフライ」について記します。尚、「さぼり」は「零・3話[裏ネタ編]PART 3」で、「ポテトフライ」は「海・21話(2nd.8話)[裏ネタ編]PART 4」で記したものをベースにして、それぞれ加筆しました。
また、この物語について過去に記した記事は「ここをクリック」してご覧下さい。また、この物語に対する過去に記した裏ネタ編は2009/5/24、25、27、28、30付です。
「路肩」:普通は「ろかた」と読むが、「ろけん」と読む場合もある。
道路の両端部分にある有効幅員以外の路面の部分のことをいう。これは、道路の舗装部分を保護すると共に、対比のための余地としても使用される。但し、違法駐車がはびこる場所になることもある。
道路には様々な道路があって、複数車線を有する車の専用道路から、特に車線が設けられていない道路まで様々である。が、それらの各道路に路肩は設けられることになっている。(法的には、道路の種類、地形などに応じて道路構造令で細かく規定されている。→自動車専用道路では交通量の多い道路では1.75m~2.5m、少ない道路では1.25m~1.75m、都市部の一般道路では0.5mなどと定められている。)
英語では「Ombro」、ドイツ語では「Schulter」、フランス語では「Épaule」、イタリア語では「Spalla」、スペイン語では「Hombro」、ポルトガル語では「Ombro」、中国語では「路邊」と言う。
「助手席」:自動車に於いて、運転席の隣の席のことを言う。元々は、運転手の補助としてナビゲーターを務める者が座る席であって、運転補助者の席ということから「助手席」と呼ばれるようになった。(但し、これは自動車が登場する前の馬車でも同様である。但し、馬車の場合は御者の隣の席ということになる。)
現在では殆ど言われなくなったが、「助手台」と呼んだこともある。
尚、車でも乗り合いバスでは運転席の隣にこのように呼ばれる席はなく、また、自動車でも1人乗りのもの(例えば、レーシングカー(市販改造車のレース用車両は除く。)が該当することになる。)は助手席は存在しない。
英語では「The Seat Next to the Driver」、ドイツ語では「Der Sitz Neben des Fahrers」、フランス語では「Le Siège à Côté du Conducteur」、イタリア語では「Il Posto Prossimo al Conducente」、スペイン語では「El Asiento al Lado del Chófer」、ポルトガル語では「O Assento Próximo ao Motorista」、中国語では「副駕駛座」と言う。
「さぼり」:「サボタージュ(Sabotage)」の省略形である「さぼ」が動詞化してできた「さぼる」という言葉が名詞化したものである。意味は、怠けて仕事を休むこと、ずる休みをすること、またはそのようにして怠けている行為のことを言う。または、学校に行っていても授業を受けないこともこのように言う。
尚、元になった言葉であるフランス語の「Sabotage」は労働争議で使われる言葉であって、仕事を停滞させて能率を落とす行為のことを言う。そのため、単に怠けてずる休みをするという意味だけでなく、妨害工作や破壊工作という意味も含んでいる。しかし、日本語になった「さぼ」や「さぼり」には「破壊工作」というニュアンスはなく、「ずる休み」というニュアンスの意味しかない。
英語では「Skip」「Truant」「Cut」などの言葉が該当し、「Sabotage」という単語は該当しない。ということで、元の言葉から大きく変化している言葉であって、日本語の「サボタージュ」もある意味では和製英語と言って良い。また、ドイツ語、フランス語では「Sabotage」、イタリア語では「Sabotaggio」、スペイン語では「Sabotaje」、ポルトガル語では「Sabotagem」、中国語では「怠工」と言う。
「ギャグ」:本筋の間に挟み、笑いを取るための文句や仕草のことを言う。通常の会話の間に入れることで、場を和ませたりする効果があることから「入れ台詞」と言うこともある。
これは「笑いを取る」ものであるが、言葉で笑いを取るものと、仕草やポーズなどの動作で笑いを取るものとがある。また、当然のことながら、その両者を使って笑いを取るものもある。
また、単に「受け言葉」という意味で笑いを取ることに関係なく使われる場合もある。
英語では「Gag」、ドイツ語では「Knebel」、フランス語では「Plaisanterie」、イタリア語では「Bavaglio」、スペイン語では「Mordaza」、ポルトガル語では「Mordaça」、中国語では「噱頭」と言う。
「ポテトフライ」:「フライドポテト」と呼ばれることもある。ジャガイモを短冊状にカットして、それを油で揚げた料理である。尚、「ポテトフライ」も「フライドポテト」も和製英語であって、米英では通じない。(アメリカでは「French Fries」または「French Fried Potatos」、イギリスでは「Chips」または「Potetp Chips」という。)
これの発祥地はベルギーとされている。(アメリカにこれを持ち込んだのがベルギーからの移民であったが、ベルギーはフランスの隣国であり、公用語の一つにフランス語があるため、その人たちがフランス語を使っていたことからフランス人と勘違いされたため、「French」が名称に入ったとされている。)→ベルギーの歴史を紐解くと分かるが、ベルギーは欧州各国に支配されてきた歴史があり、フランス領だった時代もある。また、A・クリスティの生み出した名探偵・エルキュール・ポアロはベルギー南部のフランス語圏の出身であり、フランス語訛りの英語を話すことから、フランス人と勘違いされるということが物語の中によく登場している。
これは主食になるものではなく、あくまでも料理の付け合わせという位置づけの料理として知られている。ただ、ベルギーでは主食に近い存在になっている。(ベルギーでは「フリッツ」と呼ばれている。)アメリカではハンバーガーの付け合わせ(あくまでもハンバーガーが主で、ポテトは主にはならない。)として知られていて、日本でも同様になっていて、ハンバーガーなどのファーストフードではセットのようになっている。(セットもありますね。)
日本では、塩を振りかけたものが一般的であるが、ベルギーではマヨネーズを付けて食べるのが一般的となっている。また、アメリカではケチャップを付けて食べるのが一般的となっている。(これは国が違えば、という所である。)また、最近ではポテトチップスで様々な味のものがあるが、それと同様に、様々な味付けがされたものも登場している。
アメリカ英語では「French Fries」または「French Fried Potatos」、イギリス英語では「Chips」または「Potetp Chips」と言う。(日本でいう所の「ポテトチップス」は「Crisps」または「Poteto Crisps」と呼ばれており、別物である。)また、ドイツ語では「Pommes Frites」、フランス語では「Frites」、イタリア語では「Patatine Fritte」、スペイン語では「Patatas Fritas」、ポルトガル語では「Batatas Fritas」、中国語では「馬鈴薯條」と言う。
道路の路肩と法面 (1961年) (新道路シリーズ〈第4〉)
- 作者: 堂垣内 尚弘
- 出版社/メーカー: 理工図書
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- 作者: べつやくれい
- 出版社/メーカー: メディアファクトリー
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- 作者: 理央 周
- 出版社/メーカー: 日本経済新聞出版社
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- メディア: 新書
- 作者: 桧 博明
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- 発売日: 2004/11
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